医療判例解説 Vol.85 2020年4月号
出版社: |
医事法令社 |
発行日: |
2020-04-15 |
分野: |
医学一般
>
雑誌
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雑誌名: |
|
電子書籍版: |
2020-04-15
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目次
- ●「指標事例 6選」
・抗凝固薬を処方されていた患者に内視鏡的粘膜切除術実施に際し、術前休薬期間を
1週間としたため脳梗塞で死亡したとして損害賠償を求めた事例
東京地裁:令和元年9月12日判決 事件番号:平成29年(ワ)第16510号
・カテーテルアブレーション施術に手技上の注意義務違反などがあったことより術後、
左房食道瘻が生じて死亡したとして損害賠償を求めた事例
大阪地裁:平成31年1月30日判決 事件番号:平成26年(ワ)第2918号他
・患者に急性冠症候群を疑わせる症状があったのに、12誘導心電図検査を
実施しなかったことから死亡に至ったとして損害賠償を求めた事例
大阪地裁:令和元年5月29日判決 事件番号:平成29年(ワ)第3783号
・十分な問診なしにうつ病であると診断され、副作用の強い薬を処方されたために
後遺障害を負ったとして損害賠償を求めた事例
名古屋地裁:令和元年9月11日判決 事件番号:平成28年(ワ)第2476号
・CT検査で脳腫瘍の疑いがあったのを見落とした結果、水頭症を発症して
後遺症が残ったとして損害賠償を求めた事例
福岡地裁:令和元年6月21日判決 事件番号:平成25年(ワ)第3085号
・急性虫垂炎手術後に点滴漏れや尿管抜去で創部感染が起き、
腹膜瘢痕ヘルニアを罹患したとして損害賠償を求めた事例
東京高裁:令和元年6月19日 事件番号:平成30年(ネ)第4396号