新しい臨床を開拓するための分子循環器病学

出版社: 南山堂
著者:
発行日: 2019-04-05
分野: 臨床医学:内科  >  循環器一般
ISBN: 9784525249410
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6,600 円(税込)

商品紹介

循環器疾患領域では発症機序・分子病態の解明が進み,未来医療を導くような基礎研究も進展しているが,それらの知見は臨床医にはまだ十分に理解・活用されていない.「脳卒中・循環器病対策基本法」も成立し,大きく変わる循環器診療のなかで,本書では,30テーマの第一人者が,疾患予防・治療につながる基礎研究の過去・現在と未来を語る.

目次

  • 1.循環器疾患におけるゲノム解析の意義は何か
    2.分子構造解析で何が見えるか
    3.心臓発生の分子機序から先天性心疾患を理解する
    4.Direct reprogrammingによる心臓再生
    5.心肥大の細胞内シグナルと転写制御
    6.統合的オミックス解析により心不全の謎を解く
    7.神経制御の破綻による循環器病
    8.カルシウムハンドリング異常としての心不全
    9.HFrEFとHFpEFの細胞内シグナル
    10.栄養・エネルギー代謝から考える心不全
    11.ミトコンドリア異常は心不全の原因か
    12.心不全における酸化ストレスの役割
    13.循環器疾患発症・進展における小胞体ストレス応答の役割
    14.虚血コンディショニングと心筋保護
    15.オートファジー性分解の心臓における役割
    16.循環器疾患に炎症・免疫応答はどうかかわるか
    17.アディポサイトカインと循環器病
    18.多臓器連関・多細胞連関から考える循環器病
    19.心腎連関の実行分子は何か
    20.心筋症の分子遺伝学はどこまで進んだか
    21.周産期心筋症の分子機序
    22.腫瘍循環器学とは何か
    23.心房細動を分子生物学で紐解く
    24.遺伝性不整脈の理解はどこまで進んだか
    25.iPS細胞を用いた病態解明
    26.non-coding RNAの循環器病への関与
    27.腸から動脈硬化を予防する
    28.大動脈瘤病態研究の発展と臨床応用
    29.Marfan症候群における大動脈瘤形成機序
    30.肺動脈性肺高血圧症における炎症性シグナルの役割

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