電解質輸液塾 改訂2版

出版社: 中外医学社
著者:
発行日: 2020-10-01
分野: 臨床医学:一般  >  栄養/食事/輸血
ISBN: 9784498123519
電子書籍版: 2020-10-01 (2版1刷)
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商品紹介

水電解質が苦手になる大きな要因の一つに,例外やまれな事項があまりに多い,というものがある.本書ではそれを踏まえ,「まずは原理原則を徹底的にたたき込む」ことを優先し,覚える内容を大胆にクリアカット.簡単明瞭で分かりやすいと,発売すぐさま好評をいただいた.改訂2版では,初版の良さはそのままに,最新の知見も加えてブラッシュアップ.今すぐに臨床に活かせる,ミニマムかつ最適な水電解質攻略本となった.

目次

  • テーマ01●Naと水の異常
     第1限 低Na血症の考え方
      1-1 低Na血症の考え方
      1-2 細胞外液量の推定
     第2限 低Na血症の治療
      2-1 低Na血症の症状
      2-2 低Na血症の治療
      2-3 体液量減少型の低Na血症へのアプローチ
     第3限 SIADH
      3-1 SIADHとは
      3-2 ADHの作用メカニズム
      3-3 血漿浸透圧の調整機構
      3-4 SIADHの原因
      3-5 SIADHの診断
      3-6 SIADHの治療
      3-7 バソプレシン受容体拮抗薬
     第4限 高浸透圧性低Na血症と偽性低Na血症
      4-1 高浸透圧性低Na血症
      4-2 偽性低Na血症
     第5限 低Na血症の診断アプローチ
      5-1 低Na血症の診断アプローチ
      5-2 水とNaの関係
     第6限 高Na血症
      6-1 高Na血症を防ぐメカニズム
      6-2 高Na血症の症状
      6-3 高Na血症の診断アプローチ
      6-4 高Na血症の治療
     第7限 尿崩症
      7-1 尿崩症とは
      7-2 尿崩症の治療
      7-3 多尿の診断アプローチ

    テーマ02●Kの異常
     第1限 K代謝異常症の病態生理
      1-1 Kの体内動態
      1-2 Kは細胞内の主要なイオン
      1-3 Kの調整機構
      1-4 細胞内外のK移動を調節する因子
      1-5 腎臓でのK分泌
     第2限 高K血症
      2-1 高K血症の症状
      2-2 K濃度異常と心電図変化
      2-3 高K血症の診断アプローチ
      2-4 高K血症の緊急治療
      2-5 高K血症の慢性期の治療
     第3限 低K血症  1
      3-1 低K血症の症状
      3-2 低K血症の診断アプローチ
     第4限 低K血症  2
      4-1 低K血症の治療
      4-2 Bartter症候群/Gitelman症候群
     第5限 尿細管でのK排泄制御の生理学(上級編)
      5-1 尿細管でのK排泄制御
      5-2 尿細管でのK排泄制御から低K血症と高K血症の病態を考える

    テーマ03●Ca・P・Mgの異常
     第1限 Ca,P代謝の基本
      1-1 Ca代謝
      1-2 P代謝
      1-3 Ca・Pを調節する因子
     第2限 高Ca血症
      2-1 高Ca血症とは
      2-2 高Ca血症の診断
      2-3 高Ca血症の治療
     第3限 低Ca血症
      3-1 低Ca血症とは
      3-2 低Ca血症の原因疾患
      3-3 低Ca血症の診断アプローチ
      3-4 低Ca血症の治療
     第4限 高P血症
      4-1 高P血症とは
      4-2 高P血症の診断
      4-3 高P血症の治療
     第5限 低P血症
      5-1 低P血症とは
      5-2 低P血症の診断
      5-3 低P血症の治療
     第6限 Mg代謝異常症
      6-1 Mg代謝の基本
      6-2 高Mg血症
      6-3 低Mg血症

    テーマ04●酸塩基平衡異常
     第1限 酸塩基平衡の基本
      1-1 酸の産生と排泄
      1-2 pHは肺と腎臓が決める
      1-3 代償作用
      1-4 アシデミア,アルカレミアとアシドーシス,アルカローシスの違い
      1-5 血液ガスのステップ分析
     第2限 代謝性アシドーシス  1
      2-1 アニオンギャップ
      2-2 AG増加型代謝性アシドーシス
      2-3 糖尿病性ケトアシドーシス
     第3限 代謝性アシドーシス  2
      3-1 乳酸アシドーシス
     第4限 代謝性アシドーシス  3
      4-1 AGが減少するのは
     第5限 代謝性アシドーシス  4
      5-1 AG正常の代謝性アシドーシス
      5-2 尿アニオンギャップ
     第6限 代謝性アシドーシス  5
      6-1 尿細管性アシドーシス
      6-2 慢性腎不全のときのアシドーシス
     第7限 代謝性アルカローシス
      7-1 代謝性アルカローシスの病態
      7-2 代謝性アルカローシスの診断
      7-3 代謝性アルカローシスの治療
     第8限 混合性酸塩基平衡異常  1
     第9限 混合性酸塩基平衡異常  2
      9-1 アスピリン中毒
      9-2 ΔAGとΔHCO3- 

    テーマ05●輸液の考え方
     第1限 輸液療法の基本
      1-1 輸液は難しい?
      1-2 2+3の輸液製剤を覚える
     第2限 基本輸液製剤を理解する
      2-1 輸液の基本製剤は生食と5%ブドウ糖液
      2-2 輸液はどこに行くか?
     第3限 その他の輸液製剤を理解する
      3-1 イントロ
      3-2 血漿増量剤
      3-3 細胞外液補充液
      3-4 1号液〜4号液
      3-5 3号液がなぜ維持液とよばれるのか
      3-6 1号液と4号液の使い方
      3-7 輸液製剤何を覚えるか
     第4限 輸液の量とスピードの考え方
      4-1 補充輸液
      4-2 脱水時の輸液量の目安
      4-3 維持輸液
      4-4 水と電解質のバランスシート
      4-5 フィードバック

    ●クイック・レファレンス
     低Na血症の診断アプローチ
     低Na血症の診断アプローチ
     高Na血症の診断アプローチ
     多尿の診断アプローチ
     高K血症の診断アプローチ
     高K血症の緊急治療
     低K血症の診断アプローチ
     高Ca血症の診断アプローチ
     低Ca血症の診断アプローチ
     高P血症の診断アプローチ
     低P血症の診断アプローチ
     血液ガスのステップ分析
     覚えるべき輸液製剤の組成

この書籍の参考文献

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本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

テーマ 01 Naと水の異常

P.2 掲載の参考文献
P.5 掲載の参考文献
P.7 掲載の参考文献
P.9 掲載の参考文献
P.10 掲載の参考文献
P.19 掲載の参考文献
P.20 掲載の参考文献

テーマ 02 Kの異常

P.48 掲載の参考文献
P.61 掲載の参考文献

テーマ 04 酸塩基平衡異常

P.117 掲載の参考文献

テーマ 05 輸液の考え方

P.143 掲載の参考文献

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