すぐに役立つ BPSD薬物療法ハンドブック

出版社: 医学と看護社
著者:
発行日: 2020-04-30
分野: 臨床医学:内科  >  精神医学
ISBN: 9784909888082
電子書籍版: 2020-04-30 (第1版第1刷)
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商品紹介

薬物療法の適否の判断、安全な薬剤選択から、薬物療法終了へのアプローチまで!

目次

  • 第1章 認知症におけるBPSD
    1. BPSDとは
    2. BPSDの要因
    3. BPSDの症状
    4. 疾患別のBPSDの特徴
    5. 評価スケール

    第2章 BPSDと鑑別が必要な状態
    1. うつ病との鑑別
    2. 高齢者てんかん
    3. せん妄

    第3章 治療ガイドライン
    1. 国内のガイドライン
    2. 海外の代表的なガイドライン

    第4章 BPSDの対応─非薬物的対応
    1. BPSDの誘因の探索と対応
    2. 非薬物的支援
    3. 患者に対するケア
    4. 介護者に対するケア
    5. 情報提供、環境調整、介護保険システムを通した対応
    6. 各症状の非薬物的対応

    第5章 BPSDの薬物療法 総論
    1. BPSDの薬物療法の一般的注意点
    2. BPSD治療薬の有害事象のリスク

    第6章 BPSDに対する薬物療法 各論(その1)─抗認知症薬
    1. BPSDと抗認知症薬
    2. 抗認知症薬各論

    第7章 BPSDに対する薬物療法 各論(その2)─漢方薬、抗不安薬、抗てんかん薬
    1. 漢方薬
    2. 抗不安薬
    3. 抗てんかん薬

    第8章 BPSDに対する薬物療法 各論(その3)─抗精神病薬
    1. BPSDと抗精神病薬
    2. DLBの抗精神病薬に対する過敏性
    3. 幻覚、妄想、興奮、攻撃性に対する抗精神病薬の使用
    4. 抗精神病薬の使用実態
    5. 抗精神病薬の減量・中止について
    6. 認知症に対する薬物療法使用の治療ガイドライン(米国精神医学会)から
    7. 実際の減量の方法

    第9章 睡眠障害に対する薬物療法
    1. 認知症の睡眠障害と薬物療法
    2. 睡眠薬各論
    3. 睡眠薬以外の認知症の不眠の治療薬
    4. レム睡眠行動障害の薬物療法
    5. 睡眠薬と転倒リスク

    第10章 うつに対する薬物療法
    1. 抗認知症薬
    2. 抗うつ薬
    3. 漢方薬
    4. アパシーに対する薬物療法

    第11章 BPSD難治例に対する特殊身体療法
    1. 修正型電気痙攣療法
    2. 経頭蓋磁気刺激療法

    第12章 認知症患者の薬物療法に関連する諸問題─服薬アドヒアランス、多職種連携、ポリファーマシー
    1. 服薬アドヒアランス
    2. 多職種連携
    3. ポリファーマシー
    4. 向精神薬の併用に関する改訂

この書籍の参考文献

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本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

第1章 認知症におけるBPSD

P.9 掲載の参考文献
朝田隆. 厚生労働科学研究費補助金 (認知症対策総合研究事業) 「都市部における認知症有病率と認知症の生活機能障害への対応」平成23年度~平成24年度総合研究報告書, 2013
厚生労働省. 認知症施策推進総合戦略 (新オレンジプラン). http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000064084.html (平成30年6月3日参照)
厚生労働省. 認知症施策推進大綱. https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000519434.pdf (令和元年11月24日参照)
日本精神神経学会 (監訳). DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル, 医学書院, 東京, 2014
水上勝義. 認知症患者の夜間にみられる精神症状および行動症状. 認知神経科学 2015 ; 17 : 12-7
鈴木圭輔, 宮本雅之, 平田幸一, 他. レム睡眠行動異常症と神経変性疾患. 認知神経科学 2015 ; 17 : 1-7
高橋晶, 水上勝義, 朝田隆. レビー小体型認知症 (DLB) の前駆症状, 初期症状. 老年精神医学雑誌 2011 ; 22 (増刊I) : 60-4
Reisberg B, Borenstein J, Salob SP, et al. Behavioral symptoms in Alzheimer's disease ; Phenomenology and treatment. J Clin Psychiatry 1987 ; 48 (suppl.) : 9-15
朝田隆, 本間昭, 木村通宏, 他. 日本語版BEHAVE-ADの信頼性について. 老年精神医学雑誌 1999 ; 10 : 825-34
博野信次, 森悦朗, 池尻義隆, 他. 日本語版Neuropsychiatric Inventory ; 痴呆の精神病状評価法の検討. 脳と神経 1997 ; 49 : 266-71

