ホスピタリストが教える病棟教育スキル

出版社: カイ書林
著者:
発行日: 2019-10-01
分野: 臨床医学:一般  >  臨床医学一般
ISBN: 9784904865460
書籍・雑誌
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商品紹介

本書は、Teaching Inpatient Medicine What Every Physician Needs to Know (Oxford UP,2017)の翻訳版です。
現代米国のすぐれたホスピタリストが、次の3つの疑問に答えている姿を生き生きと伝えるユニークな本です。

目次

  • 1.医学教育の現状
    ・病棟指導医を取り巻くかつてない困難な状況
    ・時間的制約の出現
    ・縮小化するベッドサイド教育
    ・研修医の業務時間制限の影響
    ・新たな時代に求められるガイドライン

    2.なぜ指導医が学ぶのか?
    ・自分の仕事を愛するということ
    ・常に学び続けること
    ・学習者に対して興味を持て
    ・自身の進歩をモニターする
    ・ユーモアを使うが思慮深く

    3.チームの構築
    ・上司ではなく,コーチであれ
    ・初日から作るチームのコンセプト
    ・チームを信頼すること
    ・競争力ではなく,協調性を推奨する
    ・チームに他の専門職も含める

    4.安心感のある支援環境
    ・失敗を安心に変える
    ・24時間・週7日いつでも連絡が取れること
    ・自分の失敗を認めること
    ・異論反論を歓迎する
    ・基準を設定する

    5.ベッドサイドとその向こう側
    ・ベッドサイド教育を最高なものにする
    ・患者中心の教育
    ・回診前にカルテレビューを行う
    ・虚ろな表情を探す
    ・学習者一人ひとりに注意を払う

    6.思考について考える
    ・適度な不安を作り出す
    ・「もしそうであるならば」という問いを与える
    ・ソクラテス式問答法をしてみよう
    ・再考する習慣を教え込む
    ・事実ではなく考え方を強調する

    7.ロールモデル
    ・注意しよう:学習者はあなたを見て,行動する
    ・時間をつぎ込む
    ・冷静を保つ
    ・他の指導医から学ぶ
    ・hidden curriculumに気付く

    8.聖なる癒しの振る舞い
    ・患者に耳を傾ける
    ・共感と尊敬を表する
    ・できるだけ早期に離床を促す
    ・病室から立ち去るときに気づくべきこと
    ・退院後のケアの調整

    9.すべてをまとめよう
    ・最も大切のおさらい:チームのメンバーとの関係
    ・自分の教育法を見直そう
    ・自分をチームリーダーではなくチームのメンバーとして位置づける
    ・信頼するが検証は怠らない
    ・医学への溢れる熱意を持って

    付録:12人の指導医

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