感染症はぼくらの社会をいかに変えてきたのか

出版社: 日経BP社
著者:
発行日: 2020-07-29
分野: 医学一般  >  医学史
ISBN: 9784296107049
書籍・雑誌
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1,760 円(税込)

商品紹介

社会経済史を専門とする歴史学者である著者が、緊急事態宣言発令下で芽生えた切実な関心から文献を集め、読み解いた、感染症史です。
「感染症と人間社会の相互作用(人間社会の変化が感染症に影響し、感染症の変化が人間社会に影響する)」 という観点から、ペスト、天然痘、コレラ、インフルエンザなど、過去に感染爆発を起こした代表的な感染症について、概説します。
ウイリアム・マクニールの論考を枠組みとして用いながら、信頼できる情報を体系的、かつコンパクトにまとめました。
各章末には、それぞれの感染症についてより深く理解するうえで役立つ名著、良書を紹介するブックガイドを付しています。

目次

  • はじめに ― ぼくらはなぜ感染症を恐れるのか?

    序章 感染症とぼくらの社会
     社会のあり方が感染症を変え、感染症もまた社会を変える

    第1章 ペスト
     地中海を海上輸送された 「黒死病」は、民衆に力を与えた

    第2章 天然痘
    「消えた感染症」は、 医学にイノベーションをもたらした

    第3章 コレラ
     蒸気機関が運んだ「野蛮な病」は、都市改造を促進した

    第4章  インフルエンザ
     第一次大戦が拡散した「冬の風物詩」は、ナチス台頭を準備した

    第5章 新興感染症
     病原体と人類の進化は続く

    終章  COVID-19
    「ポスト・コロナの時代」は来るか?

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