第2章 BPSDと鑑別が必要な状態

P.22 掲載の参考文献

第3章 治療ガイドライン

P.26 掲載の参考文献
厚生労働省. かかりつけ医のためのBPSD に対応する向精神薬使用ガイドライン (第2版). https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12300000-Roukenkyoku/0000140619.pdf
「認知症疾患診療ガイドライン」作成委員会. 認知症疾患診療ガイドライン 2017, 医学書院, 東京, 2017
日本老年医学会編. 高齢者の安全な薬物療法ガイドライン 2015, メジカルビュー, 東京, 2015
厚生労働省. 高齢者の医薬品適正使用の指針 総論編. https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11125000-Iyakushokuhinkyoku-Anzentaisakuka/0000209385.pdf
厚生労働省. 高齢者の医薬品適正使用の指針 各論編 (療養環境別). https://www.mhlw.go.jp/content/11120000/000568037.pdf
American Psychiatric Association. Practice guideline on the use of antipsychotics to treat agitation of psychosis in patients with dementia. BPSDに対する抗精神病薬治療ガイドライン-認知症の焦燥や精神病症状に対して (新井平伊監訳), ワールドプラニング, 東京, 2017

第4章 BPSDの対応 - 非薬物的対応

P.35 掲載の参考文献
「認知症疾患診療ガイドライン」作成委員会. 認知症疾患診療ガイドライン 2017, 医学書院, 東京, 2017
水上勝義. アルツハイマー型認知症の特徴とケアのポイント. 日本認知症ケア学会誌 2011 ; 10 : 122-9
朝田隆. 痴呆と行動異常-痴呆性疾患・経過・重症度との相関-. 老年精神医学雑誌 2002 ; 13 : 152-6
Li HC, Wang HH, Lu CY, et al. The effect of music therapy on reducing depression in people with dementia : A systematic review and meta-analysis. Geriatr Nurs 2019. pii : S0197-4572 (18) 30662-1. [Epub ahead of print]

第5章 BPSDの薬物療法 総論

P.44 掲載の参考文献

第6章 BPSDに対する薬物療法 各論 ( その1 ) - 抗認知症薬

P.47 掲載の参考文献
福原竜治, 池田学, 森崇明, 他. レビー小体型認知症の精神症状. 老年期痴呆研究会誌 2010 ; 15 : 165-9
真鍋雄太, 小阪憲司. レビー小体型認知症の周辺症状における高用量塩酸ドネペジルの有用性. 精神医学 2009 ; 51 : 1165-72
厚生労働省. かかりつけ医のためのBPSDに対応する向精神薬使用ガイドライン (第2版). https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12300000-Roukenkyoku/0000140619.pdf

第7章 BPSDに対する薬物療法 各論 ( その2 ) - 漢方薬、抗不安薬、抗てんかん薬

P.54 掲載の参考文献
原敬二郎. 老人患者の情緒障害に対する抑肝散およびその加味方の効果について. 日東医誌1984 ; 35 : 49-54
水上勝義, 畑中公孝, 田中芳郎, 他. 認知症にみられる周辺症状に対する抑肝散の効果について-17自験例の検討から-. 漢方医学 2009 ; 33 : 419-22
泉義雄. 痴呆症14例の暴力徘徊などの周辺陽性症状に対する抑肝散加陳皮半夏の改善効果. 漢方と最新治療 2003 ; 12 : 352-6
宮澤仁朗. アルツハイマー型認知症に対する抑肝散加陳皮半夏の臨床的検討. 精神科 2009 ; 14 : 535-42
馬込敦. 認知症に対する抑肝散加陳皮半夏の効果~東洋医学的観点も加えて~. 精神科 2011 ; 18 : 108-14
眞鍋雄太, 横山晴子, 藤城弘樹, 他. 認知症の行動・心理症状に対する抑肝散加陳皮半夏の有用性の検討. 老年精神医学雑誌 2016 ; 27 : 438-47
伊藤忠信. 抑肝散加陳皮半夏および柴胡加竜骨牡蛎湯の中枢機能調節に対する作用. Prog Med 1997 ; 17 : 823-30
荒木五郎. 黄連解毒湯の痴呆に対する効果の検討. 老年期痴呆 1990 ; 4 : 110-7
大友英一, 東儀英夫, 小暮久也, 他. 脳血管障害に対するツムラ黄連解毒湯の臨床的有用性. Ca hopantenateを対照とした封筒法によるWell controlled study. Geriat Med 1991 ; 29 : 121-51
三島和夫. 診療報酬データを用いた向精神薬処方に関する実態調査研究. 厚生労働科学研究費補助金・厚生労働科学特別研究事業「向精神薬の処方実態に関する国内外の比較研究」平成22年度分担研究報告書 2011 : 5-32
日本老年医学会編. 高齢者の安全な薬物療法ガイドライン 2015, メジカルビュー, 東京, 2015
堀口淳, 秋田清実, 塩田一雄, 他. 痴呆患者のせん妄や情動障害に対するバルプロ酸の治療効果. 精神医学 1997 ; 39 : 189-91

