Fasciaリリースの基本と臨床　第2版

出版社： 文光堂
著者：
発行日： 2021-07-15
分野： 臨床医学：外科  >  麻酔科学/ペイン
ISBN： 9784830627491
電子書籍版： 2021-07-15 （第2版第1刷）
書籍・雑誌
≪全国送料無料でお届け≫
取寄せ目安：8～14営業日

7,700 円(税込)

購入する
電子書籍
章別単位での購入はできません
ブラウザ、アプリ閲覧

7,700 円(税込)

購入する

商品紹介

ファシア（fascia）は，疼痛性疾患の治療ターゲットとして世界的な注目を集めている．解剖学・動作分析・エコー技術を基にfasciaハイドロリリースを解説した初版はこの分野の定番書となった．今回，新たなエビデンス&臨床実践に基づき大改訂！「fasciaの基礎と臨床」について圧倒的な情報の質と量で一冊に集約．単に局所治療を学ぶに止まらず，fasciaに関するあらゆる知識と技能が得られる．

目次

  • 1　fascia（ファシア）とは
    　　(1)fasciaの歴史・定義の変遷─実態・認識・言葉の狭間で
    　　［column］雲とfasciaの類似性
    　　(2)fasciaは西洋医学と東洋医学の架け橋
    　　(3)fasciaの解剖生理
    　　［column］Dr. Jean-Claude Guimberteauとfascia

    2　fasciaの病態
    　　(1)fasciaと疼痛学
    　　［column］fasciaの発痛源は「神経」か？
    　　(2)fasciaと画像評価
    　　［column］エコー技術の発展とfasciaの病態解明
    　　(3)ファシア疼痛症候群（FPS）の提唱
    　　(4)fasciaの病態に関わる代表的な用語（癒着，柔軟性など）
    　　(5)癒着のGrade分類

    3　fasciaから再考する各種病態
    　　(1)診断とは何か？　病名と診断名の再考
    　　［column］不定愁訴とは？　原因不明とは？
    　　(2)関節の病態
    　　［column］病名の再区分─thumb pain syndrome
    　　(3)炎症性疾患との関係
    　　(4)末梢神経の病態
    　　(5)血管の病態（冷え症含む）
    　　(6)fasciaと自律神経症状
    　　(7)局所と中枢の治療戦略

    4　エコーガイド下fasciaリリースとは
    　　(1)エコーガイド下 fasciaリリースの技術開発，命名の歴史的経緯
    　　(2)fasciaリリースの種類と適応
    　　［column］末梢神経内リリース
    　　(3)エコーガイド下ハイドロリリースとは？
    　　［column］ハイドロリリースという言葉が生まれた背景
    　　(4)hydroreleaseとhydrodissectionおよびブロックの違い

    5　fasciaリリース評価と治療概論
    　　(1)さまざまなfasciaリリース（注射，鍼，徒手など）の方法とその組み合わせ方
    　　［column］針・鍼の先端の形状と組織侵襲性
    　　［column］鍼は本当に神経や血管を避けるのか？
    　　［column］注射療法＋徒手療法（passive manipulation with hydrorelease）
    　　(2)注射手技と効果判定の全体像
    　　(3)注射の治療効果判定
    　　［column］リリースで悪化する場合（圧痛による治療部位選定のピットフォール）

    6　治療部位・発痛源の評価
    　　(1)fasciaリリースのための診察の流れ
    　　［column］fascia治療に関する適切な用語は？
    　　(2)触診─触診方法のコツ
    　　［column］医師が鍼を使う意義
    　　(3)触診─触診の学習方法
    　　［column］エラストグラフィを活用したエコーガイド下触診教育
    　　(4)動作分析と可動域評価
    　　［column］pROMの全身評価の方法：real anatomy train
    　　(5)pROMとnerve tension test
    　　［column］エコーを用いた坐骨神経の滑走評価nerve gliding test
    　　(6)fascia治療におけるエコーの活用法
    　　(7)多様な関連痛マップ
    　　　（dermatome，myotome，fasciatome，angiosome，venosome，osteotome）

    7　エコーガイド下fasciaハイドロリリースの方法
    　　(1)穿刺および注射針の操作技術─注射針・シリンジ・薬液の選択
    　　［column］fasciaハイドロリリースにおけるステロイド薬の適応
    　　(2)fasciaハイドロリリースに伴う合併症
    　　(3)安全で確実に注射するための工夫と学び方
    　　(4)安全確実なfasciaハイドロリリースのための教え方（気胸を克服する）

    8　エコーガイド下fasciaハイドロリリース（US FHR）の実践
    　　(1)エコーガイド下fasciaハイドロリリースの学習法
    　　(2)エコーガイド下fasciaハイドロリリースの難易度一覧
    　A　頸　部
    　　(1)頭半棘筋/大後頭神経/下頭斜筋（ランクA）
    　　(2)中斜角筋/後斜角筋/第1肋骨（ランクC）
    　　(3)胸鎖乳突筋裏（C2〜3 レベル）（ランクB）
    　　(4)C8神経根周囲の fascia（ランクC）
    　　(5)側頭筋/外側翼突筋（ランクC）
    　　(6)C1/2の黄色靱帯・背側硬膜複合体
    　　　　（ligamentum flavum/dura complex： LFD）（ランクC）
    　B　肩関節
    　　(1)肩峰下滑液包と三角筋下滑液包（ランクA）
    　　(2)烏口上腕靱帯（ランクA）
    　　(3)三角筋筋内腱（ランクA）
    　　(4)小円筋/上腕三頭筋（長頭）/腋窩神経，下後方関節包複合体（ランクC）
    　C　上肢帯
    　　(1)僧帽筋/棘上筋（ランクA）
    　　(2)棘下筋（横走線維/斜走線維）（ランクA）
    　　(3)腋窩動脈周囲のfascia（腋窩鞘）（ランクC）
    　D　上　肢
    　　(1)橈骨神経周囲のfascia（上腕遠位部）（ランクB）
    　　(2)尺骨神経周囲のfascia（Struthers腱弓）（ランクB）
    　　(3)オズボーンバンド（ランクB）
    　　(4)長短橈側手根伸筋・総指伸筋/回外筋（ランクA）
    　　(5)手関節部の伸筋支帯（ランクB）
    　　(6)手関節部の屈筋支帯（ランクB）
    　　(7)正中神経（束間神経上膜）（ランクC）
    　E　体　幹
    　　(1)胸腰筋膜（ランクA）
    　　(2)腰部多裂筋（ランクA）
    　　(3)腰椎横突起腹側（腰方形筋付着部）（ランクA）
    　　(4)腰椎椎間関節包（ランクB）
    　　(5)術後創部痛（ランクB）
    　F　下肢帯
    　　(1)中殿筋/小殿筋/腸骨（ランク A）および中殿筋/小殿筋/股関節包（ランクA）
    　　　1．中殿筋/小殿筋/腸骨
    　　　2．中殿筋/小殿筋/股関節包
    　　(2)梨状筋（ランクB）
    　　(3)S1後仙骨孔（ランクC）
    　　(4)坐骨神経（ランクC）
    　G　下　肢
    　　(1)鵞足/内側側副靱帯（ランクA）
    　　(2)伏在神経周囲のfascia（膝関節周囲）（ランクB）
    　　(3)半腱様筋/半膜様筋（ランクA）
    　　(4)膝窩動脈周囲のfascia（ランクC）
    　　(5)総腓骨神経周囲のfascia（ランクB）
    　　(6)足関節部の上伸筋支帯（ランクB）
    　　(7)足根洞（ランクA）

    9　症例提示─fasciaハイドロリリースの実践が進む分野
    　　(1)症例1　整形外科医の腰痛
    　　(2)症例2　若年女性の上肢痛の原因は「顎関節」
    　　(3)症例3　歯科領域への応用（新しい非歯原性歯痛分類の提案）
    　　［column］顔面痛に対するfasciaハイドロリリース
    　　(4)症例4　脳卒中後遺症ではなかった右上肢のしびれ感
    　　［column］神経疾患とファシア疼痛症候群（FPS）の合併
    　　(5)症例5　創部痛（大動脈弁置換術のための開胸術後）
    　　［column］腹壁へのハイドロリリース
    　　(6)症例6　スポーツ選手の筋腱断裂後疼痛
    　　(7)症例7　左肘窩部の採血後疼痛
    　　(8)症例8　交通事故後のむち打ち症（外傷性頸部症候群）
    　　(9)症例9　前胸部不快感と過換気発作を繰り返す若年女性
    　　(10)症例10　膠原病（炎症性疾患）に合併するファシア疼痛症候群（FPS）
    　　［column］リンパ節炎後のリンパ節リリース
    　　(11)症例11　脳出血後の頭痛・めまい（fasciaがつなぐ東洋医学と西洋医学）

    10　悪化因子への対応─整形内科的生活指導
    　　・生活指導の現状と課題
    　　・運動器疼痛に対する整形内科的生活指導のプロセス
    　　・事実の確認方法
    　　・個人への介入方法
    　　・集団への介入方法

