子どもたちのビミョーな本音

出版社: 日本評論社
著者:
発行日: 2019-12-10
分野: 臨床医学:内科  >  精神医学
ISBN: 9784535563834
書籍・雑誌
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1,980 円(税込)

商品紹介

子どもたちが悩んでいるのは病気や症状ではない。思春期外来で漏らす言葉から見える、誰にも打ち明けられなかった本当の困りごと。

目次

  • 1 つらさを抱えていても成長できる
    忘れられない病/ひきこもりが壊れることが不安/
    マグロのように生きている/病気から回復するのが怖い/
    苦しいけど部長を辞められない/ほかの人も自分と同じように悩むんだ/
    私が年をとっておばさんになったせい?

    2 生きのびるための知恵
    しがらみを作る/見た目が大事と気づく/パンク・ファッションが救い
    一人ではないと思えること/思いをノートに書き出す
    他人を“もの”として見る/過食したくなったら雪かき/書道に集中

    3 偶然の力と子どもたちの気づき
    空気が読めないことも個性/母親を殴ると悲しい
    自分が必要とされている/人形が悲しむから/制服のおかげ
    ネコの生き方に学ぶ/ひきこもりは越冬

    4 大人にない発想
    死にたいは心が呼吸できないということ/
    不幸が起きないとリセットできない/がんばったと過去形で言わないで!/
    定型発達を理解するための本は?/孤独に弱い人がいてもいい/
    地球を離れて生活したい/私の辞書には「愛される」という言葉がない

    5 お父さん、お母さん、私をもっと見て
    姉にうれしそうにする母/スマホを見てばかり/父は僕に無関心だ!
    父になんと言葉をかけたらよいのだろうか?/母に具合が悪いと言えない
    お盆や正月は我慢の行事

    6 一生懸命な母親の落とし穴
    母親のグチの聞き役/具合が悪くて早退したのに/一緒にお弁当作り
    休みは雨のほうがよい/妹弟は母の子、父は隣のおじさん、私はよその子

    7 学校をめぐって
    高校生であることの意味/「気にすることない」に傷つく
    女子は人の悪口ばかり/季節のない国に行きたい/卒業式だけでも一緒に?
    校長先生になくて私たちにあるもの

    8 趣味があること
    完璧な人はいない/お笑い大好き/
    ひきこもり、スター・ウォーズを観に行く/趣味が義務になる/
    マラソン大会に参加

    9 恋愛は大変だ
    母が一番から彼が一番へ/イケメンは優しい?/友情も恋愛も一度に失って
    オンラインゲームで他の子と仲良くする彼/
    ダイエットする前にふられてやせた/恋愛で妄想が悪化

    10 子どもたちの言葉のひらめき
    医者なのに発達障害を治せないの?/診察室に入ると頭の中が真っ白に
    通院にはマスクが必要/医者の言葉にこだわらない

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