医師が知っておきたい倫理学・医療倫理

出版社: 中外医学社
著者:
発行日: 2023-02-01
分野: 医学一般  >  医学概論
ISBN: 9784498148369
電子書籍版: 2023-02-01 (1版1刷)
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商品紹介

医療の現場で直面する倫理に関する諸問題に向き合ってきた医師の立場から倫理学,医療倫理を解説した.基本的な倫理学,医療倫理の知識を押さえた上で,安楽死や終末期医療,告知,高齢者医療など,現場で実際に遭遇しうる問題について説明.患者だけではなくその家族・医療従事者の多様な社会的・心理的背景要因からの視点を踏まえ,稀ではないが困難な医療倫理の問題の解決の糸口となる一冊.

目次

  • 第1章 これだけは知っておきたい倫理学,医療倫理の知識
      A 事実と価値とは同一ではない
      B 倫理的判断の一貫性
      C 倫理的判断の公平性
      D 倫理の4原則
      E 倫理の4原則が対立する場合の考えかた
      F すべりやすい坂論法
      G 医学的無益性という概念について
      H 自己決定権に対する批判的見解
      I 臓器移植と自己決定権
      J 思考実験と臨床の現場における課題との齟齬
      K ハード・ローとソフト・ロー
      L 主な倫理理論の概略

    第2章 倫理学,医療倫理から考える医師・患者関係
      A 法律からみた医師・患者関係
      B パターナリズムとリバタリアニズム
      C リバタリアンパターナリズム
      D 医師・患者関係のモデル
      E 受け入れ難い医療行為を求める患者への対応
      F 治療を拒否する患者への対応
      G 理解力のない患者や家族への対応
      H 既存の倫理学,医療倫理は実際の医療現場で役に立つのか

    第3章 インフォームド コンセントと守秘義務における倫理的課題
      A わが国に導入されたインフォームド コンセントの立ち位置
      B 倫理からみたインフォームド コンセント(IC)の必要性
      C インフォームド コンセント(IC)が成立する要件
      D インフォームド コンセント(IC)が免除される場合
      E 同意能力に欠ける成人患者における治療方針
      F 同意能力のない未成年患者の治療方針
      G 医療現場におけるインフォームド コンセント(IC)実施の困難さ
      H 事前指示書を呈示された際の医師の対応
      I 事前指示(書)の倫理的問題点
      J 救急医療とインフォームド コンセント(IC)
      K 認知症患者とインフォームド コンセント(IC)
      L インフォームド コンセント(IC)に対する疑問
      M インフォームド コンセント(IC)と民事・刑事訴訟
      N インフォームド アセント
      O 倫理学からみた医師の守秘義務
      P 法律からみた医師の守秘義務とその解除の事由
      Q HIVなどの感染者における守秘義務
      R 倫理からみた遺伝情報の取り扱い

    第4章 倫理学,医療倫理からみた安楽死・尊厳死
      A 安楽死・尊厳死の定義
      B 倫理学における意図と予見
      C 作為と不作為は道徳的に同じなのか,異なるものなのか
      D オランダにおける安楽死容認の経緯とその実情
      E オランダにおける安楽死をめぐる手順
      F オランダでの認知症患者の安楽死裁判
      G 法律からみた安楽死・尊厳死
      H わが国における安楽死をめぐる事件・裁判
      I 倫理からみた医師による自殺幇助
      J 倫理理論から考える安楽死の是非

    第5章 倫理学,医療倫理からみた終末期医療
      A 終末期医療の多様性
      B 日本学術会議 死と医療特別委員会による延命治療中止の条件
      C 厚生労働省による人生の最終段階に関するガイドラインとその問題点
      D 日本医師会の終末期医療に関するガイドラインとその問題点
      E 全日本病院協会の終末期医療に関するガイドラインとその問題点
      F 日本老年医学会による高齢者ケアに関するガイドライン
      G 3学会提言の救急・集中治療における終末期医療に関するガイドラインとその問題点
      H 重篤な疾患をもつ小児における治療の中止
      I 透析療法における透析の差し控えと継続中止
      J 医療現場におけるDNRあるいはDNARの意味づけ
      K 倫理学,医療倫理からみた終末期医療の問題点
      L 実際の医療現場では終末期医療にどう対応したらよいか

    第6章 倫理学,医療倫理からみた診療ガイドラインの性格
      A 診療ガイドラインの課題
      B 診療ガイドラインの法的位置づけと医療側の反発
      C 功利主義からみた診療ガイドラインの功罪
      D 義務論からみた診療ガイドラインの功罪
      E 徳倫理学からみた診療ガイドラインの功罪

