PT・OTのための臨床実習の鉄則

出版社: 金原出版
著者:
発行日: 2020-11-30
分野: 臨床医学:外科  >  リハビリ医学
ISBN: 9784307750615
書籍・雑誌
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3,080 円(税込)

商品紹介

不安でいっぱいな臨床実習も最低限押さえておくべきルールで乗り越えられる! 本書はまず「情報収集テクニック」「コミュニケーション術」「セルフマネジメント法」など、すぐに実践できるノウハウを具体的に解説します。また実践的なテクニックとして、5章では対象疾患の代表である「脳卒中の初期評価」について写真を多用して解説し、6章では21施設の理学療法士や作業療法士の臨床思考過程を知るために「実習報告書例」を示しました。

目次

  • 第1章 実習前準備
     1 実習開始2週間前に部屋を片付ける
     2 生活・睡眠リズムの修正、体調管理
     3 荷物1個原則
     4 実習に欠かせない物をそろえる
     5 服装―行き帰りの私服と実習着
     6 髪型・髪の色など
     7 交通機関の確認
     8 PC・プリンター・スマートフォンにおける備え
     9 各種書類・デイリーノート・報告書ファイルの事前作成
     10 データファイルの管理方法
     11 時間・スケジュール管理方法
     12 SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の使用を最小限にする
     13 守秘義務
     14 「臨床実習の手引き」を熟読する
     15 講義で興味が湧いた事柄1つについて深く勉強する
     16 すべての実技練習(介助、検査・測定、治療・指導)が必要だが、せめて「血圧測定」と
       「車いす⇔ベッドの移乗」だけは適切・安全に行えるよう練習する

    第2章 平静なこころの保ち方
     1 実習生は病院・施設職員にとって「異物」
     2 実習前や実習期間中の緊張・不安は当たり前の正常反応
     3 実習指導者も実習期間中は普段よりも緊張している
     4 他人をほめることは難しく、ミスや不十分な点を指摘することは簡単
     5 「指導する側は普通のトーンで話しているつもりでも、
        受け手側は強いトーンととらえてしまうのが通常」ということを知る
     6 人は普段、そんなに笑顔ではない
     7 多くの実習指導者は自分の仲間を育てようと一生懸命である
     8 睡眠不足は平静なこころを保つための最大の敵
     9 運動は平静なこころを保つために大いに役立つ
     10 毎日30分、没頭できる作業・活動をし、休日の楽しみを用意する
     11 つらい時に考えること(思考内容)は本来の自分の考えではない可能性が高い
     12 つらい時に考えること(思考内容)は被害的になるものだ(被害的思考)
     13 実習の単位が取得できず留年しても、人生は続く
     14 時にはきちんと休むこと(休学など)も必要
     15 学生が思う以上に、多くの教員は学生の人生を援助することに一生懸命

    第3章 実習施設に早く慣れるための10の方法
     1 実習施設のホームページで施設の役割や概要を調べる
     2 施設名や実習指導者氏名を「医学中央雑誌」で検索する
     3 職員・対象者の名前をできるだけ早く・多く覚える
     4 なじみの対象者さん・患者さんをつくる
     5 リハビリテーション室の配置を覚え、動線を把握する・思い描く
     6 施設全体の部署や部屋、位置関係を覚える
     7 リハビリテーション室(理学療法室、作業療法室)の物品やその片付け場所・方法を覚える
     8 毎日自分が手伝える雑用を1つ見つける
     9 落ち着けるトイレ(個室)を見つける
     10 昼休みに散歩できる場所・コースを見つける

    第4章 コミュニケーションで役立つ「常識」と「会話術」
     1 他人との言語的コミュニケーションほど人を緊張させ、難しいことはない
     2 挨拶の常識
     3 敬語の常識
     4 返事の常識
     5 言い訳の常識
     6 人は話していると気分がよくなる―話すよりも「聞く」
     7 人は自分が好きなことを話したがる―好きはきっかけになる
     8 人は自慢話をしたがる―それで元気になればいい
     9 人は自分の名前や出身地について話したがる―自分のル-ツを話したい
     10 人は自分が生きてきた時代のことを話したがる―相手の軌跡を知る
     11 人は自分の疾患とともに、病いを話したがる―大事なのは病いを聞くこと
     12 人は質問されるとうれしくなる―臆することなく質問を
     13 道聞かれ顔でいる
     14 人には触れてほしくない話題がある―相手の反応をみる
     15 対象者や実習指導者と一緒に作業や運動をする―自然に楽しく
     16 対象者への失礼な態度の実例

    第5章 脳卒中初期評価の実際
     1 事例
     2 理学療法
     3 作業療法

    第6章 実習報告書例
     1.理学療法
     2.作業療法

    第7章 他者を理解し、セラピスト人生を楽しむために役立つ本・映画案内
     1 学生におすすめの本
     2 学生におすすめの映画

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