検査データの「?」に答えます!

出版社: 文光堂
著者:
発行日: 2018-04-01
分野: 臨床医学:一般  >  臨床検査診断
ISBN: 9784830620447
電子書籍版: 2018-04-01 (第1版第1刷)
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商品紹介

臨床検査で得られる結果は,測定や検体保存の際の行為によって影響を受けたり,患者の個体差や病態によって基準値が変わってきたりと,様々な「落とし穴」が存在しており,臨床医が苦手にしている分野でもある.本書は,第1章では検査時の体位による変動など,各検査に特有でない横断的な「落とし穴」を,第2章では,一般検査,血液検査,生化学検査,免疫検査,感染症検査それぞれに特有な「落とし穴」を,それぞれ日々コンサルテーションに対応しているベテランの臨床検査医が解説.

目次

  • 表紙
  • 編集 / 執筆者
  • はじめに
  • 巻頭カラー
  • 目次
  • 1章 : 総論 検査値の基礎知識
  • 1. 検査の単位と共用基準範囲
  • 2. 基準値と臨床判断値 ( 病態識別値 )
  • 3. 検査値に影響を及ぼす生理的変動因子
  • 2章 : 各論 検査値異常のQ & A
  • 1. 一般検査
  • Q01 ウイルス性髄膜炎患者の髄液細胞数が多形核球優位です. 検査過誤ですか ?
  • Q02 人間ドックや検診受診者で便潜血検査の陽性率が低いのはなぜでしょうか ?
  • Q03 便潜血検査は1回ではダメなのですか ?
  • Q04 腎機能に異常がなく, 浮腫もないのに尿蛋白強陽性です. 原因は ?
  • Q05 試験紙法による尿蛋白定性検査と定量検査の結果に乖離を認めます. 原因は ?
  • Q06 血糖値が高値でないのに尿糖陽性の患者がいます. 腎性糖尿でしょうか ?
  • Q07 尿沈渣で赤血球が認められるのに尿潜血陰性です. なぜでしょうか ?
  • Q08 尿潜血陽性なのに尿沈渣で赤血球が認められません. なぜでしょうか ?
  • 2. 血液検査
  • Q09 生来健康な若い女性アスリートが健診で貧血と診断されました. 原因は ?
  • Q10 出血や溶血を認めない患者のHbが極異常値になりました. 原因は ?
  • Q11 MCHCが異常高値を示しました. 原因は ?
  • Q12 一昨日, 昨日, 本日と血算の報告値がバラバラに変動しています. 原因は ?
  • Q13 救急患者の末梢血検査が汎血球減少でした. 骨髄検査は必要でしょうか ?
  • Q14 検査室より「偽血小板減少である」と言われました. どういうことでしょうか ?
  • Q15 ヘパリンを使用している透析患者でPltの減少や回路内凝血を認めます. 原因は ?
  • Q16 血小板増多症の患者で血清K値が高値でした. 原因は ?
  • Q17 病的な要因はないのにPT, APTTともに延長しています. 延長の原因は ?
  • Q18 「FDPのみ高値」で, 他の凝固・線溶系の検査には異常を認めません. 原因は ?
  • Q19 副腎出血, Plt減少, APTT延長がみられます. どう関係しているのでしょうか ?
  • Q20 小球性低色素性貧血ですが, 鉄剤を投与しても改善しません. なぜでしょうか ?
  • 3. 生化学検査
  • Q21 昨日の外来採血と本日の病棟採血でTP値が1g / dL近くも違っています. なぜでしょうか ?
  • Q22 蛋白分画でγ領域のピークが著しく低くなっています. 原因は ?
  • Q23 52歳の女性で総ビリルビンよりも直接ビリルビンが高値です. 原因は ?
  • Q24 黄疸を認める患者なのにビリルビン値はあまり高くありません. 原因は ?
  • Q25 小児でALPが異常高値です. なぜでしょうか ?
  • Q26 γ - GTはいつも基準範囲なのにALPは時に高値となります. 原因は ?
  • Q27 人間ドック受診者で無症状なのにCKが異常高値との報告を受けました. 原因は ?
  • Q28 血中アミラーゼが高値なのに尿中アミラーゼは低値でした. 原因は ?
  • Q29 尿酸値が高値だったので再検査したところ正常化しました. なぜでしょうか ?
  • Q30 UNとCrがともに低値の患者がいます. 原因は ?
  • Q31 eGFRでは高齢者の腎機能を正しく評価できない場合があります. なぜでしょうか ?
  • Q32 電解質の検査でNaは低下せず, Clのみが低下していました. なぜでしょうか ?
  • Q33 血清Kが高値だったので再検査したら正常化しました. なぜでしょうか ?
  • Q34 血清Kの検査値がパニック値を大幅に超えました. なぜでしょうか ?
  • Q35 糖尿病治療中の中年女性で血糖が高値なのにHbA1cは基準範囲以下でした. 原因は ?
  • Q36 HbA1c高値と言われて別の病院を受診したら高くないと言われました. なぜでしょうか ?
  • Q37 甲状腺ホルモンが高値なのにTSHが基準範囲の患者がいます. 原因は ?
  • 4. 免疫検査
  • Q38 血清フェリチンが異常高値の患者がいます. 原因は ?
  • Q39 SCC 高値患者を精査したら悪性腫瘍は認めず, 再検査では基準範囲でした. 原因は ?
  • Q40 CA19 - 9, CEA高値の患者で腫大した卵巣の摘出後も高値が持続しています. 原因は ?
  • Q41 CA19 - 9高値と言われて別の病院を受診したら高くないと言われました. なぜでしょうか ?
  • Q42 膵癌患者でCA19 - 9が異常低値です. なぜでしょうか ?
  • Q43 臨床所見から関節リウマチの可能性が低い患者なのにRF高値です. 原因は ?
  • Q44 救急外来受診の急性虫垂炎疑い患者でCRPの上昇が認められません. なぜでしょうか ?
  • Q45 百日咳抗体の東浜株が160倍, 山口株が40倍でした. 百日咳と診断してよいでしょうか ?
  • Q46 HBs抗原陽性なのにその他のB型肝炎関連検査はすべて陰性でした. なぜでしょうか ?
  • Q47 HIV抗体陽性で, WB法, RT - PCR法は陰性でした. 乖離の原因は ?
  • Q48 O型の父親とAB型の母親からAB型の子どもが生まれました. なぜでしょうか ?
  • 5. 感染症検査
  • Q49 感染症検査の偽陰性と偽陽性はどのように考えればよいでしょうか ?
  • Q50 前日の髄液検査が正常だった細菌性髄膜炎患者を経験しました. なぜでしょうか ?
  • Q51 Clostridium感染症患者でRBCが著明に低下しています. なぜでしょうか ?
  • Q52 外来患者の便からShigella boydiiが検出されました. どう対処したらよいでしょうか ?
  • Q53 ノロウイルスはどのように検査を依頼したらよいでしょうか ?
  • 索引
  • 奥付

