医療現場のための薬物相互作用リテラシー
出版社: |
南山堂 |
著者: |
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発行日: |
2019-08-05 |
分野: |
薬学
>
薬学一般
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ISBN: |
9784525776015 |
目次
- 第1章 ピットフォールに陥らないためのDDIの基礎知識
1.DDIの原因とメカニズム
2.代謝酵素・トランスポーターの遺伝子多型
3.投与経路(経口・注射)によるDDIの強度の違い
4.外用剤におけるDDI
5.吸収過程のDDIと併用のタイミング
6.タンパク結合阻害とDDI
7.代謝酵素の基質同士の併用とDDI
8.代謝酵素の阻害様式とDDIの持続時間
9.代謝誘導によるDDIの持続時間
10.添付文書のDDI情報
11.正確で効率のよいDDI情報のキャッチアップ
第2章 網羅的なDDI予測を可能とするCR-IR法とPISCSの基礎と実践
1.CYP3A4阻害のDDIにおけるCR-IR法とPISCS
2.CYP3A4誘導のDDIにおけるCR-IR法とPISCS
3.CYP3A4以外の分子種が関与するDDIにおけるCR-IR法とPISCS
4.PISCSによるDDIマネジメントの実践
5.CR-IR法とPISCSに関するQ&A
第3章 臨床上重要な薬剤の実践的DDIマネジメント
1.主に基質薬として重要なもの
(1)ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬
(2)抗凝固薬
(3)ジギタリス製剤
(4)スルホニル尿素薬・グリニド系薬
(5)HMG-CoA還元酵素阻害薬(スタチン)
(6)リチウム
(7)ベンゾジアゼピン受容体作動薬
(8)オキシコドン
(9)メトトレキサート
(10)抗悪性腫瘍薬(タモキシフェン,タキサン系)
(11)抗悪性腫瘍薬(ボルテゾミブ,ビンカアルカロイド系)
2.主に阻害薬・誘導薬として重要なもの
(1)アゾール系抗真菌薬
(2)抗HCV薬
(3)非ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬
(4)キノロン系・カルバペネム系抗菌薬
3.主に基質薬と阻害薬・誘導薬の両面で重要なもの,およびその他
(1)抗HIV薬
(2)抗精神病薬
(3)抗うつ薬
(4)抗てんかん薬
(5)カルシニューリン阻害薬
(6)抗悪性腫瘍薬(フッ化ピリミジン系)
(7)制吐薬
付録:CYPおよびトランスポーターを介する薬物相互作用薬一覧