    11　fasciaに注視した手術─認識と手技の変遷
    　　・創部と痛み・癒着の関係
    　　・創部の治療
    　　・手術手技とfascia
    　　・手術領域において「膜」や「膜様構造」と認識されてきたfascia
    　　・“膜”や“膜様構造”はfasciaの1つの表現形にすぎない
    　　・fasciaに対する認識の転換
    　　　　―内視鏡による拡大近接画像が見せた「生きている立体的網目状構造」
    　　・総論：fasciaを意識した手術手技（腹部・骨盤部を例に）
    　　・各論：fasciaの認識と手術手技の関係（腹部・骨盤部を例に）
    　　　　　　　―fasciaを温存するか，しないか
    　　・fasciaを意識した手術は合併症を減らす
    　　・fasciaを意識した手術の未来

    12　初学者のためのQ&A集
    　　Q1　どのように診察を始めればよい？
    　　Q2　結局，痛いところに注射をすればよい？
    　　Q3　リリースで悪化する病態はあるの？
    　　Q4　注射実施時の感染予防対策は？
    　　Q5　プローブの血液汚染はどうすればよい？
    　　Q6　注射後は，注射した液体を手などで広げるの？
    　　Q7　よくある治療中の患者の反応は？
    　　Q8　注射後の重だるさや痛み（リバウンド）はあるの？
    　　Q9　注射した液体はどれくらいで消えるの？
    　　Q10　薬液注入量のだいたいの目安は？
    　　Q11　針を骨に当てると骨表面上での合併症が起こる？
    　　Q12　古いエコー機器ではこの治療はできないの？
    　　Q13　治療に要する時間は，一人当たりおよそ何分くらい？

この書籍の参考文献

参考文献のリンクは、リンク先の都合等により正しく表示されない場合がありますので、あらかじめご了承下さい。

本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

1 fascia ( ファシア ) とは

P.12 掲載の参考文献
1) Lesondak D : Fascia : What it is and why it matters, Handspring Publishing, Edinburgh, 2017
 
2) Benias PC, et al : Structure and distribution of an unrecognized interstitium in human tissues. Sci Rep 8 : 4947, 2018
PubMed
3) Coffey JC, et al : The mesentery : structure, function, and role in disease. Lancet Gastroenterol Hepatol 1 : 238-247, 2016
PubMed
4) Booth DG, et al : 3D-CLEM reveals that a major portion of mitotic chromosomes is not chromatin. Mol Cell 64 : 790-802, 2016
 
5) 暁美焔 : 社会学的視点から歴史修正主義を検証する歴史学との統合理論. http://lelang.siteshosting.com/naklang/rakuenriron.html (最終閲覧日 : 2021年4月5日)
 
6) ジャレド・ダイアモンド (著), ほか : 銃・病原菌・鉄-1万3000年にわたる人類史の謎, 草思社, 東京, 2000 (原著 : Guns, Germs, and Steel : the Fates of Human Societies, W. W. Norton, 1997)
 
7) フェルディナン・ド・ソシュール (著), ほか : 一般言語学講義, 岩波書店, 東京, 1972
 
8) 井上京子 : もし「右」や「左」がなかったら-言語人類学への招待, 大修館書店, 東京, 1998
 
9) 小林只, ほか : fasciaの概念からみた腰背部痛. 柏口新二 (編) : 無刀流整形外科, p71, 日本医事新報社, 東京, 2017
 
10) 小林只, ほか : 時の形式-各論-. 松岡史彦, ほか (著) : プライマリ・ケア-地域医療の方法, pp31-32, メディカルサイエンス社, 東京, 2012
 
11) 平成17年度一橋大学附属図書館企画展示 : 虹は本当に七色か. http://www.lib.hit-u.ac.jp/service/tenji/owen/rainbow-color.html (最終閲覧日 : 2021年4月5日)
 
12) Pirri C, et al : Ultrasound imaging of the fascial layers : you see (only) what you know. J Ultrasound Med 39 : 827-828, 2020
 
13) 日本整形内科学研究会ホームページ : 2. Fasciaとは?. https://www.jnos.or.jp/for_medical#Fascia (最終閲覧日 : 2021年4月5日)
 
14) Sacks HS, et al : Human epicardial adipose tissue : a review. Am Heart J 153 : 907-917, 2007
PubMed
15) Myers TW : Anatomy Trains : Myofascial Meridians for Manual and Movement Therapists, 3rd ed, Churchill Livingstone Elsevier, 2013
 
16) Wendell-Smith CP : Fascia : an illustrative problem in international terminology. Surg Radiol Anat 19 : 273-277, 1997
 
17) 小林只, ほか : 新しい概念「筋膜性疼痛症候群 (MPS) 」. 白石吉彦, ほか (編) : THE整形内科, pp37-49, 南山堂, 東京, 2016
 
18) Stecco C, et al : A fascia and the fascial system. J Bodyw Mov Ther 20 : 139-140, 2016
PubMed
19) 日本解剖学会 (監), ほか : 解剖学用語 改訂13版, p87, 医学書院, 東京, 2007
 
20) 日本整形外科学会 (編) : 整形外科学用語集 第8版, p100, 南江堂, 東京, 2016
 
21) Guimberteau JC, et al : Architecture of Human Living Fascia, The Extracellular Matrix and Cells Revealed Through Endoscopy, Handspring Publishing, Scotland, 2015
 
22) 小林只 : シンポジウム「JNOSの未来」fascia総論, 第1回日本整形内科学研究会学術集会, 2018
 
23) 日本整形内科学研究会ホームページ : 医療者向けページ. https://www.jnos.or.jp/for_medical
 
24) Stecco C, et al : Role of fasciae around the median nerve in pathogenesis of carpal tunnel syndrome : microscopic and ultrasound study. J Anat 236 : 660-667, 2020
PubMed
25) Doan RA, et al : Glia in the skin activate pain responses. Science 365 : 641-642, 2019
PubMed
26) Hegel GWF (著), ほか : 精神現象学, 作品社, 東京, 1998
 
P.19 掲載の参考文献
1) 坂井建雄, ほか (監訳) : プロメテウス解剖学アトラス 解剖学総論/運動器系 第2版, 医学書院, 東京, 2011
 
2) 銭田良博 : 治せる治療家になるためにはfascia (ファシア) に対するエコーの臨床・教育・研究が必要である-理学療法士&鍼灸師として. Sportsmedicine 31 : 11-15, 2019
Medical*Online
3) 日本整形内科学研究会ホームページ : 医療者向けページ. https://www.jnos.or.jp/for_medical (最終閲覧日 : 2021年4月5日)
 
4) 筋膜と発生学の新知見でわかった! 経絡経穴ファッシア論-鍼灸はなぜ効くのか-, 医道の日本 77 (6), 2018
Medical*Online
5) ダニエル・キーオン (著), ほか : 閃めく経絡, 医道の日本社, 神奈川, 2018
 
6) Zenita Y, et al : A single ultrasound-guided acupuncture session for abnormal fascia improved chronic mandibular numbness for 6 years after orthodontic surgery : a case report. J Bodyw Mov Ther 22 : 866-867, 2018
 
7) Kurosawa A, et al : Ultrasound-guided dry needling for abnormal fascia between the deltoid muscle and the supraspinatus tendon. Pain Med 21 : 863-864, 2020
 
8) Lowe C, et al : Sham acupuncture is as efficacious as true acupuncture for the treatment of IBS : a randomized placebo controlled trial. Neurogastroenterol Motil 29 : e13040, 2017
 
9) Tesarz J, et al : Sensory innervation of the thoracolumbar fascia in rats and humans. Neuroscience 194 : 302-308, 2011
PubMed
10) Taguchi T, et al : Nociception originating from the crural fascia in rats. Pain 154 : 1103-1114, 2013
PubMed
11) Zhou F, et al : Chapter 2 Neuroanatomic basis of acupuncture points. In : Xia Y, et al (eds) : Acupuncture Therapy for Neurological Diseases : A Neurobiological View, pp32-80, Tsinghua University Press, Beijing, 2010
 
P.31 掲載の参考文献
1) Guimberteau JC, et al : Architecture of Human Living Fascia : The Extracellular Matrix and Cells Revealed Through Endoscopy, Handspring Publishing, Scotland, 2015
 
2) Guimberteau JC, et al : The role and mechanical behavior of the connective tissue in tendon sliding. Chir Main 29 : 155-166, 2010
PubMed
3) Schleip R, et al : What is 'fascia'? A review of different nomenclatures. J Bodyw Mov Ther 16 : 496-502, 2012
PubMed
4) Stecco C, et al : Fascia redefined : anatomical features and technical relevance in fascial flap surgery. Surg Radiol Anat 35 : 369-376, 2013
PubMed
5) 今西宣晶 : 機能的観点からみた脂肪筋膜組織の解剖学的研究. 慶應医学 71 : T15-T33, 1994
 
6) Nakajima H, et al : Anatomical study of subcutaneous adipofascial tissue : a concept of the protective adipofascial system (PAFS) and lubricant adipofascial system (LAFS). Scand J Plast Reconstr Surg Hand Surg 38 : 261-266, 2004
 
7) Stecco C, et al : A fascia and the fascial system. J Bodyw Mov Ther 20 : 139-140, 2016
PubMed
8) Adstrum S, et al : Defining the fascial system. J Bodyw Mov Ther 21 : 173-177, 2017
PubMed
9) Romer F : Practical Manual of the Fascial Distortion Model, International FDM Organization, 2015
 
10) Chopra J, et al : Re-evaluation of superficial fascia of anterior abdominal wall : a computed tomographic study. Surg Radiol Anat 33 : 843-849, 2011
PubMed
11) 川島清隆 : 微小解剖の理解による超解剖学的手術の試み-さらなる根治性向上, 低侵襲性を目指して (解説). 日ミニマム創泌内視鏡外会誌 8 : 15-19, 2016
 