    第7章 病名告知・真実告知は倫理的に適ったことなのか
      A 医療現場で行われる真実告知と異なる医療行為
      B 倫理理論からみた病名告知
      C 不治の病と診断される患者への病名告知・真実告知
      D 理解・判断能力の喪失した認知症患者への病名告知
      E 医師の技量に関する真実告知

    第8章 高齢者医療をめぐる倫理的問題
      A わが国における高齢者人口の推移
      B 人の死亡場所はどこか
      C 年齢による差別
      D 高齢者の意思決定能力,意思表示能力
      E 高齢者のポリファーマシーと倫理的課題
      F 高齢者虐待と倫理的課題
      G 高齢者の治療は控えるべきか

    第9章 事案から考える医療現場で遭遇する倫理的問題
      ・プラセボ薬の処方は倫理的に許されるのか
      ・患者や家族から無益あるいは不適切な医療を求められたときの対応
      ・治療に非協力的な患者にどう対応したらよいか
      ・患者あるいはその家族から謝礼や贈答品をもらうことは倫理に反することか
      ・患者は在宅生活を希望するが家族が施設入所をさせたい場合にどうしたらよいか
      ・医師と患者の恋愛関係は倫理的に許されるのか
      ・他の医師が不適切な治療をしていることが判明したとき,どうしたらよいか
      ・嚥下障害のある患者が経口摂取を希望するときにどうしたらよいか
      ・新生児が手術を必要とする疾患を有しているが両親が
        その手術実施に同意をしない場合にどうしたらよいか
      ・医療機関の外で行う医療行為に法的問題はないのか

この書籍の参考文献

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本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

第1章 これだけは知っておきたい倫理学, 医療倫理の知識

P.31 掲載の参考文献
[1] 山口裕之. 人をつなぐ対話の技術. 日本実業出版社, 2016. p190-191.
[2] Lucas P, Sheeran A. Asperger's syndrome and the eccentricity and genius of Jeremy Bentham. Journal of Bentham Studies. 2006 : 8 ; 1-37.

第2章 倫理学, 医療倫理から考える医師・患者関係

P.47 掲載の参考文献
[1] Thaler R, Sustein CR. Nudge : Improving decisions about health, wealth and happiness. New York ; Simon & Schuster, 2008.
[2] Emanuel EJ, Emanuel LL. Four models of the physician-patient relationship. JAMA. 1992 ; 267 : 2221-6.

第3章 インフォームド コンセントと守秘義務における倫理的課題

P.87 掲載の参考文献
[1] 神谷遊. 判例評釈 未成年者への医療行為と親権者による同意の拒否. 判例タイムズ. 2007 : 1249号 : 58-62.
[2] 厚生労働省 人生の最終段階における医療の普及・啓発の在り方に関する検討会 : 人生の最終段階における医療に関する意識調査 報告書. 平成30年3月.
[3] Committee on Bioethics, American Academy of Pediatrics. Informed consent, parental permission, and assent in pediatric practice. Pediatrics. 1995 : 95 : 314-7.
[4] 厚生労働省 医薬局審査管理課. 小児集団における医薬品の臨床試験に関するガイダンスに関する質疑応答集 (Q&A) について (事務連絡 平成13年6月22日).
[5] 文部科学省 厚生労働省 経済産業省 告示第1号. 人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針. 令和3年3月23日.
[6] 日本医学会. 医療における遺伝学的検査・診断に関するガイドライン. 2011年2月. 2022年3月改定.

第4章 倫理学, 医療倫理からみた安楽死・尊厳死

P.111 掲載の参考文献
[1] 日本学術会議 臨床医学委員会終末期医療分科会. 対外報告 終末期医療のあり方について-亜急性型の終末期について-. 平成20年 (2008年) 2月14日.
[2] 日本病院会 倫理委員会. 「尊厳死」-人のやすらかな自然な死についての考察-. 平成27年4月24日.

