先生、病棟で急変です! 当直コールの対応、おまかせください!

出版社: 羊土社
著者:
発行日: 2023-02-25
分野: 臨床医学:一般  >  臨床医学一般
ISBN: 9784758123983
電子書籍版: 2023-02-25 (第1刷)
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商品紹介

病棟での当直コール対応に強くなる!各病態を緊急度別に分け,会話形式で当直を振り返りながら丁寧に解説.コールを受けてからの対応をまとめたコール対応早見ガイドも充実.レジデントノート誌の好評連載を単行本化

目次

  • 第1章 病棟へダッシュ!
     1 SpO2 低下に対応しよう① 呼吸不全のキホンのキ!
      1 はじめに
      2 SpO2低下の初期対応
      3 呼吸不全の病態と鑑別
     2 SpO2 低下に対応しよう② 怖いあの病気もこれで大丈夫!
      1 はじめに
      2 呼吸不全の原因追求
      3 High V/Qへの対応
     3 血圧低下に対応しよう① 血圧低下=ショック?
      1 はじめに
      2 血圧低下はショックと同義ではない
      3 酸素供給量と酸素需要のバランスが大事
      4 組織低灌流(低酸素)の所見
      5 ショックの鑑別
     6 ショックの初期対応
     4 血圧低下に対応しよう② ショックは初期対応が命!
      1 はじめに
      2 評価と治療は同時に!
      3 輸液の種類
      4 輸液の投与経路と速度
      5 昇圧薬:ノルアドレナリンをマスターしよう!
      6 敗血症性ショックにおける抗菌薬
      7 ショックの初期対応
     5 意識障害に対応しよう 医師が意識障害にならないために!
      1 はじめに
      2 意識障害診療の1st step
      3 意識障害の鑑別疾患~AIUEOTIPS~
      4 意識障害の診察
      5 敗血症性脳症~septic encephalopathy~
      6 院内発症の髄膜炎
      7 オピオイド中毒
     6 頻脈・徐脈に対応しよう 初期対応は非専門医でも必須!
      1 はじめに
      2 頻脈・徐脈診療の1st step
      3 安定した頻脈の鑑別
      4 苦手な人でもこのフローチャートだけは知っておく!
      5 洞性頻脈の原因と対応~HI EDGEで覚えよう!~
      6 心房細動でも常に原因を探そう!~おなじみの「HI EDGE」~
      7 安定な新規心房細動は,Rate controlと抗凝固療法!
      8 Rate controlはCa拮抗薬とジゴキシンが基本!
      9 β遮断薬とアミオダロンも覚えておこう!
      10 心房細動の頻脈発作に使用する薬剤と対応まとめ
      11 徐脈~基本は頻脈と一緒!~
     7 胸痛に対応しよう バイタル変化ではない緊急事態!
      1 はじめに
      2 5 killer chest pain
      3 胸痛のOPQRST
      4 胸痛の診察・検査
      5 急性冠症候群
      6 バイタルサインが安定している胸痛

    第2章 小走りですぐ病棟へ!
     1 腹痛に対応しよう 緊急性の判断を迅速・正確に!
      1 はじめに
      2 腹痛の初期対応は2 step!
      3 専門診療科の緊急介入が必要な腹痛を除外!
      4 体性痛 vs 内臓痛
      5 問診・カルテレビューでは痛みのOPQRSTと特定の疾患へ早期に焦点を,診察では腹膜刺激徴候に注目!
      6 腹痛の鑑別は解剖と臓器から考えよう!
      7 強い腹痛の割に腹部所見が乏しい疾患
      8 腹痛の検査
     2 発熱に対応しよう① 感染症かどうか,それが問題だ!
      1 はじめに
      2 脈圧に注目しよう
      3 入院患者の発熱は「感染症か否か」が重要な軸!
     3 発熱に対応しよう② FN の初期対応もこれでばっちり!
      1 はじめに
      2 偽痛風(CPPD)
      3 抗菌薬投与までの時間が予後に直結する感染症たち
      4 化学療法を行う病棟の発熱対応ではFN にご用心!
     4 痙攣に対応しよう 慌てず止める!予防する!追求する!
      1 はじめに
      2 痙攣の初期対応は「いつも通りABC 確保+痙攣を止めること」
      3 まず血糖測定!低血糖がないならジアゼパムを投与!点滴路がないなら筋注または注腸で!
      4 痙攣が止まっても油断しない!再発予防と原因究明!
      5 てんかん重積状態(status epilepticus:SE)
      6 てんかん vs 失神 vs PNES
     5 嘔気嘔吐に対応しよう とりあえず制吐薬!からの脱却を!
      1 はじめに
      2 嘔気嘔吐でも大切なのは原因の評価!NAVSEAで覚えよう!
      3 嘔気嘔吐のメカニズム
      4 制吐薬
      5 オピオイドによる嘔気嘔吐に対する予防法