12) 川島清隆, ほか : 骨盤内筋膜概念のパラダイムシフト-筋膜からfascia (ファシア) へ, さらに細胞外マトリックスへ-. 泌外 32 : 1119-1126, 2019
Medical*Online
13) Grinnell F : Fibroblast mechanics in three-dimensional collagen matrices. J Bodyw Mov Ther 12 : 191-193, 2008
PubMed
14) Langevin HM, et al : Dynamic fibroblast cytoskeletal response to subcutaneous tissue stretch ex vivo and in vivo. Am J Physiol Cell Physiol 288 : C747-C756, 2005
PubMed
15) Langevin HM : Connective tissue : a body-wide signaling network? Med Hypotheses 66 : 1074-1077, 2006
PubMed
16) Benjamin M : The fascia of the limbs and back-a review. J Anat 214 : 1-18, 2009
 
17) Abbott RD, et al : Stress and matrix-responsive cytoskeletal remodeling in fibroblasts. J Cell Physiol 228 : 50-57, 2013
PubMed
18) Goldman N, et al : Purine receptor mediated actin cytoskeleton remodeling of human fibroblasts. Cell Calcium 53 : 297-301, 2013
PubMed
19) Chiquet M, et al : From mechanotransduction to extracellular matrix gene expression in fibroblasts. Biochim Biophys Acta 1793 : 911-920, 2009
PubMed
20) Langevin HM, et al : Fibroblast cytoskeletal remodeling contributes to connective tissue tension. J Cell Physiol 226 : 1166-1175, 2011
PubMed
21) Langevin HM, et al : Cellular control of connective tissue matrix tension. J Cell Biochem 114 : 1714-1719, 2013
PubMed
22) Langevin, et al : Fibroblasts form a body-wide cellular network. Histochem Cell Biol 122 : 7-15, 2004
 
23) Buckley CD, et al : Fibroblasts regulate the switch from acute resolving to chronic persistent inflammation. Trends Immunol 22 : 199-204, 2001
PubMed
24) Buckley CD : Why does chronic inflammation persist : an unexpected role for fibroblasts. Immunol Lett 138 : 12-14, 2011
PubMed
25) Cao TV, et al : Dosed myofascial release in three-dimensional bioengineered tendons : effects on human fibroblast hyperplasia, hypertrophy, and cytokine secretion. J Manipulative Physiol Ther 36 : 513-521, 2013
PubMed
26) Stecco C, et al : The fasciacytes : a new cell devoted to fascial gliding regulation. Clin Anat 31 : 667-676, 2018
PubMed
27) Stecco C, et al : Hyaluronan within fascia in the etiology of myofascial pain. Surg Radiol Anat 33 : 891-896, 2011
PubMed

2 fasciaの病態

P.43 掲載の参考文献
1) Fishbain DA, et al : Male and female chronic pain patients categorized by DSM-III psychiatric diagnostic criteria. Pain 26 : 181-197, 1986
PubMed
2) Badley EM, et al : The impact of musculoskeletal disorders in the population : are they just aches and pains? Findings from the 1990 Ontario Health Survey. J Rheumatol 22 : 733-739, 1995
PubMed
3) Chaiamnuay P, et al : Epidemiology of rheumatic disease in rural Thailand : a WHO-ILAR COPCORD study. Community Oriented Programme for the Control of Rheumatic Disease. J Rheumatol 25 : 1382-1387, 1998
PubMed
4) Alvarez DJ, et al : Trigger points : diagnosis and management. Am Fam Physician 65 : 653-660, 2002
PubMed
5) Skootsky SA, et al : Prevalence of myofascial pain in general internal medicine practice. West J Med 151 : 157-160, 1989
PubMed
6) Basbaum AI, et al : Cellular and molecular mechanisms of pain. Cell 139 : 267-284, 2009
PubMed
7) Tesarz J, et al : Sensory innervation of the thoracolumbar fascia in rats and humans. Neurosciece 194 : 302-308, 2011
 
8) Caterina MJ, et al : The capsaicin receptor : a heat-activated ion channel in the pain pathway. Nature 389 : 816-824, 1997
PubMed
9) Sugiura T, et al : Bradykinin lowers the threshold temperature for heat activation of vanilloid receptor 1. J Neurophysiol 88 : 544-548, 2002
PubMed
10) 日本ペインクリニック学会用語委員会 : 国際疼痛学会 痛み用語2011年版リスト. https://www.jspc.gr.jp/Contents/public/pdf/yogo_itami2011.pdf (最終閲覧日 : 2021年4月5日)
 
11) Matsubayashi Y, et al : Validity and reliability of the Japanese version of the painDETECT questionnaire : a multicenter obser vational study. PLoS One 8 : e68013, 2013
 
12) Treede RD, et al : Neuropathic pain : redefinition and a grading system for clinical and research purposes. Neurology 70 : 1630-1635, 2008
 
13) Finnerup NB, et al : Pharmacotherapy for neuropathic pain in adults : a systematic review and meta-analysis. Lancet Neurol 14 : 162-173, 2015
PubMed
14) Devor M : Neuropathic pain and injured nerve : peripheral mechanisms. Br Med Bull 47 : 619-630, 1991
PubMed
15) Obata K, et al : Differential activation of extracellular signal-regulated protein kinase in primary afferent neurons regulates brain-derived neurotrophic factor expression after peripheral inflammation and nerve injury. J Neurosci 23 : 4117-4126, 2003
PubMed
16) Fukuoka T, et al : Change in mRNAs for neuropeptides and the GABA (A) receptor in dorsal root ganglion neurons in a rat experimental neuropathic pain model. Pain 78 : 13-26, 1998
 
17) Ji RR, et al : Central sensitization and LTP : do pain and memory share similar mechanisms? Trends Neurosci 26 : 696-705, 2003
PubMed
18) Milligan ED, et al : Pathological and protective roles of glia in chronic pain. Nat Rev Neurosci 10 : 23-36, 2009
PubMed
19) Kimura M, et al : Dexmedetomidine decreases hyperalgesia in neuropathic pain by increasing acetylcholine in the spinal cord. Neurosci Lett 529 : 70-74, 2012
PubMed
20) Kimura M, et al : Impaired pain-evoked analgesia after nerve injury in rats reflects altered glutamate regulation in the locus coeruleus. Anesthesiology 123 : 899-908, 2015
PubMed
21) Suzuki R, et al : Bad news from the brain : descending 5-HT pathways that control spinal pain processing. Trends Pharmacol Sci 25 : 613-617, 2004
PubMed
22) Lewis GN, et al : Conditioned pain modulation in populations with chronic pain : a systematic review and meta-analysis. J Pain 13 : 936-944, 2012
PubMed
23) Shah JP, et al : An in vivo microanalytical technique for measuring the local biochemical milieu of human skeletal muscle. J Appl Physiol 99 : 1977-1984, 2005
 
24) Stecco C, et al : Hyaluronan within fascia in the etiology of myofascial pain. Surg Radiol Anat 33 : 891-896, 2011
PubMed
25) Tesarz J, et al : Sensory innervation of the thoracolumbar fascia in rats and humans. Neuroscience 194 : 302-308, 2011
PubMed
26) Taguchi T, et al : Nociception originating from the crural fascia in rats. Pain 154 : 1103-1114, 2013
PubMed
27) Hoheisel U, et al : Appearance of new receptive fields in rat dorsal horn neurons following noxious stimulation of skeletal muscle : a model for referral of muscle pain? Neurosci Lett 153 : 9-12, 1993
 
P.45 掲載の参考文献
1) 日本整形内科学研究会ホームページ : 2-3-2 Fasciaの異常とは? https://www.jnos.or.jp/for_medical (最終閲覧日 : 2021年4月5日)
 
P.51 掲載の参考文献
1) Pirri C, et al : Ultrasound imaging of the fascial layers : you see (only) what you know. J Ultrasound Med 39 : 827-828, 2020
 
2) Stecco C, et al : Role of fasciae around the median nerve in pathogenesis of carpal tunnel syndrome : microscopic and ultrasound study. J Anat 236 : 660-667, 2020
PubMed
3) Jakobsen JR, et al : Remodeling of muscle fibers approaching the human myotendinous junction. Scand J Med Sci Sports 28 : 1859-1865, 2018
PubMed
4) 木村裕明 (編集主幹) : 肩痛・拘縮肩に対するFasciaリリース, p206, 文光堂, 東京, 2018
 
5) Kanamoto H, et al : Effect of ultrasound-guided hydrorelease of the multifidus muscle on acute low back pain. J Ultrasound Med, 2020 Aug 25 [Online ahead of print]
 
6) 日本整形内科学研究会ホームページ : 2-7 発痛源Source of painとしての異常なFasciaの見つけ方は? https://www.jnos.or.jp/for_medical
 
7) 日本整形内科学研究会ホームページ : 4-3 生理食塩水注射とエコーガイド下Fasciaリリースの歴史的経緯と国内の普及経緯. https://www.jnos.or.jp/for_medical (最終閲覧日 : 2021年4月5日)
 
8) Fan C, et al : Quantitative evaluation of the echo intensity of paraneural area and myofascial structure around median nerve in carpal tunnel syndrome. Diagnostics (Basel) 10 : 914, 2020
 
