触媒化学(電子書籍版)

出版社: 裳華房
著者:
発行日: 2019-06-15
分野: 基礎・関連科学  >  基礎医学関連科学一般
ISBN: 9784785375386
電子書籍版: 2019-06-15 (ver.1.0)
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2,860 円(税込)

商品紹介

地球環境問題,エネルギー問題など,人類が直面する数々の課題を克服し持続可能な社会を構築するためには,触媒化学のさらなる進展が必要不可欠である。基礎化学から工業化学まで,多様な分野でその最前線をリードする著者らが,不均一系触媒と均一系触媒の基礎と応用の多岐にわたる内容を適切に解説し,現在の到達点と将来の展望を活写した。大学学部生の教科書としてだけでなく,大学院生や関連他分野の研究者の参考書としても好個の一冊である。

目次

  • 表紙
  • 「化学の指針シリーズ」刊行の趣旨
  • まえがき
  • 目次
  • 第1章 触媒化学の基礎
  • 1.1 触媒の定義と歴史
  • 1.1.1 触媒の定義
  • 1.1.2 触媒の活性部位 ( 活性点 )
  • 1.1.3 触媒の四要素
  • 1.1.4 触媒の種類と分類
  • 1.2 不均一系触媒の表面の構造と性質
  • 1.2.1 不均一系触媒の表面構造と電子状態
  • 1.2.2 酸化還元特性
  • 1.2.3 酸塩基特性
  • 1.3 吸着
  • 1.3.1 物理吸着と化学吸着
  • 1.3.2 吸着等温式
  • Column 吸着速度と脱離速度
  • 1.3.3 原子・分子レベルでの化学吸着状態
  • 1.4 触媒反応速度
  • 1.4.1 逐次反応と並発反応
  • 1.4.2 平衡反応の速度論
  • 1.4.3 定常状態近似
  • 1.4.4 吸着種の反応の速度論
  • 1.5 反応機構
  • 1.5.1 反応機構の決め方
  • Column 遷移状態理論による均一系気相反応と不均一系触媒反応の速度の比較と触媒の働き
  • 1.5.2 火山型活性序列
  • 1.5.3 触媒表面の構造と活性
  • 1.5.4 バイメタル効果 ( リガンド効果, アンサンブル効果, ストレス効果 )
  • 1.6 固体触媒のキャラクタリゼーション
  • 1.6.1 赤外光, 可視光, 紫外光を利用したキャラクタリゼーション
  • 1.6.2 X線を利用したキャラクタリゼーション
  • Column エネルギーの高い硬X線を使った光電子分光
  • Column 先端的なXAFS計測 - 時間分解XAFS・イメージングXAFS -
  • 1.6.3 磁気共鳴を利用したキャラクタリゼーション
  • 1.6.4 顕微鏡を利用したキャラクタリゼーション
  • 1.6.5 その他のキャラクタリゼーション
  • 演習問題
  • 第2章 固体触媒の化学
  • 2.1 金属触媒
  • 2.2 金属酸化物
  • 2.2.1 V2O5
  • 2.2.2 FeOx
  • 2.2.3 MoO3
  • 2.2.4 ペロブスカイト型酸化物
  • 2.2.5 ヘテロポリ酸
  • 2.2.6 粘土鉱物
  • 2.2.7 固体塩基
  • 2.2.8 酸化物の調製法
  • 2.3 金属硫化物
  • Column 水素化脱硫触媒の活性点構造
  • 2.4 多孔質材料
  • 2.4.1 SiO2
  • 2.4.2 ゼオライト
  • 2.4.3 Al2O3
  • 2.4.4 活性炭
  • 2.5 炭素材料
  • 2.6 固定化触媒
  • 演習問題
  • 第3章 均一系触媒の化学
  • 3.1 金属触媒
  • 3.1.1 金属触媒の分類
  • 3.1.2 ルイス酸触媒
  • Column 石けん分子触媒を用いた有機合成
  • 3.1.3 遷移金属錯体触媒
  • Column ノーベル賞を受賞した触媒
  • 3.1.4 不斉金属錯体触媒
  • 3.2 有機分子触媒
  • 3.2.1 有機分子触媒とは
  • 3.2.2 有機分子触媒を用いた反応例
  • Column ルイス酸触媒と有機触媒の相違点
  • Column ワンポットによる医薬品合成
  • 3.3 酵素・抗体触媒
  • 3.3.1 酵素・抗体触媒とは
  • 3.3.2 酵素・抗体触媒を用いた反応例
  • Column 酵素触媒の利点
  • 3.4 重合触媒
  • 3.4.1 我々の生活に身近な高分子
  • 3.4.2 重合反応に用いる触媒
  • Column 重合の規則性
  • 演習問題
  • 第4章 種々の触媒プロセス
  • 4.1 石油化学工業の触媒プロセス
  • 4.1.1 石油化学工業プロセスの全体像
  • 4.1.2 水素化脱硫反応
  • 4.1.3 接触分解反応
  • 4.1.4 接触改質反応
  • 4.1.5 水素・アンモニア・メタノール・ジメチルエーテル合成
  • 4.2 化学品製造のための触媒
  • 4.2.1 我々の身の回りの製品は触媒によって作られている
  • 4.2.2 エチレンからの誘導体
  • 4.2.3 プロペンからの誘導体
  • 4.2.4 BTXからの誘導体
  • Column 触媒を開発する意味
  • 演習問題
  • 第5章 環境・エネルギー触媒
  • 5.1 固定発生源からの脱硝
  • 5.2 ガソリン自動車排気ガスの脱硝
  • 5.3 ディーゼル自動車における脱硝と排気ガス処理
  • 5.4 燃料電池と触媒
  • 5.5 光触媒
  • 5.5.1 光触媒の物性と機能
  • 5.5.2 光触媒の性能向上
  • 5.5.3 光触媒の環境浄化などへの応用
  • 5.6 グリーンケミストリー
  • 5.7 バイオマス
  • 5.7.1 バイオエタノール
  • 5.7.2 バイオディーゼル
  • 5.7.3 バイオマス由来化学品の製造
  • Column バイオマスから化学原料を合成する
  • 5.8 次世代燃料と触媒
  • 5.8.1 FT合成
  • 5.8.2 メタンからの芳香族炭化水素の合成
  • 5.8.3 メタン酸化カップリング
  • 5.8.4 水素の貯蔵・輸送のための水素キャリア
  • Column CCUとエネルギーキャリア
  • Column SDGsとサステイナビリティ
  • 演習問題
  • 各章の参考文献
  • 演習問題解答
  • 索引
  • 奥付