    第3章 歩いて病棟へ!
     1 不眠に対応しよう たかが不眠,されど不眠
      1 はじめに
      2 不眠かせん妄かをまず評価しよう
      3 不眠の原因「5P」
      4 睡眠薬を選ぶ前に
      5 BDZ 系/ 非BDZ 系
      6 メラトニン受容体作動薬
      7 オレキシン受容体拮抗薬
      8 二環系抗うつ薬
      9 四環系抗うつ薬
      10 非定型抗精神病薬
     2 せん妄に対応しよう せん妄対応だけでは不十分!
      1 はじめに
      2 せん妄診療でも大切なのは原因検索!「せん妄=急性脳機能不全」の意識をもつ!
      3 せん妄か認知症か
      4 せん妄の原因
      5 せん妄の型
      6 せん妄のスクリーニングと予防
      7 せん妄の治療
     3 血糖異常に対応しよう ルーチン対応で終わらない!
      1 はじめに
      2 大切なのは高血糖の原因検索!安直にスライディングスケール対応で終わらない!
      3 低血糖でも原因検索が大切
      4 無症候性低血糖にも注意
      5 低血糖に対する具体的な対応
     4 さまざまな当直コール 事故抜去・皮疹・転倒など
      1 はじめに
      2 点滴ラインの事故抜去
      3 経鼻胃管の事故抜去
      4 胃瘻の事故抜去
      5 気管切開カニューレの事故抜去
      6 皮疹の対応はアナフィラキシー/重症薬疹の鑑別と,被疑薬の特定!
      7 転倒

この書籍の参考文献

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本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

第1章 病棟へダッシュ !

P.25 掲載の参考文献
1) 「ウエスト呼吸生理学入門:正常肺編 第2版」(桑平一郎/訳), メディカル・サイエンス・インターナショナル, 2017
2) 「ウエスト呼吸生理学入門:疾患肺編 第2版」(桑平一郎, 他/訳), メディカル・サイエンス・インターナショナル, 2018
3) 「コスタンゾ明解生理学 原著第6版」(林 俊宏, 他/訳), Elsevier, 2019
4) 「On Call Principles and Protocols 6th Edition」(Marshall SA & Ruedy J), Elsevier, 2016
P.38 掲載の参考文献
1) 「ウエスト呼吸生理学入門:正常肺編 第2版」(桑平一郎/訳), メディカル・サイエンス・インターナショナル, 2017
1) Konstantinides SV, et al:2019 ESC Guidelines for the diagnosis and management of acute pulmonary embolism developed in collaboration with the European Respiratory Society (ERS). Eur Heart J, 41:543-603, 2020(PMID:31504429)
2) 「ウエスト呼吸生理学入門:疾患肺編 第2版」(桑平一郎,他/訳), メディカル・サイエンス・インターナショナル, 2018
3) 「コスタンゾ明解生理学 原著第6版」(林 俊宏, 他/訳), Elsevier, 2019
4) 「On Call Principles and Protocols 6th Edition」(Marshall SA & Ruedy J), Elsevier, 2016
P.55 掲載の参考文献
1) 「Harrison's Principles of Internal Medicine, 21st ed」(Loscalzo J, et al, eds), McGraw-Hill Education, 2022
1) 「On Call Principles and Protocols, 6th Edition」(Marshall SA & Ruedy J, eds), Elsevier, 2016
2) 「内科救急で使える! Point-of-Care超音波ベーシックス[Web動画付]」(亀田 徹/著), 医学書院, 2019
P.65 掲載の参考文献
8) Rhodes A, et al:Surviving Sepsis Campaign:International Guidelines for Management of Sepsis and Septic Shock:2016. Intensive Care Med, 43:304-377, 2017 (PMID:28101605)
9) Evans L, et al:Surviving Sepsis Campaign:International Guidelines for Management of Sepsis and Septic Shock 2021. Crit Care Med, 49:e1063-e1143, 2021 (PMID:34605781)
P.77 掲載の参考文献
P.94 掲載の参考文献
1) 「ACLSプロパイダーマニュアル AHAガイドライン 2020準拠」(American Heart Association/著), シナジー, 2021
3) 日本循環器学会, 他: 2020年改訂版 不整脈薬物治療ガイドライン. 2020 https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2020/01/JCS2020_Ono.pdf
4) 「心電図の読み方パーフェクトマニュアル」(渡辺重行, 山口 巌/編), 羊土社, 2006
5) 心電図ハンター 心電図×非循環器医 1胸痛/虚血編」(増井伸高/著), 中外医学社, 2016
6) UpToDate(R) https://www.uptodate.com/contents/search
P.110 掲載の参考文献
1) 日本循環器学会:急性冠症候群ガイドライン (2018年改訂版). https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2020/02/JCS2018_kimura.pdf
2) Ibanez B, et al:2017 ESC Guidelines for the management of acute myocardial infarction in patients presenting with ST-segment elevation:The Task Force for the management of acute myocardial infarction in patients presenting with ST-segment elevation of the European Society of Cardiology (ESC). Eur Heart J, 39: 119-177, 2018 (PMID:28886621)
4) Amsterdam EA, et al:2014 AHA/ACC Guideline for the Management of Patients with Non-ST-Ele-vation Acute Coronary Syndromes:a report of the American College of Cardiology/American Heart Association Task Force on Practice Guidelines. J Am Coll Cardiol, 64:e139-e228, 2014 (PMID:25260718)