9) Stecco A, et al : Ultrasonography in myofascial neck pain : randomized clinical trial for diagnosis and follow-up. Surg Radiol Anat 36 : 243-253, 2014
PubMed
10) Pirri C, et al : An anatomical comparison of the fasciae of the thigh : a macroscopic, microscopic and ultrasound imaging study. J Anat 238 : 999-1009, 2021
PubMed
11) Pirri C, et al : Ultrasound imaging of crural fascia and epimysial fascia thicknesses in basketball players with previous ankle sprains versus healthy subjects. Diagnostics (Basel) 11 : 177, 2021
PubMed
12) 木村裕明, ほか : "Fascia の肉眼解剖" 最新知見とFasciaリリース, 日本整形内科学研究会 北海道東北ブロック第1回地方会, 2018年8月
 
13) 松本正知, ほか : エコー所見から見たFasciaの病態. 臨スポーツ医 37 : 176-182, 2020
Medical*Online
14) Evers S, et al : Ultrasound-guided hydrodissection decreases gliding resistance of the median nerve within the carpal tunnel. Muscle Nerve 57 : 25-32, 2018
PubMed
15) Drakonaki EE, et al : Ultrasound elastography for musculoskeletal applications. Br J Radiol 85 : 1435-1445, 2012
PubMed
16) Kawanishi K, et al : Relationship between gliding and lateral femoral pain in patients with trochanteric fracture. Arch Phys Med Rehabil 101 : 457-463, 2020
PubMed
17) Langevin HM, et al : Reduced thoracolumbar fascia shear strain in human chronic low back pain. BMC Musculoskelet Disord 12 : 203, 2011
PubMed
P.52 掲載の参考文献
1) Wu CH, et al : Elasticity of the coracohumeral ligament in patients with adhesive capsulitis of the shoulder. Radiology 278 : 458-464, 2016
PubMed
2) Ellison ME, et al : Reproducibility and feasibility of acoustoelastography in the superficial digital flexor tendons of clinically normal horses. Am J Vet Res 75 : 581-587, 2014
PubMed
P.54 掲載の参考文献
1) 日本整形内科学研究会ホームページ : 2-11 Fascial pain syndrome (FPS) の提唱. https://www.jnos.or.jp/for_medical (最終閲覧日 : 2021年4月5日)
 
2) JNOS global homepage : 3-1 FPS (fascial pain syndrome) The classification criteria for fascial pain syndrome (FPS). https://www.jnos-global.org/for-medical (最終閲覧日 : 2021年4月5日)
 
3) Anders E : Myofascial pain syndrome, Chapter 29. Bonica's Management of Pain, 3rd ed, Lippincott Williams & Wilkins, Philadelphia, 2001
 
4) 日本整形内科学研究会ホームページ : 2-8 Fasciaとトリガーポイントの関係は? https://www.jnos.or.jp/for_medical (最終閲覧日 : 2021年4月5日)
 
5) Travell JG, et al : Myofascial Pain and Dysfunction : The Trigger Point Manual, 3rd ed, Lippincott Williams & Wilkins, Philadelphia, 1992
 
6) 小林只, ほか : 新しい概念「筋膜性疼痛症候群 (MPS) 」. 白石吉彦, ほか (編) : THE整形内科, pp37-49, 南山堂, 東京, 2016
 
P.59 掲載の参考文献
1) 日本整形外科学会ホームページ, https://www.joa.or.jp/index.html (最終閲覧日 : 2021年2月1日)
 
2) Webster's New World Medical Dictionary, 3rd ed, Houghton Mifflin Harcourt Publishing Company, Hoboken, 2008
 
3) Dorland's Pocket Medical Dictionary, 30th ed, Elsevier-Health Sciences Division, Philadelphia, 2018
 
4) 北原保雄 : 日本国語大辞典 第2版, 小学館, 東京, 2003
 
5) 新村出 (編) : 広辞苑 第七版, 岩波書店, 東京, 2018
 
6) 岩川友太郎 (編) : 生物学語彙, 集英堂, 東京, 1884
 
7) THE FREE DICTIONARY BY FARLEX. http://medical-dictionary.thefreedictionary.com/VA (最終閲覧日 : 2021年4月5日)
 
8) Pavan PG, et al : Painful connections : densification versus fibrosis of fascia. Curr Pain Headache Rep 18 : 441, 2014
PubMed
9) 須田年生 (編) : 実験医学 増刊 29 (20) がん幹細胞-ステムネス, ニッチ, 標的治療への理解, 羊土社, 東京, 2011
 
10) Alter MJ : Science of Flexibility, 3rd ed, p3, Human Kinetics, 2004
 
11) Norris CM : The Complete Guide To Stretching, 4th ed, Bloomsbury Sport, 2015
 
12) 洞口敬 : Fasciaとは-スポーツ診療の見地から. 臨スポーツ医 37 : 146-154, 2020
Medical*Online
13) 木村裕明, ほか : エコーガイド下Fasciaハイドロリリースを実践するための基本. 臨スポーツ医 37 : 192-201, 2020
Medical*Online
P.60 掲載の参考文献
1) 小林只, ほか : 筋膜性疼痛症候群 (MPS). 白石吉彦, ほか (編) : THE整形内科, pp37-49, 南山堂, 東京, 2016
 
2) 日本整形内科学研究会ホームページ : 4-9 手技の名称と目的の関係性～類似名称手技の差異, 何を対象とした手技なのか? ～ (最終閲覧日 : 2021年4月5日)
 
3) Japanese Non-surgical Orthopedics Society : 5. Therapy of fascia. https://www.jnos-global.org/for-medical
 

3 fasciaから再考する各種病態

P.64 掲載の参考文献
1) 松岡史彦, 小林只 : プライマリ・ケア-地域医療の方法, メディカルサイエンス社, 東京, 2012
 
2) 日本整形外科学会 (編) : 整形外科学用語集 第8版, 南江堂, 東京, 2016
 
3) 日本解剖学会 (監) : 解剖学用語 改訂13版, 東京, 2007
 
P.67 掲載の参考文献
1) Hoshika S, et al : Medial elbow anatomy : a paradigm shift for UCL injury prevention and management. Clin Anat 32 : 379-389, 2019
PubMed
P.69 掲載の参考文献
1) 木村裕明, ほか : 最近のトピックス～アンギオソーム (Angiosome) を活用した発痛源評価と治療, 束間神経上膜リリース, 母指痛症候群 (thumb pain syndrome) ～. 第2回日本整形内科学研究会学術集会, 2019
 
2) 浅賀亮哉, ほか : Thumb pain syndrome. 臨スポーツ医 37 : 214-220, 2020
Medical*Online
3) Homma T, et al : Hand muscles concerning thumb movement in the primates-significance of the human hand. Primate Res 8 : 25-31, 1992
 
P.71 掲載の参考文献
1) Langevin HM : What role does fascia play in rheumatic diseases? Rheumatologist, March 1, 2014
 
2) Lech M, et al : Macrophages and fibrosis : how resident and infiltrating mononuclear phagocytes orchestrate all phases of tissue injury and repair. Biochimi Biophys Acta 1832 : 989-997, 2013
 
3) Pavan PG, et al : Painful connections : densification versus fibrosis of fascia. Curr Pain Headache Rep 18 : 441, 2014
PubMed
4) Chaitow L (ed) : Fascial Dysfunction : Manual Therapy Approaches, 2nd ed, Handspring Publishing, 2018. Chapter 1 : The functions of fascia : translating research into clinical relevance 5) Kirchgesner T, et al : Fasciae of the musculoskeletal system : normal anatomy and MR patterns of involvement in autoimmune diseases. Insights Imaging 9 : 761-771, 2018
 
6) 小林只, 木村裕明 : 急性頚部痛の鑑別とエコーガイド下注射の適応. 整形・災害外科 60 : 841-851, 2017
 
7) Zuckerman JD, et al : Frozen shoulder : a consensus definition. J Shoulder Elbow Surg 20 : 322-325, 2011
PubMed
8) Prestgaard T, et al : Ultrasound-guided intra-articular and rotator interval corticosteroid injections in adhesive capsulitis of the shoulder : a double-blind, sham-controlled randomized study. Pain 156 : 1683-1691, 2015
PubMed
9) Gurudut P, et al : Combined effect of gross and focused myofascial release technique on trigger points and mobility in subjects with frozen shoulder-a pilot study. Int J Health Sci Res 9 : 52-61, 2019
 
10) Barnes CP, et al : Short-term outcomes after arthroscopic capsular release for adhesive capsulitis. J Shoulder Elbow Surg 25 : e256-e264, 2016
PubMed
11) 木村裕明 (編集主幹) : 肩痛・拘縮肩に対するFasciaリリース, pp51-53, 文光堂, 東京, 2018
 
12) Lai WC, et al : Chronic lateral epicondylitis : challenges and solutions. Open Access J Sports Med 9 : 243-251, 2018
PubMed
13) Truini A, et al : A mechanism-based classification of pain in multiple sclerosis. J Neurol 260 : 351-367, 2013
PubMed
P.74 掲載の参考文献
1) Stecco C, et al : Role of fasciae around the median nerve in pathogenesis of carpal tunnel syndrome : microscopic and ultrasound study. J Anat 236 : 660-667, 2020
PubMed
2) Doan RA, et al : Glia in the skin activate pain responses. Science 365 : 641-642, 2019
PubMed
3) Teixeira MJ, et al : Concept of acute neuropathic pain. The role of nervi nervorum in the distinction between acute nociceptive and neuropathic pain. Rev Dor 17 (Suppl 1) : S5-S10, 2016
 
