小児臨床検査マニュアル 改訂第2版
商品紹介
初版発行から6年が経過し，臨床現場での優先事項の感覚を重視する点は改訂第2版でも継承しつつ，症候や疾患から考えうる臨床検査をよりコンパクトにわかりやすく記載しました．また，今改訂では取り上げる疾患や検査を時代に合わせて見直し，入れ替えを行い，整理しました．ルーチン検査は表形式でまとめてさらなる付録の充実をはかるとともに，検査値の羅列にとどまらない，検査オーダーのヒントが多く詰まったポケットマニュアルとなりました．
目次
- 第1章 総 論
臨床検査値を正しく判読するために
第2章 症候から疾患を考える
Ａ．新生児（生後1か月未満）
1．新生児の発熱
2．新生児黄疸
3．新生児のけいれん
4．新生児の嘔吐
5．新生児のチアノーゼ
Ｂ．生後1か月以降
1．やせ・体重増加不良
2．不明熱
3．浮 腫
4．関節痛・四肢痛
5．リンパ節腫脹
6．過体重・肥満
7．高血圧
8．不整脈（頻脈・徐脈）
9．胸 痛
10．腹 痛
11．下痢・嘔吐（吐血・下血を含む）
12．黄 疸
13．肝脾腫
14．貧 血
15．出血傾向
16．蛋白尿・血尿
17．多飲・多尿・頻尿
18．頭 痛
19．けいれん・意識障害
20．筋緊張低下・筋力低下
21．咳 嗽
22．呼吸困難
第3章 疾患別にみる検査オーダーセット
Ａ．感染症
1．敗血症
Ｂ．免疫・アレルギー疾患
1．気管支喘息
2．アトピー性皮膚炎
3．食物アレルギー
4．自己炎症性疾患
5．原発性免疫不全症
Ｃ．膠原病・リウマチ性疾患
1．若年性特発性関節炎
2．その他のリウマチ性疾患
3．川崎病と鑑別診断
Ｄ．循環器疾患
1．心筋炎・心筋症
2．慢性心不全
Ｅ．先天代謝異常症
1．アミノ酸／有機酸／脂肪酸代謝障害・尿素サイクル異常症
2．ライソゾーム病・ペルオキシソーム病
3．ミトコンドリア異常症
4．金属代謝・核酸代謝・その他
Ｆ．内分泌疾患
1．下垂体疾患
2．甲状腺疾患
3．副甲状腺疾患
4．副腎疾患
5．性分化疾患
6．糖尿病
Ｇ．腎・尿路疾患
1．腎炎・腎症
2．ネフローゼ症候群
3．慢性腎臓病
4．尿路感染症
Ｈ．神経・筋疾患
1．急性脳炎・脳症
2．筋ジストロフィー
3．先天性ミオパチー
4．細菌性髄膜炎
Ｉ．血液疾患
1．免疫性血小板減少性紫斑病・血友病
2．血栓症
3．播種性血管内凝固症候群
4．溶血性貧血
Ｊ．消化器疾患
1．吸収不良症候群
2．炎症性腸疾患
3．肝 炎
4．膵 炎
Ｋ．耳鼻科疾患
1．中耳炎
2．副鼻腔炎
Ｌ．腫瘍性疾患
1．白血病
2．固形腫瘍
Ｍ．救命救急
1．脱 水
2．ショック
3．薬物中毒
4．乳幼児突発性危急事態
付 録
1．小児臨床検査基準値
2．薬物血中濃度治療域
3．ルーチン検査
4．腫瘍マーカー
5．遺伝学的検査
最近チェックした商品履歴
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