糖尿病治療ガイド 2018-2019

出版社: 文光堂
著者:
発行日: 2018-05-12
分野: 臨床医学:内科  >  糖尿病
ISBN: 9784830613920
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880 円(税込)

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商品紹介

本書は日本糖尿病学会が総力を挙げて編集・執筆したガイドブックで,コンパクトな1冊ながら,糖尿病診療の基本的な考え方から最新情報までをわかりやすくまとめた,充実した内容となっている.内科医はもとより,他科の医師,コメディカルスタッフなどにもご好評いただき,広く活用いただいている.今回の改訂では,最新の薬剤情報への更新などのほか,「高齢者糖尿病治療ガイド2018」の記載に合わせて,高齢者糖尿病についての解説を充実させた.また,わが国における大規模臨床試験である「J‒DOIT」をコラムとして追加するなど,全面的に内容をアップデートしている.

目次

  • 1.糖尿病 疾患の考え方
     A.糖尿病とは
     B.糖尿病に関する指標
       1.平均血糖値を反映する指標
       COLUMN HbA1cの国際標準化に伴う表記法の変更
       2.インスリン分泌能の指標
       3.インスリン抵抗性の指標
       4.脂質代謝の指標
     C.糖尿病の分類
      1.糖尿病の成因分類
      2.糖尿病における成因(発症機序)と病態(病期)

    2.診 断
     A.病歴聴取の注意点
      1.現病歴
      2.既往歴
      3.家族歴
      4.治療歴
      5.病気に関する知識と生活歴
     B.身体所見のポイント
      1.皮 膚
      2.眼
      3.口 腔
      4.下 肢
      5.神経系
     C.診断のための検査
      1.糖代謝異常の判定区分と判定基準
      2.75gOGTT(75g経口ブドウ糖負荷試験)
     D.糖尿病の診断
     E.境界型とメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)
      1.境界型とは
      2.境界型の鑑別
      3.境界型を見出したときの取り扱い

    3.治 療
     A.治療目標とコントロール指標
      1.糖尿病治療の目標
      2.コントロールの指標
     B.治療方針の立て方
      1.インスリン非依存状態
      2.インスリン依存状態
     C.糖尿病患者教育とチーム医療
      1.糖尿病患者教育
      2.自己管理行動を促進する心理・行動学的方法
      3.心理的問題の扱い方
      4.チーム医療の重要性
     D.災害への備えと災害時の対応
      1.病院・診療所・医療者レベルでの備えまたは対応
      2.糖尿病患者レベルでの備えまたは対応
      COLUMN 糖尿病に関連するわが国の団体

    4.食事療法
     A.食事療法の進め方
      1.適正なエネルギー摂取量の指示
      2.バランスのとれた食品構成
     B.食事療法の実際
      1.食品交換表
      2.患者への食事指示
      3.食事療法の評価と指導
     C.合併症の予防のために

    5.運動療法
      1.運動の種類
      2.運動の強度
      3.運動の頻度と負荷量
      4.運動療法指導上の注意点
      5.運動の種類と消費エネルギー
      6.運動療法を禁止あるいは制限した方がよい場合

    6.薬物療法
     A.経口薬療法
      1.ビグアナイド薬
      2.チアゾリジン薬
      3.スルホニル尿素(SU)薬
      4.速効型インスリン分泌促進薬(グリニド薬)
      5.DPP‒4阻害薬
      6.α‒グルコシダーゼ阻害薬
      7.SGLT2阻害薬
      8.配合薬
     B.注射薬療法
      1.インスリン療法
      2.インスリン以外の注射薬:GLP‒1受容体作動薬
     C.その他の薬物療法
      1.糖尿病に合併した高血圧
      2.糖尿病に合併した脂質異常症

    7.低血糖およびシックデイ
     A.低血糖
      1.症 状
      2.高血糖性の昏睡との鑑別
      3.低血糖の誘因
      4.低血糖時の対応
      5.再発予防
     B.シックデイ
      1.シックデイとは
      2.シックデイ対応の原則
      3.入院加療が早急に必要な場合

    8.糖尿病合併症とその対策
     A.糖尿病合併症とは
     B.急性合併症
      1.糖尿病ケトアシドーシス
      2.高浸透圧高血糖状態
      3.感染症
     C.慢性合併症
      1.糖尿病網膜症
      2.糖尿病腎症
      3.糖尿病神経障害
      4.動脈硬化性疾患
      5.糖尿病足病変
      6.手の病変
      7.歯周病
      8.認知症
      COLUMN 糖尿病と癌
      COLUMN 糖尿病予防のための戦略研究
       (Japan Diabetes Outcome Intervention Trial:J‒DOIT)
     D.合併症の検査
      1.急性合併症のための検査
      2.慢性合併症のための検査

    9.ライフステージごとの糖尿病
     A.小児・思春期における糖尿病
      1.1型糖尿病
      2.2型糖尿病
     B.妊娠と糖尿病
     C.高齢者の糖尿病

    10.専門医に依頼すべきポイント
     A.糖尿病専門医に依頼する場合
      1.血糖コントロール不良
      2.教育入院
      3.慢性合併症
      4.急性合併症
      5.手 術
     B.他科専門医に依頼する場合
      1.眼 科
      2.腎臓内科
      3.神経内科,皮膚科,外科
      4.循環器科
      5.泌尿器科
      6.整形外科
      7.精神科,心療内科
      8.歯 科
      9.感染症
     C.地域連携,病診連携

    付 録
     特定健診・特定保健指導の進め方─糖尿病予防の立場から
     自己検査用グルコース測定器一覧表
     血糖降下薬一覧表
     参考書

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