4) 松岡史彦, 小林只 : プライマリ・ケア-地域医療の方法, メディカルサイエンス社, 東京, 2012
 
5) 植村研一 : 頭痛・めまい・しびれの臨床-病態生理学的アプローチ, 医学書院, 東京, 1987
 
6) 日本ペインクリニック学会 : ペインクリニック用語集 改訂第4版, 2015
 
P.76 掲載の参考文献
1) 木村裕明, ほか : アンギオソーム (Angiosome) を活用した発痛源評価と治療. 第2回日本整形内科学研究会学術集会, 2019
 
2) Taylor GI, et al : The vascular territories (angiosomes) of the body : experimental study and clinical applications. Br J Plast Surg 40 : 113-141, 1987
PubMed
3) Ohyama K, et al : Coronary adventitial and perivascular adipose tissue inflammation in patients with vasospastic angina. J Am Coll Cardiol 71 : 414-425, 2018
PubMed
4) Simons DG, et al : Travell & Simons? Myofascial Pain and Dysfunction : The Trigger Point Manual, Vol. 1, Upper Half of Body, 2nd ed, Lippincott Williams & Wilkins, Philadelphia, 1998
 
5) 川嶋朗 : 冷え外来, 医歯薬出版, 東京, 2010
 
6) Jansen G, et al : Acupuncture and sensory neuropeptides increase cutaneous blood flow in rats. Neurosci Lett 97 : 305-309, 1989
PubMed
7) Sandberg M, et al : Peripheral effects of needle stimulation (acupuncture) on skin and muscle blood flow in fibromyalgia. Eur J Pain 8 : 163-171, 2004
PubMed
P.79 掲載の参考文献
1) 小林只 : 疼痛・自律神経症状治療のネクストステージ. JNOS 第3回九州・沖縄ブロック研修会in Fukuoka, 2019年6月9日. https://www.jnos.or.jp/archives/information/1379
 
2) 松岡史彦, 小林只 : プライマリ・ケア-地域医療の方法, メディカルサイエンス社, 東京, 2012
 
3) 小林只, ほか : 痛みに対する新時代の薬物療法! -NSAIDs・漢方薬からトラムセット(R), リリカ(R), サインバルタ(R), そしてワンデュロ(R) を超えて-. 白石吉彦, ほか (編) : THE整形内科, pp22-26, 南山堂, 東京, 2016
 
4) 日本心身医学会用語委員会 (編) : 心身医学用語事典 第2版, 三輪書店, 東京, 2009
 
P.80 掲載の参考文献
1) 小林只 : 疼痛・自律神経症状治療のネクストステージ. JNOS 第3回九州・沖縄ブロック研修会in Fukuoka, 2019年6月9日. https://www.jnos.or.jp/archives/information/1379
 
2) 小林只, ほか : 痛みに対する新時代の薬物療法! -NSAIDs・漢方薬からトラムセット(R), リリカ(R), サインバルタ(R), そしてワンデュロ(R) を超えて-. 白石吉彦, ほか (編) : THE整形内科, pp22-26, 南山堂, 東京, 2016
 

4 エコーガイド下fasciaリリースとは

P.87 掲載の参考文献
1) 松岡宏晃, ほか : 筋・筋膜性疼痛症候群 (Myofascial Pain Syndrome : MPS) に対する新しい神経ブロック : 筋膜間ブロック (スキマブロック). ペインクリニック 31 : 497-500, 2010
 
2) Schleip R, et al : Fascia : the Tensional Network of the Human Body, Churchill Livingstone Elsevier, London, 2012
 
3) Sola AE, et al : Myofascial trigger point pain in the neck and shoulder girdle ; report of 100 cases treated by injection of normal saline. Northwest Med 54 : 980-984, 1955
PubMed
4) Frost FA, et al : A control, double-blind comparison of mepivacaine injection versus saline injection for myofascial pain. Lancet 1 (8167) : 499-500, 1980
PubMed
5) Staal JB, et al : Injection therapy for subacute and chronic low-back pain. Cochrane Database Syst Rev 2008 (3) : CD001824, 2008
PubMed
6) Kobayashi T, et al : Effects of interfascial injection of bicarbonated Ringer's solution, physiological saline and local anesthetic under ultrasonography for myofascial pain syndrome-Two pro spective, randomized, double-blinded trials-. J Juzen Med Soc 125 : 40-49, 2016
 
7) Kongsagul S, et al : Ultrasound-guided physiological saline injection for patients with myofascial pain. J Med Ultrasound 28 : 99-103, 2019
 
8) Tantanatip A, et al : Comparison of the effects of physiologic saline interfascial and lidocaine trigger point injections in treatment of myofascial pain syndrome : a double-blind randomized controlled trial. Arch Rehabil Res Clin Transl 3 : 100119, 2021
PubMed
9) Nopsopon T, et al : The therapeutic effect of intra-articular facet joint injection with normal saline as a comparator for chronic low back pain : a systematic review and meta-analysis. medRxiv, 2021
 
10) Gazendam A, et al : Intra-articular saline injection is as effective as corticosteroids, plateletrich plasma and hyaluronic acid for hip osteoarthritis pain : a systematic review and network meta-analysis of randomised controlled trials. Br J Sports Med 55 : 256-261, 2021
 
11) 小林只 : エラストグラフィ-超音波診断装置によるMPS可視化への挑戦, 第8回MPS研究会学術集会, 2011
 
12) 小林只, ほか : 筋筋膜性疼痛症候群の病態と形態学的特徴エラストグラフィー超音波診断装置による検討, 第119回日本解剖学会総会・全国学術集会, 2014
 
13) 木村裕明 : エコーガイド下筋膜リリース法, 第14回MPS研究会学術集会, 2014
 
14) 木村裕明 : 筋膜リリースからFasciaリリース, 第15回MPS研究会学術集会, 2015
 
15) 木村裕明 (編集主幹) : 解剖・動作・エコーで導くFasciaリリースの基本と臨床-筋膜リリースからFasciaリリースへ, 文光堂, 東京, 2017
 
16) 日本整形内科学研究会 : 第1回日本ファシア会議, 2020. https://www.jnos.or.jp/archives/information/3258
 
P.93 掲載の参考文献
1) Donnelly JM, et al : Travell, Simons & Simons' Myofascial Pain and Dysfunction, 3rd ed, Lippincott Williams & Wilkins, Philadelphia, 2018
 
2) Stecco C, et al : Dermatome and fasciatome. Clin Anat 32 : 896-902, 2019
PubMed
3) Taylor GI, et al : The vascular territories (angiosomes) of the body : experimental study and clinical applications. Br J Plast Surg 40 : 113-141, 1987
PubMed
4) Evers S, et al : Ultrasound-guided hydrodissection decreases gliding resistance of the median nerve within the carpal tunnel. Muscle Nerve 57 : 25-32, 2018
PubMed
5) Stecco C, et al : Role of fasciae around the median nerve in pathogenesis of carpal tunnel syndrome : microscopic and ultrasound study. J Anat 236 : 660-667, 2020
PubMed
P.94 掲載の参考文献
1) 日本整形内科学研究会ホームページ : 4-9-3 fibrilsに対するハイドロリリース～末梢神経内注射の適応は? https://www.jnos.or.jp/for_medical (最終閲覧日 : 2021年4月5日)
 
2) Pfirrmann CW, et al : Selective ner ve root blocks for the treatment of sciatica : evaluation of injection site and effectiveness-a study with patients and cadavers. Radiology 221 : 704-711, 2001
 
3) Bigeleisen PE : Nerve puncture and apparent intraneural injection during ultrasound-guided axillary block does not invariably result in neurologic injury. Anesthesiology 105 : 779-783, 2006
 
4) Albrecht E, et al : A systematic review and meta-analysis of perineural dexamethasone for peripheral nerve blocks. Anaesthesia 70 : 71-83, 2015
 
5) 高橋嚴太郎, ほか : Pencil point typeとQuincke typeの神経ブロック針を用いた神経根ブロック効果の解剖学的比較. ペインクリニック 31 : 1485-1490, 2010
 
P.97 掲載の参考文献
1) 日本整形内科学研究会ホームページ : 4-5 エコーガイド下ハイドロリリースultrasound-guided hydrorelease (HR) とは? 手技名称の基本要素からみたHRの定義 (最終閲覧日 : 2021年4月5日)
 
P.98 掲載の参考文献
1) Wikipediaホームページ : Hydrology. https://en.wikipedia.org/wiki/Hydrology (最終閲覧日 : 2021年4月5日)
 
2) USGSホームページ : What is Hydrology. https://www.usgs.gov/special-topic/waterscience-school/science/what-hydrology?qtscience_center_objects=0#qt-science_center_objects (最終閲覧日 : 2021年4月5日)
 
3) 日本整形内科学研究会 : 4-8 ハイドロリリース命名に至った言語選択プロセス. https://www.jnos.or.jp/for_medical#4-8 (最終閲覧日 : 2021年3月30日)
 
P.102 掲載の参考文献
1) 日本整形内科学研究会ホームページ : 4-6 ハイドロダイセクションHydrodissectionとは? Hydrorelease (HR) の差異. https://www.jnos.or.jp/for_medical (最終閲覧日 : 2021年4月3日)
 
