仏教における女性差別を考える ―親鸞とジェンダー
商品紹介
寺に生まれ、仏教研究者、そしてジェンダー研究者である筆者。人間親鸞をこよなく敬愛するがゆえに、宗教的自立を探究するがゆえに、親鸞における、そして仏教界における女性差別を鋭く問いただす。日本人の女性差別観の根本を明らかにする画期的な一冊。
目次
- 表紙
- はじめに
- もくじ
- 第1章 東本願寺ギャラリー展での女性差別問題
- 一 経緯
- 二 「大谷派の女性差別を考えるおんなたちの会」シンポジウム
- 三 真宗女性のつながり
- 第2章 わたしのターニングポイント - フェミニズムとの出逢い
- 一 専業主婦
- 二 フェミニズムとの出逢い
- 三 「女人五障」
- 四 「変成男子」
- 第3章 ジェンダーの視点で学んだわたしの課題
- 一 家制度
- 二 檀家制度下における業論
- 第4章 「女人禁制」
- 一 穢れ
- 二 「女人五障」も「女人禁制」
- 第5章 親鸞思想とわたし
- 一 親鸞との出逢い
- 二 世俗と仏法
- 第6章 宗教的自立
- 一 宗教的自立を阻むもの
- 二 宗教的自立とは
- あとがき
- 奥付
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