第2章 小走りですぐ病棟へ !

P.130 掲載の参考文献
1) 「急性腹症診療ガイドライン 2015」(急性腹症診療ガイドライン出版委員会/編), 医学書院, 2015
2) 「ブラッシュアップ急性腹症 第2版」(窪田忠夫/著), 中外医学社, 2018
3) 「ここまでわかる急性腹症のCT 第3版」(荒木 力/著), メディカル・サイエンス・インターナショナル, 2018
4) 「急性腹症の早期診断 第2版」(小関一英/監訳), メディカル・サイエンス・インターナショナル, 2012
5) 「マクギーのフィジカル診断学 原著第4版」(徳田安春/総監訳 志水太郎, 他/監訳)
6) Cartwright SL & Knudson MP: Evaluation of acute abdominal pain in adults. Am Fam Physician, 77: 971-978, 2008(PMID:18441863)
P.146 掲載の参考文献
1) 「On Call Principles and Protocols, 6th Edition」(Marshall SA & Ruedy J), Elsevier, 2016
1) 「サパイラ 身体診察のアートとサイエンス 第2版」(須藤 博, 他/訳), 医学書院, 2019
3) McDonald LC, et al: Clinical Practice Guidelines for Clostridium difficile Infection in Adults and Chil-dren: 2017 Update by the Infectious Diseases Society of America(IDSA) and Society for Health-care Epidemiology of America(SHEA). Clin Infect Dis, 66: e1-e48, 2018(PMID:29462280)
P.160 掲載の参考文献
2) Taplitz RA, et al: Outpatient Management of Fever and Neutropenia in Adults Treated for Malig-nancy: American Society of Clinical Oncology and Infectious Diseases Society of America Clinical Practice Guideline Update. J Clin Oncol, 36: 1443-1453, 2018 (PMID:29461916)
5) 「On Call Principles and Protocols, 6th Edition」(Marshall S & Ruedy J, eds), Elsevier, 2016
6) 「発熱性好中球減少症 (FN) 診療ガイドライン 改訂第2版」(日本臨床腫瘍学会/編). 南江堂, 2017
P.176 掲載の参考文献
P.191 掲載の参考文献
3) 「制吐薬適正使用ガイドライン 2015年10月 第2版」(日本癌治療学会/編), 金原出版, 2015
4) 「がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン 2020年版 第3版」(日本緩和医療学会/編), 金原出版, 2020
5) NCCN Guidelines Antiemesis Version 2.2022
6) 各薬剤の添付文書

第3章 歩いて病棟へ !

P.209 掲載の参考文献
1) 「睡眠障害の対応と治療ガイドライン 第3版」(内山 真/編), じほう, 2019
P.222 掲載の参考文献
P.237 掲載の参考文献

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