2) Lam KHS, et al : Ultrasound-guided nerve hydrodissection for pain management : rationale, methods, current literature, and theoretical mechanisms. J Pain Res 13 : 1957-1968, 2020
PubMed
3) Kimura H, et al : Expansion of 1 mL of solution by ultrasound-guided injection between the trapezius and rhomboid muscles : a cadaver study. Pain Med 21 : 1018-1024, 2020
PubMed
4) Pfirrmann CW, et al : Selective nerve root blocks for the treatment of sciatica : evaluation of injection site and effectiveness-a study with patients and cadavers. Radiology 221 : 704-711, 2001
PubMed

5 fasciaリリース評価と治療概論

P.107 掲載の参考文献
1) 米山榮, ほか : 微小組織損傷としての鍼刺激-病理組織学的検討. 全日鍼灸会誌 45 : 192-197, 1995
 
2) Mihic DN : Postspinal headache and relationship of needle bevel to longitudinal dural fibers. Reg Anesth Pain Med 10 : 76-81, 1985
 
3) Flaatten H, et al : Puncture technique and postural postdural puncture headache. A randomised, double-blind study comparing transverse and parallel puncture. Acta Anaesthesiol Scand 42 : 1209-1214, 1998
PubMed
4) Cook TM : Combined spinal-epidural techniques. Anaesthesia 55 : 42-64, 2000
PubMed
5) 仲西康顕 : うまくいく! 超音波でさがす末梢神経100%効く四肢伝達麻酔のために, メジカルビュー社, 東京, 2015
 
P.111 掲載の参考文献
1) Niggemann B, et al : Side-effects of complementary and alternative medicine. Allergy 58 : 707-716, 2003
PubMed
2) Dorsher PT : Acupuncture for chronic pain. Tech Reg Anesth Pain Manag 15 : 55-63, 2011
 
3) 超音波骨折治療研究会 (監) : 骨折に対する低出力超音波パルス治療の基礎と臨床, メディカルレビュー社, 東京, 2008
 
4) 沖田実 (編) : 関節可動域制限 第2版-病態の理解と治療の考え方, 三輪書店, 東京, 2013
 
5) 白石吉彦, ほか (編) : THE整形内科, 南山堂, 東京, 2016
 
P.112 掲載の参考文献
1) 日本整形内科学研究会ホームページ : 4-2-1 注射療法+徒手療法 (Passive manipulation with hydrorelease) (最終閲覧日 : 2021年4月3日)
 
P.116 掲載の参考文献
1) Ferreira-Valente MA, et al : Validity of four pain intensity rating scales. Pain 152 : 2399-2404, 2011
PubMed
2) Wright KD, et al : Factorial validity of the short-form McGill pain questionnaire (SF-MPQ). Eur J Pain 5 : 279-284, 2001
PubMed
3) Dworkin RH, et al : Development and initial validation of an expanded and revised version of the Short-form McGill Pain Questionnaire (SFMPQ-2). Pain 144 : 35-42, 2009
 
4) Talag TS : Residual muscular soreness as influenced by concentric, eccentric, and static contractions. Res Q 44 : 458-469, 1973
PubMed
5) 福原俊一, ほか : 健康関連QOL尺度-SF-8とSF-36. 医学のあゆみ 213 : 133-136, 2005
Medical*Online
P.118 掲載の参考文献
1) De Coster PJ, et al : Generalized joint hypermobility and temporomandibular disorders : inherited connective tissue disease as a model with maximum expression. J Orofac Pain 19 : 47-57, 2005
 
2) De Coster PJ, et al : Oral health in prevalent types of Ehlers-Danlos syndromes. J Oral Pathol Med 34 : 298-307, 2005
PubMed
3) Hagberg C, et al : Ehlers-Danlos Syndrome (EDS) focusing on oral symptoms : a questionnaire study. Orthod Craniofac Res 7 : 178-185, 2004
PubMed

6 治療部位・発痛源の評価

P.122 掲載の参考文献
1) 松岡史彦, 小林只 : プライマリ・ケア-地域医療の方法, メディカルサイエンス社, 東京, 2012
 
2) 白石吉彦, ほか (編) : THE整形内科, 南山堂, 東京, 2016
 
3) Falco FJE, et al : An update of the systematic assessment of the diagnostic accuracy of lumbar facet joint ner ve blocks. Pain Physician 15 : E869-E907, 2012
 
P.140 掲載の参考文献
1) 小林只 : real anatomy train による原因Fasciaの検索方法, 第14回MPS研究会学術集会, 2014
 
P.147 掲載の参考文献
1) Lam SKH, et al : Loss of the "seesaw sign" of the sciatic nerve in a marathon runner complaining of hamstring cramping. Pain Med 21 : e247-e248, 2020
 
2) Schafhalter-Zoppoth I, et al : The "seesaw" sign : improved sonographic identification of the sciatic nerve. Anesthesiology 101 : 808-809, 2004
PubMed
3) 木村裕明 : 下肢への関連痛に対するFasciaリリース. 第18回MPS研究会学術集会, 2016
 
P.152 掲載の参考文献
1) el Barzouhi A, et al : Magnetic resonance imaging in follow-up assessment of sciatica. N Engl J Med 368 : 999-1007, 2013
PubMed
2) Katz JN, et al : Surgery versus physical therapy for a meniscal tear and osteoarthritis. N Engl J Med 368 : 1675-1684, 2013
PubMed
3) Guermazi A, et al : Prevalence of abnormalities in knees detected by MRI in adults without knee osteoarthritis : population based observational study (Framingham Osteoarthritis Study). BMJ 345 : e5339, 2012
PubMed
P.158 掲載の参考文献
1) Edinger L : Neue Darstellung der Segmentinnervation des menschlichen Korpers. Zeitschr F Klin Med 53 : 52-57, 1904
 
2) Keegan JJ, et al : The segmental distribution of the cutaneous nerves in the limbs of man. Anat Rec 102 : 409-437, 1948
PubMed
3) Haymaker W, et al : Peripheral Nerve Injuries : Principles of Diagnosis, 2nd ed, pp17-30, WB Saunders, Philadelphia, 1953
 
4) NYSORA : Functional Regional Anesthesia Anatomy. https://www.nysora.com/foundations-ofregional-anesthesia/anatomy/functional-regional-anesthesia-anatomy/
 
5) Stecco C, et al : Dermatome and Fasciatome. Clin Anat 32 : 896-902, 2019
PubMed
6) Taylor GI, et al : The vascular territories (angiosomes) of the body : experimental study and clinical applications. Br J Plast Surg 40 : 113-141, 1987
PubMed
7) Chelladurai P, et al : Matrix metalloproteinases and their inhibitors in pulmonary hypertension. Eur Respir J 40 : 766-782, 2012
PubMed
8) Taylor GI, et al : The venous territories (venosomes) of the human body : experimental study and clinical implications. Plast Reconstr Surg 86 : 185-213, 1990
PubMed
9) Dejerine J : Semoidologie du Systeme Nerveux, Masson, Paris, 1914
 

7 エコーガイド下fasciaハイドロリリースの方法

P.168 掲載の参考文献
1) McAlindon TE, et al : Effect of intra-articular triamcinolone vs saline on knee cartilage volume and pain in patients with knee osteoarthritis : a randomized clinical trial. JAMA 317 : 1967-1975, 2017
PubMed
2) Henry R, et al : Myofascial pain in patients waitlisted for total knee arthroplasty. Pain Res Manag 17 : 321-327, 2012
PubMed
3) Katz JN, et al : Surgery versus physical therapy for a meniscal tear and osteoarthritis. N Engl J Med 368 : 1675-1684, 2013
PubMed
4) Gazendam A, et al : Intra-articular saline injection is as effective as corticosteroids, plateletrich plasma and hyaluronic acid for hip osteoarthritis pain : a systematic review and network meta-analysis of randomised controlled trials. Br J Sports Med 55 : 256-261, 2021
 
5) Kaya M : Impact of extra-articular pathologies on groin pain : an arthroscopic evaluation. PLoS One 13 : e0191091, 2018
PubMed
6) Staal JB, et al : Injection therapy for subacute and chronic low-back pain. Cochrane Database Syst Rev (3) : CD001824, 2008
PubMed
7) Frost FA, et al : A control, double-blind comparison of mepivacaine injection versus saline injection for myofascial pain. Lancet 1 (8167) : 499-500, 1980
PubMed
8) Kobayashi T, et al : Effects of interfascial injection of bicarbonated Ringer's solution, physiological saline and local anesthetic under ultrasonography for myofascial pain syndrome-Two prospective, randomized, double-blinded trials-. J Juzen Med Soc 125 : 40-49, 2016
 
9) McAlindon TE, et al : OARSI guidelines for the non-surgical management of knee osteoarthritis. Osteoarthritis Cartilage 22 : 363-388, 2014
PubMed
10) Erturk C, et al : Will a single periarticular lidocaine-corticosteroid injection improve the clinical efficacy of intraarticular hyaluronic acid treatment of symptomatic knee osteoarthritis? Knee Surg Sports Traumatol Arthrosc 24 : 3653-3660, 2016
 
11) Ooki T, et al : High-molecular-weight hyaluronan is a Hippo pathway ligand directing cell density-dependent growth inhibition via PAR1b. Dev Cell 49 : 590-604.e9, 2019
 
