ケアするまちのデザイン

出版社: 医学書院
著者:
発行日: 2019-04-01
分野: 看護学  >  公衆衛生/地域
ISBN: 9784260036009
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商品紹介

医療・介護・福祉が連携し、支援が必要な人々を地域で支える「地域包括ケア」。そこに住民の主体的な支え合いを加えた「地域共生社会」が提唱されている。しかしその実現は各地域に委ねられているのが現状だ。本書では、地域課題を住民たちが解決する手助けをする「コミュニティデザイン」の第一人者が地域包括ケアの先進地域を訪ね、「地域共生社会をつくるもの」を探る。答えは、ケアとデザインを組み込んだまちづくりにあった!

目次

  • 1 ケアとまちづくりはどこで出合うのか
       ─高齢者総合ケアセンターこぶし園のサポートセンター
     吉井靖子さん 社会福祉法人長岡福祉協会 高齢者総合ケアセンターこぶし園 総合施設長/看護師
         ×
     高田清太郎さん 株式会社高田建築事務所 代表取締役/建築家
    医療・福祉とまちづくりが近づいてきた/ケアをまちのなかへ届けるしくみをつくる/
    まちの一部としての「サポートセンター」/施設じゃない、家をつくるんだ/
    「自分が住むなら」の目線/まちでできることを広げていく/「あそこなら入ってもいい」
    と言われるように/できない理由を100挙げるか、できることを1つ見つけるか/まちに境界線はいらない

    2 誰がまちをケアするのか─魅知普請の創寄りとチーム永源寺
     花戸貴司さん 東近江市永源寺診療所 所長/医師
         ×
     北川憲司さん 滋賀地方自治研究センター 理事
    多種多様な人材がクロスする「東近江 魅知普請曼荼羅」/人と人をつなぐことで
    9割くらいはうまくいく/地域包括ケアは高齢者だけのものではない/
    「病気だけを診るのではなくて、私の生活のすべてをみてください」/
    医療は、その人の生活や役割の邪魔をしてはいけない/医療・介護・福祉ができることは
    限られている/プロは差し控えることを知っている/「最期まで家で」を実現するのは、
    本人の意思/「そんな人いたっけ?」と言われるリーダーが理想/「おまえが言うなら仕方ない」力/
    お惣菜をもらえたら一人前/巻き込むのではなく巻き込まれにいけ

    3 何がケアとまちをつなぐのか─地域包括ケア幸手モデル
     中野智紀さん
    社会医療法人JMA東埼玉総合病院 地域糖尿病センター センター長
    在宅医療連携拠点 菜のはな 室長/医師
         ×
     小泉圭司さん 元気スタンド・ぷリズム合同会社 代表社員・NPO元気スタンド 代表
    あなたも“コミュニティデザイナー”!/新しい信頼関係をつなぐ人たち/地域に自分の居場所がない!/
    来るだけで介護予防になる喫茶店/にじみ出ることでつながりが生まれる/
    営利と非営利のバランス感覚/楽しいことを入り口に/アウトカムは「居心地のいいまち」/
    ネットワークというよりクラウド/信頼と情報の共有/ケアの中心にあるのは
    ソーシャルワーク/地域包括ケアは「わがまちモデル」で

    4 ケアするまちをどうつくるのか─Share金沢、三草二木 西圓寺
     雄谷良成さん 社会福祉法人佛子園 理事長/僧侶
         ×
     西川英治さん 株式会社五井建築研究所 代表取締役/建築家
    障害者福祉からまちづくりへ/障害のある人が安全に暮らせる場をつくらなければならない/
    「建築なんかなくてもいい」と施主に言われて/打ち合わせはキャッチボールか殴り合い/
    「目利き」になれる専門家を探せ/当事者になる、当事者とやる/ときには細部から始めてみる/
    所有から共有へ意識を変える/他分野の仲間と、相互介入できる信頼関係をつくる

    5 ケアとデザインの再会と深化
     山崎 亮
    地域包括ケアは、まちづくりにケアとデザインを組み込むこと/ケアとデザインの源流は同じ/
    支援と意欲の喚起は両輪の関係/理性と感性、正しさと楽しさ/地域住民の参加は「楽しそう」から始まる/
    必要最低限の空間/場と人のつながり、人と人のつながり/地域はそこに生きる人たちの人生の集積/
    貨幣のやりとり、信頼のやりとり/豊かな人生への挑戦

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