本当に使える症候学の話をしよう

出版社: じほう
著者:
発行日: 2020-09-05
分野: 臨床医学:一般  >  臨床医学一般
ISBN: 9784840752954
書籍・雑誌
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4,400 円(税込)

商品紹介

症状を手がかりに疾患や病態を探る症候学。しかし、実際の臨床ではシンプルに「この症状ならこの病気」とはいかないものです。そこで本書は、解剖学、生理学、組織学、免疫学などを駆使して症状をとらえ、判断に困ったときの考え方や現場で使える診かたをわかりやすくレクチャーします。
病態生理を掘り下げることで、これまでより深い病歴・身体所見の診かた、患者さんにポイントを突いた聞き方ができるようになります。
総合診療の目線で「全身を診ること」にこだわってきた医師が教える、これまでになかった病態推論。医師、薬剤師、看護師問わず、わかりやすく現場に役立つ1冊です!

目次

  • 第1章 腹痛編
    1 腹痛のタイプによって病態を見分ける
    2 痛みの病歴聴取とOPQRSTの質を高める
    3 危ない腹痛を見極める、誰でもできる腹痛フィジカル

    第2章 頭痛編
    4 危ない頭痛の共通点と聴き出し方を学ぶ
    5 病態生理から見抜くよくある頭痛の特徴

    第3章 意識障害編
    6 明日からできる意識障害はじめの10秒
    7 ワンランク上のAIUEOTIPS使いこなし術
    補講 迅速に対応すべき疾患の代表格『敗血症』

    第4章 浮腫編
    8 むくみの基本と病態生理をトコトン学ぶ
    9 Commonな原因による浮腫を病態生理から見抜く

    第5章 胸痛編
    10 絶対見逃したくない胸痛のOPQRST
    11 心電図正常のACSを見抜くための胸痛レッスン

    第6章 初心に戻って考える編
    12 関節痛ってホントに悪ですか?
    13 腹痛ってホントに悪ですか?

    第7章 めまい編
    14 眼振所見が教えてくれる耳石のキモチ
    15 最も多いめまいBPPVの“病態生理”がまるわかり!
    16 絶対に帰してはいけないめまい

    第8章 関節痛編
    17 診断に結びつく病歴聴取の秘訣は“炎症”と“P”にあり
    18 免疫システムから迫る関節痛の鑑別、病歴の違い
    19 結晶性関節炎と感染症による関節痛の特徴をつかむ

    第9章 発熱編
    20 不明熱は本当に不明? 発熱+αを探すようにしよう!
    21 敗血症とSIRSの病態から学ぶ発熱+αの探し方
    22 不明熱+αの症状が出やすい病態とそうでない病態の捉え方
    23 病原体の特徴から迫る不明熱になりやすい感染症

    第10章 心不全編
    24 病態生理から心不全を定義する
    25 体液量のモニター係、腎臓の病態から心不全を定義する

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