12) Kimura H, et al : Expansion of 1 mL of solution by ultrasound-guided injection between the trapezius and rhomboid muscles : a cadaver study. Pain Med 21 : 1018-1024, 2020
PubMed
P.171 掲載の参考文献
1) Coombes BK, et al : Efficacy and safety of corticosteroid injections and other injections for management of tendinopathy : a systematic review of randomised controlled trials. Lancet 376 : 1751-1767, 2010
PubMed
2) Porter MD, et al : Intralesional corticosteroid injection versus extracorporeal shock wave therapy for plantar fasciopathy. Clin J Sport Med 15 : 119-124, 2005
PubMed
3) Lee TG, et al : Intralesional autologous blood injection compared to corticosteroid injection for treatment of chronic plantar fasciitis. A prospective, randomized, controlled trial. Foot Ankle Int 28 : 984-990, 2007
PubMed
4) Uden H, et al : Plantar fasciitis-to jab or to support? A systematic review of the current best evidence. J Multidiscip Healthc 4 : 155-164, 2011
PubMed
5) Sellman JR : Plantar fascia rupture associated with corticosteroid injection. Foot Ankle Int 15 : 376-381, 1994
PubMed
6) Acevedo JI, et al : Complications of plantar fascia rupture associated with corticosteroid injection. Foot Ankle Int 19 : 91-97, 1998
 
7) Dye SF, et al : Conscious neurosensory mapping of the internal structures of the human knee without intraarticular anesthesia. Am J Sports Med 26 : 773-777, 1998
PubMed
8) Mace J, et al : Infrapatellar fat pad syndrome : a review of anatomy, function, treatment and dynamics. Acta Orthop Belg 82 : 94-101, 2016
PubMed

8 エコーガイド下fasciaハイドロリリース ( US - FHR ) の実践

P.188 掲載の参考文献
白石吉彦, ほか (編) : THE整形内科, 南山堂, 東京, 2016
 
柏口新二 (編) : 無刀流整形外科, 日本医事新報社, 東京, 2017
 
洞口敬 : 大会長講演「整形外科学と整形内科学 (2020 And yet, it moves～それでも地球は動いている～) 」, 2020年日本整形内科学研究会 (JNOS) 第3回学術集会/第1回日本ファシア会議, 2020年11月. https://www.youtube.com/watch?v=L5YgGaQ3aYo&feature=youtu.be
 
小林只 : 講演「Fasciaに対する実態・言語・歴史」, 2020年日本整形内科学研究会 (JNOS) 第3回学術集会/第1回日本ファシア会議, 2020年11月. https://www.youtube.com/watch?v=xwLrM2-k0GQ&feature=youtu.be
 
ファシア総論. 柏口新二 (編) : 無刀流整形外科, pp28-49, 日本医事新報社, 東京, 2017
 
David Lesondak (著), 小林只 (監訳) : ファシア-その存在と知られざる役割, 医道の日本社, 神奈川, 2020
 
熊井司 (編) : 特集 Fasciaを考える-基礎から臨床応用まで-. 臨床スポーツ医学 2020年2月号 (37巻2号)
 
白石吉彦 (著・出演), 一般社団法人日本整形内科学研究会 (JNOS) (監修) : CareNet Dr. 白石のLet's エコー運動器編, ケアネット, 東京, 2019
 
白石吉彦 : 離島発とって隠岐の外来超音波診療-動画でわかる運動器エコー入門, 中山書店, 東京, 2017
 
小林只 (監) : 特集 肩こり・腰痛・膝痛患者に対する整形内科的生活指導. 日本医事新報 4987 : 19-42, 2019
 
小林只 (監) : 特集 肩こり・腰痛・膝痛患者に対する整形内科的生活指導. 日本医事新報 4987 : 19-42, 2019
 
松岡史彦, 小林只 : プライマリケア-地域医療の方法, メディカルサイエンス社, 東京, 2012
 
須田万勢 (著), 小林只 (監) : 痛み探偵の事件簿. 日本医事新報 2019年5月～2020年3月
 
白石吉彦 (著・出演), 一般社団法人日本整形内科学研究会 (JNOS) (監修) : CareNet Dr. 白石のLet'sエコー運動器編, ケアネット, 東京, 2019
 
木村裕明, ほか : 頸部, 頸椎周囲への注射療法. 後藤英之 (編) : 迷わず打てる関節注射・神経ブロック, pp47-69, 羊土社, 東京, 2019
 
肩こり症の診断と治療. 白石吉彦, ほか (編) : THE整形内科, pp180-189, 南山堂, 東京, 2016
 
井野辺純一 : 一般演題 最優秀賞「後頸部圧痛, 複視, めまいを呈し後頸部のハイドロリリースにて改善する症候群」, 2020年日本整形内科学研究会 (JNOS) 第3回学術集会, 2020年11月. https://www.youtube.com/watch?v=edaIIAtkS2Q
 
木村裕明 (編集主幹) : 肩痛・拘縮肩に対するFasciaリリース-肩関節周囲炎を中心に, 文光堂, 東京, 2018
 
熊井司 (編) : 特集 Fasciaを考える-基礎から臨床応用まで-. 臨床スポーツ医学 2020年2月号 (37巻2号)
 
腰殿部痛. 柏口新二 (編) : 無刀流整形外科, pp70-132, 日本医事新報社, 東京, 2017
 
村上栄一 (編) : 長引く腰痛はこうして治せ!, 日本医事新報社, 東京, 2020
 
高橋周 : みるみる見える超入門 Dr. 高橋の運動器エコー技塾, 新興医学出版社, 東京, 2019
 
皆川洋至 : 超音波でわかる運動器疾患-診断のテクニック, メジカルビュー社, 東京, 2010
 
仲西康顕 : うまくいく! 超音波でさがす末梢神経-100%効く四肢伝達麻酔のために, メジカルビュー社, 東京, 2015
 
林典雄 : 運動療法のための運動器超音波機能解剖-拘縮治療との接点, 文光堂, 東京, 2015
 
工藤慎太郎 (編著) : 運動療法の「なぜ? 」がわかる超音波解剖, 医学書院, 東京, 2014
 
河上敬介, ほか (編) : 骨格筋の形と触察法 改訂第2版, 大峰閣, 2013
 
中瀬順介 : 膝エコーのすべて-解剖・診断・インターベンション, 日本医事新報社, 東京, 2020
 
Essential Anatomy
 
Complete Anatomy
 
Visible Body
 
白石吉彦, ほか (編) : THE整形内科, 南山堂, 東京, 2016
 
小林只 (監) : 特集 肩こり・腰痛・膝痛患者に対する整形内科的生活指導. 日本医事新報 4987 : 19-42, 2019
 
P.191 掲載の参考文献
1) 井野辺純一 : 後頸部圧痛, 複視, めまいを呈し後頸部のハイドロリリースにて改善する症候群, 日本整形内科学研究会 (JNOS) 第3回学術集会, 2020年11月
 
P.193 掲載の参考文献
1) Mori M : Statistics on the musculature of the Japanese. Okajimas Folia Anat Jpn 40 : 195-300, 1964
PubMed
P.215 掲載の参考文献
1) Sakoma Y, et al : Anatomical and functional segments of the deltoid muscle. J Anat 218 : 185-190, 2011
PubMed
2) Leijnse JNAL, et al : Morphology of deltoid origin and end tendons-a generic model. J Anat 213 : 733-742, 2008
 
P.236 掲載の参考文献
1) Stecco C, et al : Comparison of transverse carpal ligament and flexor retinaculum terminology for the wrist. J Hand Surg Am 35 : 746-753, 2010
PubMed
2) Rojo-Manaute JM, et al : Ultra-minimally invasive sonographically guided carpal tunnel release : anatomic study of a new technique. J Ultrasound Med 32 : 131-142, 2013
PubMed
P.240 掲載の参考文献
Willard FH, et al : The thoracolumbar fascia : anatomy, function and clinical considerations. J Anat 221 : 507-536, 2012
PubMed
P.265 掲載の参考文献
1) Satoh M, et al : Three-layered architecture of the popliteal fascia that acts as a kinetic retinaculum for the hamstring muscles. Anat Sci Int 91 : 341-349, 2016
PubMed
P.271 掲載の参考文献
1) Kim TH, et al : Subtalar instability : imaging features of subtalar ligaments on 3D isotropic ankle MRI. BMC Musculoskelet Disord 18 : 475, 2017
PubMed
2) Kelikian AS (ed) : Sarrafian's Anatomy of the Foot and Ankle, 3rd ed [Kindle DX version], 2011. Retrieved from amazon.com, Chapter 1, Section 3, Figure 3.4
 

9 症例提示 - fasciaハイドロリリースの実践が進む分野

P.280 掲載の参考文献
1) 日本口腔顔面痛学会 (編) : 非歯原性歯痛診療ガイドライン. 日本口腔顔面痛学会雑誌 4 (2), 2011
 
2) 木村裕明, ほか : 歯科領域の痛みに対するエコーガイド下fasciaハイドロリリース. Dental Diamond 2020年11月号
 
P.286 掲載の参考文献
1) 日本理学療法士学会ホームページ : 理学療法ガイドライン 第1版 (2011). http://jspt.japanpt.or.jp/guideline/ (最終閲覧日 : 2021年4月5日)
 
P.288 掲載の参考文献
1) Machida T, et al : A new procedure for ultrasound-guided hydrorelease for the scarring after arthroscopic knee surgery. Cureus 12 : e12405, 2020
PubMed
2) Thavapalachandran S, et al. Platelet-derived growth factor-AB improves scar mechanics and vascularity after myocardial infarction. Sci Transl Med 12 : eaay2140, 2020
PubMed
3) 今西宣晶 : 機能的観点からみた脂肪筋膜組織の解剖学的研究. 慶應医学 71 : T15-T33, 1994
 
