病棟に頼らない地域精神医療論

出版社: 金剛出版
著者:
発行日: 2018-06-20
分野: 臨床医学:内科  >  精神医学
ISBN: 9784772416252
書籍・雑誌
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商品紹介

精神科病棟から自由になったとき、街になにが起こり、人はどう変わるのか。「住む=生きる」「家族=環境」「ケア=サービス」「地域」「人材」にフォーカスし、医療者・当事者・家族の挑戦と実践から地域精神医療を読み解く。

目次

  • ▼第1部-序章
    病棟がなくなった浦河の衝撃と展望

    ▼第2部-総論
    病棟に頼らない地域精神医療
    海外・国内の調査研究から見る地域精神医療の現状

    ▼第3部-各論
    ★「住む=生きる」を支える
     住居の確保と生活支援
     仲間づくり・居場所づくり・社会的役割
     働くことを支える
     老後に備える――「老い」に相対する地域精神医療
    ★「家族=環境」を支える
     家族内の葛藤・混乱を支える
     精神障がい者家族が地域で当たり前に生きるために
    ★「ケア=サービス」の具体的な姿
     薬物療法
     身体ケア(一般医療連携)
     アウトリーチ
     ケースマネジメント
     地域で危機を乗り越える
     ピア・スタッフの関わりの意義
    ★「地域」を耕す
     保健所を中心とした保健医療圏域単位でシステムを考える
     地域住民との連携――愛媛県愛南町の精神医療構造改革
     予防・早期の対応を可能にするシステムづくり――英国のシステムと東京都世田谷区の挑戦
    ★「ひと」を育てる
     スタッフの脱施設化
     安心して地域で生活者として
     市民とのつながりのなかで――小さな心の居場所30年の実践

    ▼第4部-終章
    来たるべき「病棟に頼らない地域精神医療」

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