かかりつけ医のための“認知症”診療スキル
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目次
- 1 はじめに―2つの重要な出来事
2 加齢によるもの忘れと認知症の違い
3 認知症の症状
4 中核症状と周辺症状(BPSD)は並行しない
5 認知症の重症度
6 認知症の主なタイプと症状
■1.アルツハイマー型認知症
■2.レビー小体型認知症
■3.前頭側頭型認知症
■4.血管性認知症
7 軽度認知障害(MCI)
8 診断の手順
■1.家族などからの情報(もの忘れ外来問診票)
■2.患者の問診
■3.テスト式認知機能検査
■4.さらなる家族からの情報収集(ADL)
■5.身体診察(内科的診察)
9 鑑別すべき疾患―治療可能な認知症
■1.画像検査でわかる治療可能な認知症
■2.生化学的検査でわかる治療可能な認知症
■3.うつ病(仮性認知症)
10 患者の家族への説明
■1.初診/初期
■2.初期~数カ月
■3.慢性期
11 周辺症状(BPSD)― BPSDと認知機能低下との関係
12 薬物療法
■1.抗認知症薬の種類と特徴
■2.副作用
■3.抗認知症薬の使用上の注意点
■4.抗認知症薬の「さじ加減」
■5.抗認知症薬をいつまで続けるか,いつやめるか
13 周辺症状(BPSD)への対応と治療
■1.BPSDへの対応法
■2.BPSDに対して用いる薬の種類と特徴
■3.BPSDの薬物療法の注意点
14 日常診療で心がけること
■1.毎月の来院時に
■■・内科的診察の方法と重要性
■■・外来で腰かけたままでできる検査
■■・進行の程度推定に役立つ診察と問診の組み合わせ
■■・返事が取り繕いかどうか見極める
■2.年余にわたる診療で
■■・長期管理中に症状が悪化したときの原因と対応
■■・思い出想記の重要性
15 長年かかりつけの患者の中から認知症を発見する
■・患者の受診行動
■・受付・会計での様子
■・患者の訴え・様子
■・患者の外観・様子
■・診察室での会話