P.290 掲載の参考文献
1) Bove GM, et al : Visceral mobilization can lyse and prevent peritoneal adhesions in a rat model. J Bodyw Mov Ther 16 : 76-82, 2012
 
P.292 掲載の参考文献
1) 洞口敬 : Fasciaとは-スポーツ診療の見地から. 臨スポーツ医 37 : 146-154, 2020
Medical*Online
P.294 掲載の参考文献
1) 日本ペインクリニック学会治療指針検討委員会 (編) : ペインクリニック治療指針 改訂第6版, p161, 真興交易 (株) 医書出版部, 東京, 2019
 
P.296 掲載の参考文献
1) 日本整形外科学会ホームページ : むち打ち症. https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/traumatic_cervical_syndrome.html (最終閲覧日 : 2021年4月5日)
 
2) 大村健史, ほか : シートベルトによる腸管穿孔症例の検討. 日腹部救急医会誌 36 : 1173-1176, 2016
 
3) 小林只 : 疼痛・自律神経症状治療のネクストステージ, 第3回日本整形内科学研究会九州・沖縄ブロック研修会, 2019年6月9日. https://www.jnos.or.jp/archives/information/1379
 
P.298 掲載の参考文献
1) 松岡史彦, 小林只 : プライマリケア-地域医療の方法, メディカルサイエンス社, 東京, 2012
 
2) Telarovic S, et al : Frequency of iron deficiency anemia in pregnant and non-pregnant women suffering from restless legs syndrome. Hematology 24 : 263-267, 2019
PubMed
3) 白石吉彦, ほか (編) : THE整形内科, 南山堂, 東京, 2016
 
P.300 掲載の参考文献
1) Sudol-Szopinska I, et al : Rheumatoid arthritis : what do MRI and ultrasound show. J Ultrason 17 : 5-16, 2017
 
2) Pavan PG, et al : Painful connections : densification versus fibrosis of fascia. Curr Pain Headache Rep 18 : 441, 2014
PubMed
3) Dalmau-Pastor M, et al : Extensor apparatus of the lesser toes : anatomy with clinical implications-topical review. Foot Ankle Int 35 : 957-969, 2014
PubMed
P.301 掲載の参考文献
1) 小林只 : 疼痛・自律神経症状治療のネクストステージ. 第3回日本整形内科学研究会九州・沖縄ブロック研修会, 2019年6月9日. https://www.jnos.or.jp/archives/information/1379
 
2) Huang S, et al : Lymph nodes are innervated by a unique population of sensory neurons with immunomodulatory potential. Cell 184 : 441-459.e25, 2021
 
P.306 掲載の参考文献
1) Barre JA : Sur un syndrome sympathique cervical posterieur et sa cause frequente, l'arthrite cervicale. Paris Revue Neurologique 45 : 1246-1248, 1926
 
2) Wrisley DM, et al : Cervicogenic dizziness : a review of diagnosis and treatment. J Orthop Sports Phys Ther 30 : 755-766, 2000
PubMed
3) Pettorossi VE, et al : Neck proprioception shapes body orientation and perception of motion. Front Hum Neurosci 8 : 895, 2014
PubMed
4) Li Y, et al : Pathogenesis, diagnosis, and treatment of cervical vertigo. Pain Physician 18 : E583-E595, 2015
PubMed
5) 篠原昭二, ほか : 運動時愁訴に対する経筋を応用した遠隔部治療について. 全日鍼灸会誌 53 : 4-7, 2003
 
6) Minerbi A, et al : Altered microbiome composition in individuals with fibromyalgia. Pain 160 : 2589-2602, 2019
PubMed
7) トーマス・W・マイヤース (著), 板場英行, ほか (訳) : アナトミー・トレイン 第3版, 医学書院, 東京, 2016
 

10 悪化因子への対応 - 整形内科的生活指導

P.312 掲載の参考文献
1) 小林只, ほか : 生活指導. 木村裕明 (編集主幹) : 肩痛・拘縮肩に対するFasciaリリース, pp182-186, 文光堂, 東京, 2018
 
2) 小林只 : 整形内科的生活指導・総論-患者を動機づける診療技術. 日本医事新報 4987 : 20-26, 2019
Medical*Online
3) 平野貴大 : 生活指導のためのコミュニケーション技法-考え・感情・事実を聞き分ける事実質問の手引き. 日本医事新報 4987 : 27-35, 2019
Medical*Online
4) 小林只, ほか : 肩こり症の診断と治療. 白石吉彦, ほか (編) : THE整形内科, pp180-187, 南山堂, 東京, 2016
 
5) 小林只, ほか : 装具 (含む足底板) ・サポーター・皮膚テーピングなど. 白石吉彦, ほか (編) : THE 整形内科, pp121-133, 南山堂, 東京, 2016
 
6) 遠藤健史, ほか : 外来運動器診療と事実質問-聞く・触る・エコー・注射・生活指導の流れ. 日本医事新報 4987 : 36-41, 2019
Medical*Online
7) 並木宏文 : 地域で整形内科的生活指導を展開するための工夫-多職種連携の観点から. 日本医事新報 4987 : 42-47, 2019
Medical*Online

11 fasciaに注視した手術 - 認識と手技の変遷

P.324 掲載の参考文献
1) 佐藤達夫 : 臓側筋膜の局所解剖. 日臨外医会誌 56 : 2253-2272, 1995
 
2) 篠原尚, ほか : イラストレイテッド外科手術 第3版-膜の解剖からみた術式のポイント, 医学書院, 東京, 2010
 
3) 篠原尚 : 鏡視下手術時代に適合する胃の外科解剖-筋膜からfasciaへ, 膜から層へ-. 臨床解剖研究会記録 14 : 10-11, 2014
 
4) Kawashima K : Extended radical prostatectomy for high risk prostate cancer-anatomical total enbloc prostatectomy. Kihara K (ed) : Gasless Single-Port Retroperitoneoscopic Surgery in Urology-with RoboSurgeon in Mind-, pp166-189, IGAKU TOSHO SHUPPAN, Tokyo, 2019
 
5) 川島清隆, ほか : 骨盤内筋膜概念のパラダイムシフト-筋膜からfascia (ファシア) へ, さらに細胞外マトリックスへ-. 泌尿器外科 32 : 1119-1126, 2019
Medical*Online
6) Spratt JS, et al : Exenterative Surgery of the Pelvis, Vol. 12, Saunders, London, 1973
 
7) Sato T, et al : Morphological analysis of the fascial lamination of the trunk. Bull Tokyo Med Dent Univ 31 : 21-32, 1984
PubMed
8) 篠原尚, ほか : 胃癌手術のロジック-発生・解剖・そして郭清 1) 大網 : 知られざる胃の腸間膜. 臨床外科 67 : 1420-1429, 2012
 
9) Walz J, et al : A critical analysis of the current knowledge of surgical anatomy related to optimization of cancer control and preservation of continence and erection in candidates for radical prostatectomy. Eur Urol 57 : 179-192, 2010
 
10) Omelyanenko NP, et al (eds) : Connective Tissue, CRC Press, 2014
 
11) Guimberteau JC, et al : The role and mechanical behavior of the connective tissue in tendon sliding. Chir Main 29 : 155-166, 2010
PubMed
12) Guimberteau JC, et al : Architecture of Human Living Fascia : The Extracellular Matrix and Cells Revealed Through Endoscopy, Handspring Publishing, 2015
 
13) 川島清隆, ほか : 前立腺全摘術における真の根治性向上と侵襲低減についての考察-ミニマム創, 開腹手術からみた手術の本質と未来-. 日本ミニマム創泌尿器内視鏡外科学会雑誌 11 : 71-80, 2019
 
14) 鳶巣先生による前立腺全摘除術 お気に入り術野の作り方, MediChannel. https://med.astrazeneca.co.jp/medical/operation/pc_ope.html (最終閲覧日 : 2021年4月5日)
 
15) Stecco C, et al : Role of fasciae around the median nerve in pathogenesis of carpal tunnel syndrome : microscopic and ultrasound study. J Anat 236 : 660-667, 2020
PubMed
16) Benias PC, et al : Structure and distribution of an unrecognized interstitium in human tissues. Sci Rep 8 : 4947, 2018
PubMed
17) 川島清隆, ほか : 根治性と低侵襲性の追求によるミニマム創/開腹 拡大前立腺全摘術+拡大リンパ節郭清の確立-解剖の探求, 手技の変遷と治療成績の変化-. 日本ミニマム創泌尿器内視鏡外科学会雑誌 12 : 51-64, 2020
 
18) 川島清隆 : 手術の精度向上のための生体筋膜 (fascia) の微細構造の観察-最新のフルHD 3CCD内視鏡システムで見る私たちの体のミクロの世界. 日本ミニマム創泌尿器内視鏡外科学会雑誌 10 : 45-52, 2018
 
19) Yaxley JW, et al : Robot-assisted laparoscopic prostatectomy versus open radical retropubic prostatectomy : early outcomes from a randomised controlled phase 3 study. Lancet 388 : 1057-1066, 2016
PubMed
20) Coughlin GD, et al : Robot-assisted laparoscopic prostatectomy versus open radical retropubic prostatectomy : 24-month outcomes from a randomised controlled study. Lancet Oncol 19 : 1051-1060, 2018
 

書評

最近チェックした商品履歴

Loading...