入門 障害者政策

出版社: ミネルヴァ書房
著者:
発行日: 2019-11-15
分野: 医療技術  >  介護/福祉
ISBN: 9784623087990
書籍・雑誌
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2,640 円(税込)

商品紹介

本書は、障害者政策を学び始めようとする段階でその具体的イメージをもたない人や、研究のまだ初期の段階で自分の興味関心の対象が障害者政策全体においてどのような位置づけにあるのか、隣接領域との線引きやその関係性について知りたいと思う人が、その全体像を把握するために最初に手に取る入門書である。

目次

  • 第1章 障害者政策の構成
     1 障害者政策の意義と役割
     2 形成と展開──理念の変化と政策の拡大
     3 概要──障害者の生活からみる政策の理解
     4 課題──変わり続ける障害者政策
     ■障害者政策をさらに詳しく学びたい人のために──障害者とは誰であるのか
     コラム1 医療

    第2章 所得保障
     1 所得保障の意義と役割
     2 形成と展開──救貧制度から公的年金制度へ
     3 概要──障害年金制度の概要と所得保障の全体像
     4 課題──防貧機能の揺らぎ
     ■所得保障をさらに詳しく学びたい人のために
       ──障害年金と障害者手当の給付水準はどのように決められてきたのか
     コラム2 住宅

    第3章 社会サービス給付
     1 社会サービス給付の意義と役割
     2 形成と展開──変化とその基盤にある障害者の生活
     3 概要──中心的な制度と補足的な制度による多層化した体系
     4 課題──ニーズの多様性と社会サービスの限界
     ■社会サービス給付をさらに詳しく学びたい人のために
       ──「社会的役割」のための支援と社会サービス
     コラム3 スポーツ

    第4章 就労・雇用支援
     1 就労・雇用支援の意義と役割
     2 形成と展開──2つの流れと目的の変化
     3 概要──さまざまな就労と支援の存在
     4 課題──就労への政策的関与の限界
     ■就労・雇用支援をさらに詳しく学びたい人のために──合理的配慮は日本で通用するのか
     コラム4 教育

    第5章 権利擁護
     1 権利擁護の意義と役割
     2 形成と展開──保護の客体から権利の主体へ
     3 概要──成年後見とそのオルタナティブ
     4 課題──意思決定支援との相克
     ■権利擁護をさらに詳しく学びたい人のために──民法は権利擁護の盾となり得るか
     コラム6 司法

    第6章 障害者運動
     1 障害者運動の意義と役割──社会は変えることができる
     2 形成と展開──権利獲得のこれまで
     3 概要──障害者運動の現在(2000年代の運動)
     4 課題──権利獲得の課題
     ■障害者運動をさらに詳しく学びたい人のために──障害者運動を知るための2つのトピックス
     コラム6 家族

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