看護の現場ですぐに役立つ 救急看護のキホン
商品紹介
救急搬送は年々その数を増し、年570万件を超えました。さらに、高齢化・核家族化が進み、介護や生活の問題などの問題もからみ、内容が複雑化しています。本書は、看護の現場で働く医療従事者のために、救急看護の基本であるトリアージや生活行動の援助、緊急薬剤の使用方法などを、イラスト付きの平易な文章でわかりやすく図解した入門書です。救急医療をチームとして行うための知識・技術・コミュニケーション力が身につきます。
目次
- chapter1 救急医療チームの目的
救急医療とは
chapter2 救急看護師の役割
救急看護とは
chapter3 トリアージ
トリアージの基本
災害時のトリアージ
診察前の検査
患者の受け入れ準備
chapter4 救急患者のフィジカルアセスメント
フィジカルアセスメント
呼吸系のフィジカルアセスメント
column 呼吸数を測定していますか？
循環系のフィジカルアセスメント
column 「ショック」状態にある患者の身体所見をみてみましょう
脳神経系のフィジカルアセスメント
chapter5 救急看護技術の基本
気道確保
column マスク換気、上手にできますか？
酸素療法
気管挿管
column 先を見越した挿管準備を！
輪状甲状靭帯切開、気管切開
静脈路確保
column 静脈穿刺は危険と隣り合わせ
除細動・自動体外式除細動器（AED）
緊急心臓ペーシング
心停止
column AHA？ ICLS？
不整脈
ショック
column qSOFA
呼吸困難
意識障害
column 低血糖による意識障害の救急搬送
けいれん、まひ
高血糖
高カリウム血症
中毒
止血・圧迫法
創傷ケア
骨折、脱臼
熱傷
column 動物咬傷は縫ってはいけない？
column 切断指ってどうすればいいの？
chapter6 生活行動の教育と援助
食事の指導
排泄援助のコツ
column 病院に来たら症状が消失する
清潔を保ち、創部を守る
column 患者の心を支える力
不眠、パニック障害、帰宅時の不安
column 古着をストック
column 安心感のある「声かけ」
救急外来や帰宅後の疼痛のケアと指導
column 患者の安心安楽を守る
chapter7 緊急薬剤使用の基礎
緊急薬剤の副作用、アレルギー
鎮静薬、鎮痛薬、筋弛緩薬
輸液、カリウム製剤など
抗生物質
心停止
頻脈時の薬剤
昇圧・徐脈時の薬剤
column 投与速度「γ（ガンマ）」とは
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