臨床心理学 18/5 2018年

出版社: 金剛出版
発行日: 2018-09-10
分野: 臨床医学:内科  >  雑誌
ISSN: 13459171
雑誌名:
特集: 加害と被害の関係性
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目次

  • 特集 加害と被害の関係性

    1 総論
     包括的視点から読み解く臨床―被害と加害の循環という視点
     加害のなかの回復―暗転した世界に兆す一縷の光を求めて
     関係性問題を評価する―DSM-5とICD-11における位置付け

    2 臨床編
     1-親密関係における加害/被害
      加害・被害の原点はDVにあり
      罰せられるべきはだれか―性虐待と犯罪・非行
      子ども虐待から親に対する家庭内暴力へ
      子ども虐待における加害と被害の世代間連鎖と世代内連鎖
     「機能不全家族」の在宅介護問題―高齢者虐待
     2-閉塞状況における加害/被害
      加害-被害-傍観のトライアングル―いじめを見抜いて解決/解消する
      閉鎖状況における困難―児童養護施設で起こる暴力
      妄想=暴走する男たち―ハラスメントの要の位置にある男性性ジェンダー
     3-社会に放たれる「傷つき/被害感情」
      被害感情の表出としての自殺―座間遺棄事件
      対人援助者のこころの健康と相模原事件―被害者から加害者へ
      傷つけられた自己愛―ヘイトスピーチ
      傷ついた「モンスター」―クレーマーではないかもしれない
      対話を超えた和解―ルワンダ・ジェノサイド生存者・加害者の新たなる関係構築に寄り添って

    投 稿
     原著論文
      認知行動療法に対するモチベーションを測定する尺度の開発
       ―The Nijmegen Motivation List 2日本語版の作成
     理論・研究法論文
      加速化体験力動療法の理論と介入がもたらす変容―治療関係における感謝に注目して
     資料
      大学生のスピーチ不安に伴う不安のコントロール感の継時的変化の検討

    リレー連載
     臨床心理学・最新研究レポート・シーズン3
      (13)「精神科治療は精神疾患を減らすことができるのか?」
    主題と変奏―臨床便り(33)
      「沖縄戦の語りとその後」

    書 評
     セシル・G・ヘルマン 著『ヘルマン医療人類学―文化・健康・病い』
     アーノルド・R・ブルーン 著『EMP早期記憶回想法―記入用紙/マニュアル』
     福田真也 著『新版 大学生のこころのケア・ガイドブック―精神科と学生相談からの17章』 
     鶴 光代・津川律子 編『シナリオで学ぶ心理専門職の連携・協働
                 ―領域別にみる多職種との業務の実際』

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