自然治癒力を高めるマクロビオティック[基礎編]

出版社: ミネルヴァ書房
著者:
発行日: 2020-08-30
分野: 医学一般  >  医学一般
ISBN: 9784623089970
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2,750 円(税込)

商品紹介

アレルギーなどの免疫不全に悩む人が増える昨今、無理なく体質改善に効果的が期待できるマクロビオティックが世界的に注目されている。本書では、中国の陰陽思想や桜沢如一・大森英桜の理論の系譜をまとめつつ、20年の食養指導の実践をもつ著者が、自己免疫力を高める食事の手当てや効果的な日常動作を紹介する。理論的な基礎から理解でき、正食医学としての病気別の対応も載せた、現代に合う実用的な一冊。

目次

  • 序  章 マクロビオティックとは何か
       マクロ(大きな)ビオ(生命観)ティック
       ルーツは食養の祖・石塚左玄
       身土不二と一物全体
       私とマクロビオティックとの出会い
       これまでの二〇年間の活動
       桜沢如一が世界に蒔いたマクロビオティックの種

    第I部 自然治癒力

    第1章 噛むことが食養健康法の基本
       「人は食べ物のお化け」?
       「噛む」はまさに「神業」
       「慎み」の心と体
       スバラシイ、オモシロイ、ユカイな一生を
       老いは腸からやってくる
       「安らぎ」は、腸内をきれいにすることから
       健康の七大条件
       睡眠の質こそが大事
       心身共に中庸の健康を
       人としてのあるべき生き方

    第2章 排毒と自然治癒力
       見直された玄米のパワー
       「欲求を否定しない」という姿勢が大事
       現代に合った体質改善
       体内の化学物質を解毒・排毒していく
       排毒は心身の調和反応
       一五年目の排毒反応で教えられたこと
       肝臓が悲鳴をあげている
       ガンは人類への警鐘
       朝食前の掃除を習慣に
       断食・半断食は心身の中掃除
       世界はいま再びマクロビオティックに注目

    第3章 いのちと血潮−−塩のはたらき
       「塩は生命の元」ではあるけれど
       にがりを含んだ海の塩こそ大事
       清浄な塩気の水で満たされている生命
       血液をキレイにすれば腎機能も高まる
       腰を立てれば血流もよくなる
       ケガレ(気枯れ、気離れ)を除く本当の塩
       排毒には、一定以上の塩分濃度が必要
       生まれ変わった血液で生理再開
       陰陽どちらかに偏った状態が「冷え」

    第II部 陰陽と中庸

    第4章 心身共に中庸を目指して
       遠心性と求心性
       心身の調和のとれた中庸
       陰陽調和した日本人の体温は三七度弱
       痩せた人にも太った人にもある「陰陽の体質」
       土地の陰陽と食物の陰陽
       陰になれば陽を好み、陽になれば陰を好む
       和食の真髄はマクロビオティックの基本食
       中庸の人に好き嫌いなし
       体質と体調という複眼思考をもつ
       人の声からも陰陽判断
       陰陽は善悪ではない、自然宇宙の摂理

    第5章 命の欲求を見つめる生き方
       湧き起こるさまざまな欲求
       五つの口から入ってくる情報に惑わされ
       なぜ過食症は女性に多い?
       アーミッシュから学ぶ
       顕在と潜在の間に壁のない超意識
       生命力を高める、タマゲタお話
       女性と男性の不妊症について
       すべての命は、陰陽の波の中で生きている
       心安らかな平和で中庸の世界


    第III部 正食医学の理論と実際

    第6章 望診と食養指導
       「病気は絶対に治してはいけないよ」
       不安を静め、中庸に導く「他者との共感」
       ガンの疼痛と冷え
       冷えの食養指導―― 生姜シップと生姜風呂など
       ガンの食養指導
       糖尿病(Ⅱ型)の原因と食養生
       急増している潰瘍性大腸炎
       潰瘍性大腸炎の食養指導
       自己免疫疾患は、なぜ女性に多いのか
       膠原病や関節リウマチの食箋
       気管支喘息は発生学的には腸の病気
       陰性と陽性の喘息の食箋
       風邪の浄化反応と食箋
       甲状腺疾患の因果関係と食養手当て法
       慢性化した頭痛の食養法
       肝硬変の食養法
       うつ病治癒には正しい引きこもりが必要
       うつ病の食養指導
       対症療法では根治しない花粉症とアレルギー
       アレルギーの主原因についての「まとめ」
       依存心が下がれば、免疫力は高まる

    資料
     資料1 「宇宙の秩序」図(本文p51)
     資料2 食べもの陰陽表(本文p59)
     資料3 「五つの体質論」のイラスト(本文p69)
     資料4 「体質」と「体調」の陰陽と中庸を分析し分類した表(本文p156)
     資料5 食品の陰陽と食べ方の目安表(本文p150)
     資料6 マクロビオティックでよく使う「食養手当て法」(本文p219)

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