関節リウマチ治療実践バイブル 改訂第2版

出版社: 南江堂
著者:
発行日: 2022-05-15
分野: 臨床医学:内科  >  膠原病/リウマチ
ISBN: 9784524231256
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8,250 円(税込)

商品紹介

関節リウマチの診断と治療,特に薬物療法の実際を解説した実践バイブルの待望の改訂版.欧米の学会より出ている最新のリコメンデーションや『関節リウマチ診療ガイドライン2020』の内容を反映しつつ,JAK阻害薬など新薬を含めた薬物療法のアップデート,近年関心を集めている高齢関節リウマチ患者,がん患者といったスペシャルポピュレーションへの対応などにも触れ,一層充実した内容となっている.各治療薬の特徴や使用時の注意点,効果的な使い方からケーススタディまで学べるリウマチ診療に携わる医師必携の一冊.

目次

  • I.押さえておくべき基本知識
    01. 診療のパラダイムシフト―関節リウマチの今と昔―
    02. 関節リウマチの全体像(疫学,自然経過,予後)
    03. 関節リウマチの病態生理
    04. 関節リウマチと遺伝的要因
    05. 関節リウマチと環境的要因
    06. 関節の構造と機能
    07. 関節リウマチと骨粗鬆症

    II.治療につながる診断力
    01. 診断の流れ(診断総論)
    02. 分類基準の使い方
    03. 臨床症状
    04. 身体所見のとり方(問診,視診,触診,聴診)
    05. 鑑別診断
    06. 検査法と評価法
      a. 一般血液検査
      b. 尿・便検査
      c. 生化学検査
      d. 炎症マーカー
      e. 免疫・血清学的検査
      f. 凝固・線溶検査
      g. 関節液検査
      h. 病理学的検査
    07. 関節リウマチの画像診断と評価法
     A. 各画像診断法の位置付け(画像診断総論)
     B. X 線・CT 平田信太郎
     C. 関節エコー
     D. MRI
     E. PET・シンチグラフィ
     F. 関節鏡検査
    08. 疾患活動性の評価法
    09. 身体機能の評価法
    10. 患者報告アウトカム

    III.治療薬について知る
    01. 治療薬総論(種類とその位置付け)
    02. MTX を含むcsDMARD
     A. 免疫調節薬
      a. bucillamine(BUC)
      b. salazosulfapyridine(SASP)
      c. iguratimod(IGU)
     B. 免疫抑制薬(tsDMARD を除く)
      a. methotrexate(MTX)
      b. tacrolimus(TAC)
      c. leflunomide(LEF)
    03. 補助的治療薬
      a. 非ステロイド系抗炎症薬(NSAID)
      b. ステロイド
      c. 骨粗鬆症治療薬
    04. bDMARD
      a. infliximab(IFX)
      b. etanercept(ETN)
      c. adalimumab(ADA)
      d. golimumab(GOL)
      e. certolizumab pegol(CZP)
      f. tocilizumab(TCZ)
      g. sarilumab(SAR)
      h. abatacept(ABT)
      i. denosumab
    05. tsDMARD(JAK 阻害薬)
      a. tsDMARD の概要
      b. tofacitinib
      c. baricitinib
      d. peficitinib
      e. upadacitinib
      f. filgotinib
    06. 海外で使用される治療薬
      a. hydroxychloroquine(HCQ)
      b. anakinra
      c. rituximab

    IV.薬物療法の最新指針
    01. 薬物治療アルゴリズム(薬物治療総論)
    02. 関節リウマチにおけるTreat to Target
    03. 寛解基準の使い方
    04. MTX の効果的な使い方
    05. bDMARD の導入時期と使い分け
    06. csDMARD:免疫抑制薬(MTX 以外)の効果的な使い方
    07. csDMARD:免疫調節薬の効果的な使い方
    08. tsDMARD(JAK 阻害薬)の効果的な使い方
    09. NSAID の効果的な使い方
    10. ステロイドの効果的な使い方
    11. 骨粗鬆症治療薬の効果的な使い方
    12. 薬物療法の減量・中止は可能か

    V.特殊なケースの薬物療法
    01. 肺障害がある場合
    02. 肝障害がある場合
    03. 腎障害がある場合
    04. 感染症がある場合
    05. がん患者の場合
    06. 骨粗鬆症がある場合
    07. 高齢者の場合
    08. 妊娠希望者・妊産婦・授乳中の場合
    09. 成人移行期の関節リウマチ診療

    VI.薬物療法の副作用対策
    01. bDMARD
    02. csDMARD:免疫抑制薬
    03. csDMARD:免疫調節薬
    04. tsDMARD(JAK 阻害薬)
    05. ステロイド・他の薬剤

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