精神科治療学 33/11 2018年11月号
目次
- 特集 摂食障害の今日的理解と治療 I
特集にあたって
摂食障害の過去，現在，これから
摂食障害の今日的臨床像と診断─心療内科の観点から─
摂食障害治療の基本問題の決着に向けて─精神科診療所で完結する摂食障害治療─
現代社会の中の摂食障害─何がリスクファクターなのか─
摂食障害と心的外傷─メンタライゼーションの観点から─
摂食障害の生物学的メカニズムの今日的理解─内分泌など生理的機能を中心に─
摂食障害における強迫性と衝動性
摂食障害における嗜癖性の臨床的意義
摂食障害と発達障害
摂食障害におけるパーソナリティ特性
摂食障害と認知機能─いかに臨床像と関連するか─
摂食障害の時間的変遷─長期経過の中で心身に何が起こるのか─
臨床経験
喪失体験が発症契機となったシャルル・ボネ症候群の一症例
低活動型せん妄との鑑別を要したカタトニアに高用量lorazepam が奏効した一例
敏感性格にオルトレキシアと短期精神病性障害が合併した1 例
13年間自宅にひきこもり全身浮腫により救急搬送された長期未治療の統合失調症の1例
─移送制度の活用に関する一考察─
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