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この書籍の参考文献

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本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

第1章 触媒化学の基礎

P.1 掲載の参考文献
Bond, G. C. : 『Catalysis by Metals』Academic Press (1962).
Thomas, J. M. : 『Design and Applications of Single-Site Heterogeneous Catalysts』Imperial College Press (2012).
Thomas, J. M. and Thomas, W. J. : 『Principles and Practice of Heterogeneous Catalysis 』2nd ed., Wiley-VCH (2015).
岩澤康裕・中村潤児・福井賢一・吉信淳 : 『ベーシック表面化学 (第6刷) 』化学同人 (2018).
日本化学会編 : 『物質の構造-分光』実験化学講座 9, 丸善 (2005).
日本表面科学会編 : 『X線光電子分光法』表面分析技術選書, 丸善株式会社 (1998).
日本分光学会編 : 『X線・放射光の分光』分光測定入門シリーズ 7, 講談社 (2009).
日本化学会編 : 『放射光が拓く化学の現在と未来-物質科学にイノベーションをもたらす光-』CSJカレントレビュー, 化学同人 (2014).
太田俊明編 : 『X線吸収分光法-XAFSとその応用-』アイピーシー (2002).
SPring-8触媒評価研究会編, 安保正一・杉浦正洽・永田正之監修『SPring-8の高輝度放射光を利用した先端触媒開発』エヌ・ティー・エス (2006).
山内淳 : 『磁気共鳴-ESR-電子スピンの分光学-』新・物質科学ライブラリ 15, サイエンス社 (2006).
小林修・小山田秀和監修『固定化触媒のルネッサンス』シーエムシー出版 (2007).
米澤徹・朝倉清高・幾原雄一編『ナノ材料解析の実際』講談社 (2016).
田中庸裕・山下弘巳編 : 『ナノ材料に利用するスペクトロスコピー-固体表面キャラクタリゼーションの実際-』講談社 (2005).
日本表面科学会編 : 『透過型電子顕微鏡』表面分析技術選書, 丸善出版 (1999).
日本表面科学会編 : 『ナノテクノロジーのための走査プローブ顕微鏡』表面分析技術選書, 丸善 (2002).

