目次
- はじめに~最期をどこで迎えるか~
第1章 看取り介護の現状と展望
1-1 つなぎ介護という名称の提案
1-2 様々な場所で終末期を過ごすことが求められている
第2章 看取り介護のPDCA
2-1 PDCAサイクルを構築するためのフローチャート
2-2 看取り介護に関する診療報酬算定ルールとアドバンス・ケア・プランニングの役割
3-3 終末期判定と余命診断~QODの視点から
4-4 看取り介護指針を作成した理由とその要点
5-5 愛する人の旅立ちにあたって
6-6 リビングウイルの気もちが揺れたらどうするか
7-7 看取り介護計画作成の要点とその実際
2-8 悔いのない看取り介護のためのスタッフ連携
第3章 職員教育に活かすノウハウ
3-1 看取り介護は特別なケアではなく、日常介護の延長線上にあるもの
3-2 看取り介護の評価の意味~天のない介護の実践として
3-3 デスカンファレンスから生まれた思いと新しいケアの方法論
3-4 家族やスタッフの精神的負担を生まないエピソードづくり
愛4章 看取り介護のQ&A
4-1 救急車を呼ぶ看取り介護はあり得るのか
4-2 看取り介護への様々な疑問に答えて~Q&A方式での回答
第5章
5-1 PDCAサイクルとして求められる地域啓発活動としての終活セミナー
5-2 あきらめない介護を考えるきっかけになった出来事
5-3 家族を看取る機会を奪い取ることの罪
5-4 高品質な看取り介護は、定着率の向上と顧客に選ばれる効果に結びつく
5-5 死を語ることは愛を語ること
5-6 自分の死に方、死に場所を考える意味
5-7 寂しい看取り介護にさせない環境が望まれる
5-8 旅立つ瞬間を看取る意味
第6章 看取り介護の課題
6-1 新設されたターミナルケアマネジメント加算への要望
6-2 命と向き合う重さ。生きる意味を問うという命題の困難さ
6-3 命の期限の告知をめぐる諸問題
6-4 老健におけるターミナルケアの現状と課題