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この書籍の参考文献

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本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

1章 : 総論 検査値の基礎知識

P.4 掲載の参考文献
1) 日本臨床検査標準協議会基準範囲共用化委員会. 日本における主要な臨床検査項目の共用基準範囲案-解説と利用の手引き. http://www.jccls.org/techreport/public_comment_201405_p.pdf
P.8 掲載の参考文献
1) 日本臨床検査標準協議会基準範囲共用化委員会編. 日本における主要な臨床検査項目の共用基準範囲案-解説と利用の手引き. http://www.jccls.org/techreport/public_comment_201405_p.pdf
2) 日本動脈硬化学会. 動脈硬化性疾患予防ガイドライン 2017年版. ナナオ企画. 2017

2章 : 各論 検査値異常のQ & A

P.15 掲載の参考文献
2) Rice SK et al. Clinical characteristics, management strategies, and cost implications of a statewide outbreak of enterovirus meningitis. Clin Infect Dis 1995 ; 20 (4) : 931-937
3) 近藤富雄ほか. 無菌性髄膜炎における疫学的, 臨床的検討 (第9報) 髄液細胞分画の臨床的検討. 小児科臨床 1994 ; 47 (5) : 969-974
P.17 掲載の参考文献
1) 菅野剛史ほか. OC-ヘモディア (栄研) の基礎的, 臨床的検討-免疫化学的潜血反応の臨床的検討を含めて. 臨検機器・試薬 1987 ; 10 (2) : 237-240
P.19 掲載の参考文献
1) 国立がん研究センターがん情報サービス http://ganjoho.jp/med_pro/pre_scr/screening/screening_colon.html
2) がん検診の適切な方法とその評価法の確立に関する研究班. 有効性評価に基づく大腸がん検診ガイドライン 2005
3) 斎藤博ほか. 大腸がん検診のエビデンスと今後の研究の展望. 日消誌 2014 ; 111 (3) : 453-463
4) 祖父江友孝ほか. 有効性評価に基づく大腸がん検診ガイドライン (普及版). 癌と化学療法 2005 ; 32 (6) : 901-915
5) 藤田昌英ほか. 大腸集検における複数回免疫便潜血検査 (RPHA) によるスクリーニングの精度評価. 日消集検誌 1995 ; 36 (4) : 477-485
6) 健発第0331058号 がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針について平成20年3月31日厚生労働省健康局長通知別添
P.21 掲載の参考文献
1) 伊藤機一, 三宅一徳. 一般検査のミステリー 意図的異物混入による尿検査の撹乱. 検査と技術 2001 ; 29 (1) : 62-64
P.23 掲載の参考文献
1) 永野敦嗣ほか. 尿蛋白定性検査と定量検査の乖離. 腎と透析 2016 ; 80 : 16-18
2) 菊池春人. 尿蛋白試験紙とBence Jones蛋白. 検査と技術 2011 ; 39 (8) : 588-592
3) 井本真由美ほか. 尿タンパク試験紙にBence Jonesタンパクが反応することの検証. 臨床化学 2014 ; 43 (3) : 217-225
P.25 掲載の参考文献
1) 森崇寧ほか. 腎輸送体 (チャネル・トランスポーター) の異常による疾患と診断―輸送体機能異常の理解から病態を知る. 医学の歩み 2014 ; 249 (9) : 851-858
P.27 掲載の参考文献
1) 菊池春人. 【血尿を診る】試験紙法と尿沈渣. 腎と透析 2012 ; 72 (2) : 138-142
P.37 掲載の参考文献
1) 菊池春人, そのCBCデータ大丈夫? -末梢血検査の病態外変動を考える. 機器・試薬 2017 ; 40 (2) : 125-129
P.43 掲載の参考文献
1) 松尾武文ほか. 透析におけるヘパリン起因性血小板減少症の特徴. 日透析医学会誌 2016 ; 49 (5) : 323-330
3) 吉賀正亨ほか. ラテックス凝集法とEIA法で血小板第4因子-ヘパリン複合体抗体の測定結果に乖離を生じたヘパリン起因性血小板減少症の1例. 臨床病理 2014 ; 62 (11) : 1047-1051