第8章 BPSDに対する薬物療法 各論 ( その3 ) - 抗精神病薬

P.68 掲載の参考文献
日本老年医学会編. 高齢者の安全な薬物療法ガイドライン 2015, メジカルビュー, 東京, 2015
厚生労働省. 高齢者の医薬品適正使用の指針 総論編. https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11125000-Iyakushokuhinkyoku-Anzentaisakuka/0000209385.pdf
社会保険診療報酬支払基金が設置している審査情報提供委員会の「医薬品の適応外使用に係わる保健診療上の取り扱い」平成23年9月第9次提供事例. http://www.ssk.or.jp/shinsajoho/teikyojirei/files/y_jirei_H230926.pdf
McKeith IG, Boeve BF, Dickson DW et al. Diagnosis and management of dementia with Lewy bodies : Fourth consensus report of the DLB Consortium. Neurology 2017 ; 89 : 88-100
厚生労働省. かかりつけ医のためのBPSDに対応する向精神薬使用ガイドライン (第2版). https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12300000-Roukenkyoku/0000140619.pdf
水上勝義. BPSDに対する向精神薬の減量・中止のタイミングとその方法. 薬局 2017 ; 68 : 80-4

第9章 睡眠障害に対する薬物療法

P.77 掲載の参考文献
日本老年医学会編. 高齢者の安全な薬物療法ガイドライン 2015, メジカルビュー, 東京, 2015 : pp40-51
厚生労働省. 高齢者の医薬品適正使用の指針 総論編. https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11125000-Iyakushokuhinkyoku-Anzentaisakuka/0000209385.pdf
Herring WJ, Ceesay P, Snyder E, et al. Polysomnographic assessment of suvorexant in patients with probable Alzheimer's disease dementia and insomnia : a randomized trial. Alzheimers Dement 2020 doi : 10.1002/alz.12035. [Epub ahead of print]
水上勝義. 認知症疾患の行動・心理症状の漢方治療. 漢方と最新治療 2014 ; 23 : 207-12
原敬二郎. 老人患者の情緒障害に対する抑肝散およびその加味方の効果について. 日東医誌 1984 ; 35 : 49-54

第10章 うつに対する薬物療法

P.83 掲載の参考文献
宮澤仁朗. アルツハイマー型認知症に対する抑肝散加陳皮半夏の臨床的検討. 精神科 2009 ; 14 : 535-42
馬込敦. 認知症に対する抑肝散加陳皮半夏の効果~東洋医学的観点も加えて~. 精神科 2011 ; 18 : 108-14
大友英一, 東儀英夫, 小暮久也, 他. 脳血管障害に対するツムラ黄連解毒湯の臨床的有用性. Ca hopantenateを対照とした封筒法によるWell controlled study. Geriat Med 1991 ; 29 : 121-51
小林祥泰. 脳卒中後アパシーと血管性認知症. 高次脳機能研究 2014 ; 34 : 1-8

第11章 BPSD難治例に対する特殊身体療法

P.87 掲載の参考文献

第12章 認知症患者の薬物療法に関連する諸問題 - 服薬アドヒアランス、多職種連携、ポリファーマシー

P.89 掲載の参考文献
水上勝義. 認知症患者における医師・薬剤師連携. Prog Med 2019 ; 39 : 699-703
間辺利江, 水上勝義, 松岡珠実, 他. 認知症患者への薬物治療が生命予後に及ぼす影響についての検討. 日本老年医学会雑誌 2019 ; 56 : 171-80
厚生労働省. 高齢者の医薬品適正使用の指針 (総論編). https://www.mhlw.go.jp/content/11121000/kourei-tekisei_web.pdf

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