プライマリ・ケア医のための 心房細動入門 全面改訂版
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目次
- 第一章 総論
1 心房細動とは
~心房細動診療の特徴、疫学、自然経過、分類~
2 心房細動診療の新しいアプローチ
~複雑性の視点から見た心房細動診療~
第二章 心房細動を見つける
1 心房細動の診断
~改めて「65 歳以上は脈を取る」のが大事な理由~
〔さらに詳しく〕 心房細動の早期発見
〔さらに詳しく〕 心房細動を予測する
第三章 脳梗塞を予防する抗凝固療法
1 抗凝固療法のリスク評価
~「CHADS2 スコア0 点1点問題」を考える~
2 抗凝固薬の選び方
(1)絶滅危惧種? ワルファリンの使い道はここだ
〔さらに詳しく〕 ワルファリン用量調節のコツ
〔さらに詳しく〕 凝固系と抗凝固薬の基礎知識
・(1)凝固系は爆発的ポジティブフィードバックシステム
(2)NOAC はどれか1 つを使いこなせば「まずOK」
〔さらに詳しく〕 凝固系と抗凝固薬の基礎知識
・(2)ワルファリンとNOAC:違いは何か?
3 抜歯、内視鏡、手術時の抗凝固療法
~周術期のヘパリンブリッジはもういらない?~
〔さらに詳しく〕 NOACのモニタリングと切り替え法
4 虚血性心疾患合併心房細動の抗血栓療法
~PCI後の抗凝固薬・抗血小板薬併用はいつまで~
5 心不全合併心房細動の治療
~心房細動が先か、心不全が先か?~
6 左心耳閉鎖デバイス
~「WATCHMAN」が威力を発揮する患者像~
特別編 不整脈薬物治療ガイドラインはここが変わった
第四章 複雑症例を考える
1 高齢者抗凝固療法の注意点
~「出血に注意」だけでは不十分~
2 複雑症例でのNOACの使い方
~腎機能低下・高血圧・多剤併用への対処~
3 服薬アドヒアランス
~抗凝固薬の服用を怖がる患者にどう説明する?~
4 出血後の抗凝固療法
~「原則再開」で本当によいのか~
〔さらに詳しく〕 出血にどう対応するか
5 抗凝固薬をいつやめるか
~抗凝固療法の意思決定支援の進め方~
第五章 症状を緩和する治療法
1 急性発作時の対応
~初発心房細動にどう対応するか~
〔コラム〕 基礎心疾患の確認を
2 レートコントロールとリズムコントロール
(1)発作を繰り返す患者にはどう対処すべきか
(2)レートコントロールの実際
(3)リズムコントロールの実際(薬物療法)
〔さらに詳しく〕 心房粗動をどう扱うか?
3 カテーテルアブレーション
~心房細動治療の第一選択か?~