目次
- 第1章 言語障害の全体像をつかむSTADの網羅性
1 言語聴覚療法におけるスクリーニングの位置づけ
2 意識障害下におけるスクリーニング
3 インテーク面接におけるラポール形成
4 STADのアルゴリズム
第2章 13項目の目的と採点マニュアル
1 アイコンタクト
2 名前発話
3 見当識
4 構音器官
5 指示理解
6 手指構成模倣
7 構音交互運動
8 復唱
9 数唱
10 物品呼称
11 図形模写
12 名前書字
13 書き取り
第3章 STADの臨床応用
1 スクリーニングに先立つ情報収集
2 初診と評価・診断・訓練のプロセス
3 コミュニケーション障害の重症度判定
4 訓練教材の運用の効率化
5 慢性期臨床でのSTAD活用
第4章 ケースシリーズ
1 症例I:軽度意識障害が残存する急性期失語症(発症3日)
2 症例II:両側橋損傷による構音障害(発症4日)
3 症例III:情動の安定化がみられた認知機能低下例 (発症1ヵ月)
第5章 STADの標準化試験
1 健常ノルム算定試験
2 STADの信頼性と妥当性
3 基準関連妥当性
4 STADの中止基準
第6章 Q&A よくある質問
Q1 構音交互運動に/pataka/がないのはなぜですか?
Q2 読むモダリティーがないのはなぜですか?
Q3 非言語検査では何をみることができますか?
Q4 非言語検査が満点でも高次脳機能障害があるときがあります
Q5 純粋失読の評価はどうすれば良いですか?
Q6 復唱に短文レベルがないのはなぜですか?
Q7 STADに至るまでの開発過程を知りたい