しびれている身体で生きる

出版社: 日本看護協会出版会
著者:
発行日: 2019-06-21
分野: 看護学  >  看護学一般
ISBN: 9784818021938
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商品紹介

10年以上にわたるしびれに関する研究成果から、「しびれている身体」で生きる経験というものに現象学的な記述で迫る。

目次

  • I.プロローグ
      ―しびれの見方を問い直す
     1.しびれとは
     2.医学的定義にみるしびれ
     3.疾患としびれ
     4.しびれの言説
     5.現象学の視点から
     6.しびれという感覚から、しびれている身体へ

    II.しびれている身体で生きる経験
     中身が違う人みたい~江川さんの経験
      1.知らない“自分のからだ”に出会う
      2.しびれに意外に支配される生活
      3.変わらなかったしびれ
     何をしていても気持ちが悪い~中山さんの経験
      1.表現しづらさの成り立ち
      2.身体のゆらぎ、現れの変容
      3.治る―治らない
     たまに立たないとこわい~藤田さんの経験
      1.他人みたいなからだ
      2.身体の現れと、生活世界の変容
      3.「変わんない」の成り立ち

    III.しびれている身体への接近
     しびれている身体で生きる
      1.しびれている身体
      2.しびれている身体で生きる~生活世界の変容
      3.しびれている身体で生きられた時間
     ケアを拓く―しびれをともに捉える
      1.しびれている身体を伝える
      2.評価ではなく、関心を寄せる

    付章
     ―現象学的看護研究
     1.現象学と現象学的アプローチ
     2.フィールドワークという方法への接近
     3.具体的な方法と手順
     4.方法論の検討
     5.看護学への寄与

    [解説]ケアを生み出す、現象学の実践

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