リハに役立つ治療薬の知識とリスク管理

出版社: 羊土社
著者:
発行日: 2019-09-15
分野: 臨床医学:外科  >  リハビリ医学
ISBN: 9784758102438
電子書籍版: 2019-09-15 (第1刷)
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商品紹介

よく使われる薬剤を中心に,副作用やリハに影響する因子について丁寧に解説.運動療法や離床時に注意すべきことやリハ中止の基準,主治医への報告のタイミングがよくわかる.急性期から在宅リハまで広く役立つ1冊.

目次

  • 第1章 リスク管理に活かすために
    1. なぜ薬剤の知識が必要なのか?
    2. 薬剤の基礎知識
    3. 嚥下機能に影響を与える薬剤
    4. 高齢者における薬剤

    第2章 各疾患の治療薬
    A)鎮痛薬,抗炎症・抗アレルギー薬
    1. 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)
    2. ステロイド
    3. 抗ヒスタミン薬
    B) 中枢・末梢神経系疾患の治療薬
    1. 脳卒中治療薬
    2. 抗てんかん薬
    3. 抗パーキンソン病薬
    4. 抗認知症薬
    5. 筋弛緩薬
    6. 排尿障害治療薬
    C) 向精神薬
    1. 抗精神病薬
    2. 抗うつ薬・抗不安薬
    3. 睡眠薬
    D) 運動器疾患の治療薬
    1. 骨粗鬆症治療薬
    2. 抗リウマチ薬(DMARDs,免疫抑制薬)
    E) 内分泌・代謝疾患の治療薬
    1. 糖尿病治療薬
    2. 脂質異常症治療薬
    3. 甲状腺疾患治療薬
    4. 腎疾患治療薬
    F) 循環器疾患の治療薬
    1. 抗血栓薬
    2. 降圧薬
    3. 不整脈治療薬
    4. 狭心症治療薬
    5. 心不全治療薬
    6. 利尿薬
    7. 昇圧薬
    8. 血管拡張薬(PG製剤)
    G) 呼吸器疾患の治療薬
    1. 気管支拡張薬
    H) 消化器疾患の治療薬
    1. 消化性潰瘍治療薬
    2. 下剤
    3. 制吐薬
    I) 腫瘍
    1. 抗がん剤
    2. オピオイド
    J) 抗微生物薬
    1. 抗菌薬
    2. 抗ウイルス薬

    第3章 Case Study
    A) 急性期
    1. 脳梗塞~入院後の麻痺増悪
    2. 肺炎~抗菌薬により生じた下痢症
    3. 大腿骨頸部骨折~急性期,術後に生じた不穏
    B) 回復期
    4. 脳出血~リハビリテーション後の痙攣
    5. 椎体圧迫骨折~骨折後の持続する疼痛の管理
    6. 骨盤骨折~ポリファーマシーによる傾眠傾向
    C) 外来
    7. 糖尿病~薬物治療中の患者の意識障害
    8. 不整脈~不整脈治療中の呼吸器症状
    9. 高血圧~外来患者に生じた血圧低下
    D) 在宅
    10. パーキンソン病~症状が変動する場合の対応
    11. 慢性心不全~利尿薬治療中のめまい・ふらつき
    12. 骨粗鬆症~在宅患者に生じた心窩部不快感

この書籍の参考文献

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本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

第1章 リスク管理に活かすために

P.28 掲載の参考文献
1) Fusco S, et al:Management of oral drug therapy in elderly patients with dysphagia. Journal of Gerontology and Geriatrics, 64:1-9, 2016
2) 「脳卒中治療ガイドライン 2015」(日本脳卒中学会 脳卒中ガイドライン委員会/編), 共和企画, 2015
P.32 掲載の参考文献
1) 厚生労働省:高齢者の医薬品適正使用の指針 (総論編) (2018年6月) [https://www.mhlw.go.jp/content/11121000/kourei-tekisei_web.pdf (2019年7月閲覧)]
2) 「健康長寿診療ハンドブック」(日本老年医学会/編), メジカルビュー社, 2011
3) Kojima T, et al:High risk of adverse drug reactions in elderly patients taking six or more drugs:analysis of inpatient database. Geriatr Gerontol Int, 12:761-762, 2012
5) 「高齢者の安全な薬物療法ガイドライン 2015」(日本老年医学会, 日本医療研究開発機構研究費・高齢者の薬物治療の安全性に関する研究研究班/編), メジカルビュー社, 2015