P.45 掲載の参考文献
1) 清宮正徳ほか. 偽性高カリウム血症への注意. 検査と技術 2014 ; 42 (5) : 500-503
P.55 掲載の参考文献
1) Ekelund LG, et al. Time course for the change in hemoglobin concentration with change in posture. Acta medica Scand 1971 ; 190 (4) : 335-336
P.63 掲載の参考文献
1) Posen S, et al. Transient hyperphosphatasemia of infancy--an insufficiently recognized syndrome. Clin Chem 1977 ; 23 : 292-294
2) 後藤幹生. 一過性高アルカリホスファターゼ血症の原因のひとつは, RSウイルス感染である. 臨床病理 2002 ; 50 (12) : 1146-1149
P.65 掲載の参考文献
1) 松下誠ほか. BまたはO型で分泌型の人のアルカリ性ホスファターゼ活性は前夜の脂肪食摂取量によって変動する. 臨床病理 2013 ; 61 (4) : 307-312
P.67 掲載の参考文献
1) Latham J et al. Clinical inquiries. How much can exercise raise creatine kinase level--and does it matter? J Fam Pract 2008 ; 57 (8) : 545-547
P.69 掲載の参考文献
1) 急性膵炎診療ガイドライン2015改訂出版委員会編. CQ2急性膵炎の診断ではどの膵酵素の測定が重要か? 急性膵炎診療ガイドライン 2015, 金原出版, 2015, 58-63
P.71 掲載の参考文献
1) 日本痛風・核酸代謝学会ガイドライン改訂委員会編. 高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン第2版 (2012年追補版). 1-128, メディカルレビュー社, 2012
2) 嶺尾郁ほか. 高尿酸血症の病態と尿酸代謝-運動と尿酸代謝の関連性. Modern Physician 1995 ; 15 : 1040-1042
P.73 掲載の参考文献
1) 小児基準値研究班編. 日本人小児の臨床検査基準値. 日本公衆衛生協会, 1997, 137-148
P.79 掲載の参考文献
1) 伏見了. 緊急 現場から学ぶ対処法 検査じょうほう室 血中K濃度が異常高値を示す2例. 検査と技術 2003 ; 31 (7) : 654-656
2) Farber SJ et al. Observations on the plasma potassium level of man. Am J Med Sci 1951 ; 221 (6) : 678-687
3) World Health Organization. WHO Guidelines on Drawing Blood : Best Practices in Phlebotomy. World Health Organization Press, Geneva, 2010
4) 日本臨床検査標準協議会, 標準採血法検討委員会. 標準採血法ガイドライン (GP4-A2). 2011
5) 浅井のどか. 採血手技が生化学データに及ぼす影響について. 日赤検査 2009 ; 42 (1) : 50-56
6) 清宮正徳ほか. 採血に起因する血中カリウム偽高値の出現機序と, 回避方法に関する検討. 日臨検自動化研会誌 2009 ; 34 (5) : 839-844
P.87 掲載の参考文献
1) 大江秀美ほか. 甲状腺刺激ホルモン (TSH) 不適切分泌症候群の診断の実際-まれだが, 誤診しやすい症候群. Medical Practice 2011 ; 28 (11) : 1972-1976
2) 青野悠久子. 技術講座 生化学 ホルモンの測定シリーズ 甲状腺・副甲状腺系 甲状腺刺激ホルモン (TSH) の測定法. 検査と技術 2009 ; 37 (6) : 505-511
3) 玉井一ほか. 全自動化学発光免疫測定装置アーキテクトi2000による血中TSH,FT4, FT3, T4, T3測定の基礎的ならびに臨床的検討. 医学と薬学 1999 ; 42 (4) : 609-622
P.111 掲載の参考文献
1) 三宅一徳. 検査データの読み方と考え方. 臨床検査のガイドライン JSLM2015検査値アプローチ/症候/疾患, 日本臨床検査医学会ガイドライン作成委員会編, 日本臨床検査医学会, 2015, 21-24

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