副甲状腺・骨代謝疾患診療マニュアル 改訂第2版
商品紹介
内分泌学と骨代謝学という二つの視点を融合させ、かつ臨床に即した手引きとなるような書籍を目指し、初版発行から6年の年月を経てついに改訂版が登場。初版の内容のＵｐｄａｔｅだけでなく、大きく「カルシウム・リン・骨代謝の生理学」「カルシウム・リン・骨代謝の病態」に分け、 骨代謝疾患やそれに関連するミネラル代謝異常についての記載を大幅に増やし、統合的な理解が進むよう配慮した作りとなっている。
目次
- I カルシウム・リン・骨代謝の生理学
1 副甲状腺の発生・解剖
2 副甲状腺ホルモン作用と合成分泌調節機構
3 ビタミンDの構造・代謝・作用
4 FGF23の合成・分泌・作用
5 カルシウム代謝
6 リン代謝
7 骨芽細胞
8 骨細胞
9 破骨細胞
10 骨代謝
11 カルシトニンと骨・ミネラル代謝
12 PTHrPと骨・ミネラル代謝
II カルシウム・リン・骨代謝の病態
第1章 副甲状腺関連疾患
第1節 基本的臨床知識
A 症候・検査・診断
1 生化学的検査
2 画像検査
3 高カルシウム血症の鑑別診断
4 低カルシウム血症の鑑別診断
5 低リン血症の鑑別診断
6 副甲状腺腫瘍の病理診断
第2節 疾患各論
A 原発性副甲状腺機能亢進症
1 病態・診断
2 治療の適応と内科的治療
3 手術治療
4 正カルシウム血症性原発性副甲状腺機能亢進症の診断と治療
5 多発性内分泌腫瘍症に伴う副甲状腺機能亢進症
B 副甲状腺癌
1 診断と治療
C 低カルシウム尿性高カルシウム血症
1 家族性低カルシウム尿性高カルシウム血症（FHH）と
後天性低カルシウム尿性高カルシウム血症（AHH）
D 続発性副甲状腺機能亢進症
1 病態と診断
2 治 療
E 副甲状腺機能低下症
1 病型分類
2 副甲状腺機能低下症および偽性副甲状腺機能低下症の診断
3 治 療
4 低マグネシウム血症
5 偽性および偽性偽性副甲状腺機能低下症の病因
第2章 代謝性骨疾患
第1節 基本的臨床知識
A 検査
1 骨代謝マーカー
2 骨代謝マーカー以外の生化学検査
3 胸腰椎単純Ｘ線像
4 骨密度測定法
5 腸骨生検
第2節 疾患各論
A 骨粗鬆症
1 原発性骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年版
2 疫 学
3 病 態
4 原発性骨粗鬆症の診断
5 続発性骨粗鬆症の診断
6 薬剤性骨粗鬆症および薬剤と骨折リスク
7 骨折リスクとしての生活習慣病
8 FRAX
9 薬物療法(1)：活性型ビタミンD3
10 薬物療法(2)：SERM
11 薬物療法(3)：ビスホスホネート
12 薬物療法(4)：抗RANKL抗体
13 薬物療法(5)：テリパラチド
14 新しい骨粗鬆症治療薬：抗スクレロスチン抗体とPTHrP誘導体
15 外科療法
16 食事療法
17 運動療法
18 リエゾンサービス
B ステロイド性骨粗鬆症
1 ステロイド性骨粗鬆症
C くる病，骨軟化症
1 くる病の疫学・病態・診断
2 くる病の治療
3 骨軟化症の疫学・病態・診断
4 骨軟化症の治療
D その他の代謝性骨疾患
1 CKD-MBD
2 骨Paget病
3 低ホスファターゼ症
III 臨床編 Topics
1 ビタミンＤ不足・欠乏の臨床的意義
2 家族性副甲状腺機能亢進症
3 原発性副甲状腺機能亢進症と高血圧
4 FGF23と心血管障害
5 新規カルシウム感知受容体作動薬
6 薬剤および放射線と副甲状腺機能異常
7 骨質評価法
8 骨吸収抑制剤関連の顎骨壊死
9 薬剤関連の非定型大腿骨骨折
10 2型糖尿病における骨折リスク上昇の疫学と機序
11 癌治療関連骨減少―乳癌におけるアロマターゼ阻害剤関連骨減少について―
12 妊娠後骨粗鬆症
13 FGF23/FGFR/Klothoシグナルの骨・ミネラル代謝への関与
14 褐色細胞腫の骨転移
最近チェックした商品履歴
Loading...