第2章 各疾患の治療薬

P.42 掲載の参考文献
1) 大島久二, 他:副作用とその予防. 「薬剤ごとの違いがわかる ステロイドの使い分け」(山本一彦/編), pp33-43, 羊土社, 2010
P.53 掲載の参考文献
1) 第3章 成人てんかんの薬物治療. 『てんかん診療ガイドライン 2018』(日本神経学会/監), pp25-38, 医学書院, 2018
2) 第7章 抗てんかん薬の副作用. 『てんかん診療ガイドライン 2018』(日本神経学会/監), pp74-75, 医学書院, 2018
P.58 掲載の参考文献
1) 山田人志:Parkinson病治療薬の選択と使い方. レジデントノート, 19(7):1239-1243, 2017
2) 第11章 パーキンソン病のリハビリテーション. 「パーキンソン病診療ガイドライン 2018」(日本神経学会/監修):pp87-89, 医学書院, 2018
3) 49 パーキンソン病治療薬. 「今日の治療薬 2019」(浦部晶夫, 他/編), pp934-949, 南江堂, 2019
i) Rudolph JL, et al:The anticholinergic risk scale and anticholinergic adverse effects in older persons. Arch Intern Med, 168:508-513, 2008
P.62 掲載の参考文献
1) 久徳弓子, 他:認知症の薬物療法. The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine, 55(8):643-647, 2018
2) CQ6-7 Alzheimer型認知症の薬物療法と治療アルゴリズムは何か. 「認知症疾患診療ガイドライン 2017」(日本神経学会/監), 医学書院, pp224-229, 2017
3) CQ2-1 不整脈が生じている場合に運動負荷を伴う訓練を行うか. 「リハビリテーション医療における安全管理・推進のためのガイドライン 第2版」(公益社団法人日本リハビリテーション医学会 リハビリテーション医療における安全管理・推進のためのガイドライン策定委員会/編) p28, 診断と治療社, 2018
P.65 掲載の参考文献
1) 53 パーキンソン病治療薬. 「今日の治療薬 2019」(浦部晶夫, 他/編), pp972-979, 南江堂, 2019
2) A型ボツリヌス毒素製剤 ボトックス注用医薬品インタビューフォーム, グラクソ・スミスクライン株式会社, 2018
P.69 掲載の参考文献
1) 「リハビリテーション医療における安全管理・推進のためのガイドライン 第2版」(公益社団法人日本リハビリテーション医学会 リハビリテーション医療における安全管理・推進のためのガイドライン策定委員会/編), 診断と治療社, 2018
P.95 掲載の参考文献
1) 日本糖尿病学会:メトホルミンの適正使用に関するRecommendation, 2016 [http://www.fa.kyorin.co.jp/jds/uploads/recommendation_metformin.pdf (2019年7月閲覧)]
P.102 掲載の参考文献
1) 「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン 2015年版」〔骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン作成委員会(日本骨粗鬆症学会・日本骨代謝学会・骨粗鬆症財団)/編〕, 2015
P.105 掲載の参考文献
1) 「エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン 2018」(日本腎臓学会/編), 東京医学社, 2018
P.109 掲載の参考文献
1) 「リハビリテーション医療における安全管理・推進のためのガイドライン 第2版」(公益社団法人日本リハビリテーション医学会 リハビリテーション医療における安全管理・推進のためのガイドライン策定委員会/編), 診断と治療社, 2018
P.114 掲載の参考文献
1) 「脳卒中治療ガイドライン 2015[追補2017]」(日本脳卒中学会脳卒中ガイドライン委員会/編), 協和企画, 2017
2) 「リハビリテーション医療における安全管理・推進のためのガイドライン 第2版」(公益社団法人日本リハビリテーション医学会 リハビリテーション医療における安全管理・推進のためのガイドライン策定委員会/編), 診断と治療社, 2018
P.119 掲載の参考文献
1) 「リハビリテーション医療における安全管理・推進のためのガイドライン 第2版」(公益社団法人日本リハビリテーション医学会 リハビリテーション医療における安全管理・推進のためのガイドライン策定委員会/編), 診断と治療社, 2018
P.123 掲載の参考文献
1) [Harrison's Principles of Internal Medicine, 20th ed.] (Jameson JL, et al eds), McGraw-Hill Education, 2018
2) 「リハビリテーション医療における安全管理・推進のためのガイドライン 第2版」(公益社団法人日本リハビリテーション医学会 リハビリテーション医療における安全管理・推進のためのガイドライン策定委員会/編), 診断と治療社, 2018
3) Swap CJ & Nagurney JT:Value and limitations of chest pain history in the evaluation of patients with suspected acute coronary syndromes. JAMA, 294:2623-2629, 2005
P.128 掲載の参考文献
1) 「リハビリテーション医療における安全管理・推進のためのガイドライン 第2版」(公益社団法人日本リハビリテーション医学会 リハビリテーション医療における安全管理・推進のためのガイドライン策定委員会/編), 診断と治療社, 2018
P.137 掲載の参考文献
1) 「リハビリテーション医療における安全管理・推進のためのガイドライン 第2版」(公益社団法人日本リハビリテーション医学会 リハビリテーション医療における安全管理・推進のためのガイドライン策定委員会/編), 診断と治療社, 2018
P.143 掲載の参考文献
1) 岡田章, 他:吸入ステロイド薬の副作用である嗄声発現の要因解析. 医療薬学, 40(12):716-725, 2014
P.150 掲載の参考文献
1) 「慢性便秘症診療ガイドライン 2017」(日本消化器病学会関連研究会 慢性便秘の診断・治療研究会/編), 南江堂, 2017
P.154 掲載の参考文献
1) 「リハビリテーション医療における安全管理・推進のためのガイドライン 第2版」(公益社団法人日本リハビリテーション医学会 リハビリテーション医療における安全管理・推進のためのガイドライン策定委員会/編), p25, p44, 診断と治療社, 2018
P.164 掲載の参考文献
1) 「がんのリハビリテーションガイドライン」(日本リハビリテーション医学会がんのリハビリテーションガイドライン策定委員会/編), 金原出版, 2013
2) 有害事象共通用語規準 v5.0 日本語訳JCOG版 [http://www.jcog.jp/]
3) 「改訂版 がん化学療法副作用対策ハンドブック」(岡元るみ子, 佐々木常雄/編), 羊土社, 2015
P.170 掲載の参考文献
i) 「がんの痛みからの解放 第2版~WHO方式がん疼痛治療法」(世界保健機関, 武田文和/訳), 金原出版, 1996
ii) 「がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン (2014年版)」(特定非営利活動法人日本緩和医療学会緩和医療ガイドライン作成委員会/編), 金原出版, 2014