第2章 固体触媒の化学

P.81 掲載の参考文献
Heinemann, H. : A brief history of industrial catalysis, Catal. Sci. & Tech. (Anderson, J. R. and Boudart, M. eds.), Chap. 1, Springer-Verlag, Vol. 1, p. 1 (1981).
小林久平 : 工業化学雑誌, 23 (6), 543-549 (1920).
Henderson, W. 著, 三吉克彦訳 : 『典型元素の化学』チュートリアル化学シリーズ, 化学同人 (2003).
小野嘉夫・八嶋建明 : 『ゼオライトの科学と工学』講談社 (2000).
真田雄三・鈴木基之・藤元薫 : 『新版活性炭-基礎と応用-』講談社 (1992).
Thomas, J. M. : 『Design and Applications of Single-Site Heterogeneous Catalysts』Imperial College Press (2012).

第3章 均一系触媒の化学

P.106 掲載の参考文献
小林修・小山田秀和監修 : 『固定化触媒のルネッサンス』シーエムシー出版 (2007).
日本化学会編 : 『有機合成化学の新潮流』季刊化学総説, 学会出版センター (2000).
垣内史敏 : 『有機金属化学』化学の要点シリーズ, 共立出版 (2013).
日本化学会編 : 『キラル化学-その起源から最新のキラル材料研究まで-』CSJ カレントレビュー, 化学同人 (2013).
丸岡啓二編 : 『進化を続ける有機触媒-有機合成を革新する第三の触媒-』化学フロンティア, 化学同人 (2009).
虎谷哲夫・北爪智哉・吉村徹・世良貴史・蒲池利章 : 『改訂 酵素-科学と工学-』生物工学系テキストシリーズ, 講談社 (2012).
東信行・松本章一・西野孝 : 『高分子科学-合成から物性まで-』エキスパート応用化学テキストシリーズ, 講談社 (2016).

第4章 種々の触媒プロセス

P.157 掲載の参考文献
室井高城 : 『工業触媒の最新動向-シェールガス・バイオマス・環境エネルギー-』シーエムシー出版 (2013).
Rostrup-Nielsen, J. R. : Catal. Sci. & Tech. (Anderson, J. R. and Boudart, M. eds.), Chap. 1, Springer-Verlag, Vol. 5, p. 1 (1984).
Ozaki, A. and Aika, K. : Catal. Sci. & Tech. (Anderson, J. R. and Boudart, M. eds.), Chap. 3, Springer-Verlag, Vol. 1, p. 87 (1981).
トーマス・ヘイガー著, 渡会圭子訳 : 『大気を変える錬金術-ハーバー, ボッシュと化学の世紀-』みすず書房 (2010).
Bond, G. C. : 『Heterogeneous Catalysis』2nd ed., Oxford Sci. Publ. (1987).
石油学会編 : 『新版石油精製プロセス』講談社 (2014).

第5章 環境・エネルギー触媒

P.196 掲載の参考文献

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