漢方医学の世界は「なるほど!」「そうなんだ!」でいっぱい。診断や処方選択,生薬の解説,名前の由来など,難しそうな内容が簡単にわかりやすく学べる食事や病気の予防にも役立つ知識は,患者とのコミュニケーションにも西洋医学とは異なり、漢方医学では“四診”によって“証”を見極め、処方を選択するなどされる漢方薬。とっつきにくそうなイメージがあります。しかし、現在わが国で取り入れられている漢方医学は実はとても身近で、きちんと理解すれば医療だけでなく、日常生活にも応用できるものなのです。本書はそんな漢方医学の歴史や生薬、養生の考え方をはじめ、医療者として知っておきたい漢方薬の効能・効果適応症や副作用についても、イラストとやさしい文章でわかりやすく解説。健康増進やセルフメディケーションにもつながる漢方医学の知識は、健康相談や服薬指導の際の患者さんとのコミュニケーションにも役立ちます!漢方医学への苦手意識をすっきり解消できる1冊です。