第3章 Case Study

P.191 掲載の参考文献
1) Clostridium difficile(クロストリジウム・ディフィシル)関連下痢症・腸炎発生時の感染対策. 日本環境感染学会教育ツールver.2(クロストリジウム・ディフィシル), 日本環境感染学会, 2008 [http://www.kankyokansen.org/modules/education/index.php?content_id=4 (2019年7月閲覧)]
P.196 掲載の参考文献
1) 「リハビリテーション医療における安全管理・推進のためのガイドライン 第2版」(公益社団法人日本リハビリテーション医学会 リハビリテーション医療における安全管理・推進のためのガイドライン策定委員会/編), 診断と治療社, 2018
P.201 掲載の参考文献
1) 宮越浩一:痙攣・てんかん発作. 「リハビリテーション リスク管理ハンドブック 第3版」(亀田メディカルセンターリハビリテーション科 リハビリテーション室/編), pp194-199, メジカルビュー社, 2017
2) 伊藤義彰:脳卒中関連症状への対応 (1), 「必携脳卒中ハンドブック」(高嶋修太郎, 伊藤義彰/編), pp148-154, 診断と治療社, 2017
P.206 掲載の参考文献
1) 宮越浩一:浮腫. 「リハビリテーション リスク管理ハンドブック 第3版」(亀田メディカルセンターリハビリテーション科 リハビリテーション室/編), pp200-205, メジカルビュー社, 2017
2) CQ12-2 浮腫がある場合はどのようにするか?「リハビリテーション医療における安全管理・推進のためのガイドライン 第2版」(公益社団法人日本リハビリテーション医学会リハビリテーション医療における安全管理・推進のためのガイドライン策定委員会/編), pp57-58, 診断と治療社, 2018
P.216 掲載の参考文献
1) 「インクレチン(GLP-1受容体作動薬とDPP-4阻害薬)の適正使用に関する委員会」から, 日本糖尿病学会, 2011 [http://www.fa.kyorin.co.jp/jds/uploads/photos/797.pdf (2019年7月閲覧)]
2) 「糖尿病治療ガイド 2018-2019」(日本糖尿病学会/編), 文光堂, 2018
P.220 掲載の参考文献
1) 「リハビリテーション医療における安全管理・推進のためのガイドライン 第2版」(公益社団法人日本リハビリテーション医学会 リハビリテーション医療における安全管理・推進のためのガイドライン策定委員会/編), 診断と治療社, 2018
P.225 掲載の参考文献
1) 「リハビリテーション医療における安全管理・推進のためのガイドライン 第2版」(公益社団法人日本リハビリテーション医学会 リハビリテーション医療における安全管理・推進のためのガイドライン策定委員会/編), 診断と治療社, 2018
P.230 掲載の参考文献
1) 第3章 CQ2 運動合併症に対する治療について. 「パーキンソン病診療ガイドライン 2018」(日本神経学会/監修), pp110-129, 医学書院, 2018
2) 大日本住友製薬パーキンソン病ステーション:パーキンソン病患者さんのための症状日誌 [https://healthcare.ds-pharma.jp/disease/parkinson/knowledge/diary/ (2019年7月閲覧)]
3) 千田圭二:在宅パーキンソン病患者の転倒対策. 難病と在宅ケア, 17(7):45-48, 2011
4) 第3章 安全対策. 「リハビリテーション医療における安全管理・推進のためのガイドライン 第2版」(公益社団法人日本リハビリテーション医学会リハビリテーション医療における安全管理・推進のためのガイドライン策定委員会/編), pp60-97, 診断と治療社, 2018
P.234 掲載の参考文献
1) 「リハビリテーション医療における安全管理・推進のためのガイドライン 第2版」(公益社団法人日本リハビリテーション医学会 リハビリテーション医療における安全管理・推進のためのガイドライン策定委員会/編), 診断と治療社, 2018

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