第5章 倫理学, 医療倫理からみた終末期医療

P.140 掲載の参考文献
[1] 日本救急医学会. 学会通信 救急医療における終末期医療に関する提言 (ガイドライン) について. 日救急医会誌 2007 : 18 ; 781-6.
[2] 日本老年医学会. 「高齢者の終末期の医療およびケア」に関する日本老年医学会の立場表明 2012. (日本老年医学会ホームページ 2021年11月14日閲覧)
[3] 日本学術会議 死と医療特別委員会. 死と医療特別委員会報告-尊厳死について-. 平成6年5月26日.
[4] 厚生労働省. 人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン. 改訂 平成30年3月.
[5] 人生の最終段階における医療の普及・啓発の在り方に関する検討会. 人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン 解説編. 改訂 平成30年3月.
[6] 日本医師会 生命倫理懇談会. 第XVI次 生命倫理懇談会答申 終末期医療に関するガイドラインの見直しとアドバンス・ケア・プランニング (ACP) の普及・啓発. 令和2年5月.
[7] 公益社団法人 全日本病院協会. 終末期医療に関するガイドライン~よりよい終末期を迎えるために~. 平成28年11月.
[8] 日本老年医学会. 高齢者ケアの意思決定プロセスに関するガイドライン~人工的水分・栄養補給の導入を中心として~. 日老会誌. 2012 : 49 : 633-45.
[9] 日本救急医学会と日本集中治療医学会, 日本循環器病学会 合同. 救急・集中治療における終末期医療に関するガイドライン~3学会からの提言~. 平成26年11月4日.
[10] 日本小児科学会 倫理委員会小児終末期医療ガイドラインワーキンググループ. 重篤な疾患を持つ子どもの医療をめぐる話し合いのガイドライン. 2012年4月20日倫理委員会承認版.
[11] 透析の開始と継続に関する意思決定プロセスについての提言作成委員会. 透析の開始と継続に関する意思決定プロセスについての提言. 透析会誌. 2020 ; 53 : 173-217.
[12] 「医療現場における成年後見制度への理解及び病院が身元保証人に求める役割等の実態把握に関する研究」班. 身寄りがない人の入院及び医療に係る意思決定が困難な人への支援に関するガイドライン. 2019年5月.
[13] 日本集中治療医学会倫理委員会. 委員会報告 Do Not Attempt Resuscitation (DNAR) 指示のあり方についての勧告. 日集中医誌. 2017 ; 24 : 208-9.
[14] 日本集中治療医学会倫理委員会. 委員会報告 DNAR (Do Not Attempt Resuscitation) の考え方. 日集中医誌. 2017 ; 24 : 210-5.
[15] 日本集中治療医学会倫理委員会. 委員会報告 生命維持治療に関する医師による指示書 (Physician Orders for Life-sustaining Treatment, POLST) とDo Not Attempt Resuscitation (DNAR) 指示. 日集中医誌. 2017 ; 24 : 216-26.
[16] 日本集中治療医学会倫理委員会. 委員会報告 日本集中治療医学会評議員施設および会員医師の蘇生不要指示に関する現状・意識調査. 日集中医誌. 2017 ; 24 : 227-43.
[17] 日本学術会議 臨床医学委員会終末期医療分科会. 対外報告 終末期医療のあり方について-亜急性型の終末期について-. 平成20年 (2008年) 2月14日.

第6章 倫理学, 医療倫理からみた診療ガイドラインの性格

P.149 掲載の参考文献
[1] 桑原博道, 淺野陽介. 特別寄稿 2 ガイドラインと医療訴訟について-弁護士による211の裁判例の法的解析-. Minds診療ガイドライン作成マニュアル. 2015年12月1日掲載.

第7章 病名告知・真実告知は倫理的に適ったことなのか

P.160 掲載の参考文献
[1] Burack JH. Truth telling. in Sugarman J (ed). 20 common problems : ethics in primary care. New York : McGraw-Hill ; 2000, p131-48.

第8章 高齢者医療をめぐる倫理的問題

P.173 掲載の参考文献
[1] 日本老年医学会. 高齢者ケアの意思決定プロセスに関するガイドライン~人工的水分・栄養補給の導入を中心として~. 日老会誌, 2012 : 49 : 633-45.
[2] 厚生労働省. 認知症の人の日常生活・社会生活における意思決定支援ガイドライン. 平成30年6月.
[3] 厚生労働科学研究費補助金 (長寿科学総合研究事業) 「高齢者に対する適切な医療提供に関する研究」研究班. 高齢者に対する適切な医療提供の指針. 日老医誌. 2014 ; 51 : 89-96.
[4] 厚生労働省. 令和元年度「高齢者虐待の防止, 高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づく対応状況等に関する調査結果. (厚生労働省ホームページ 2021年11月25日閲覧)

第9章 事案から考える医療現場で遭遇する倫理的問題

P.184 掲載の参考文献
[1] 平成20年3月31日科発第0331001号厚生科学課長決定. 厚生労働科学研究における利益相反 (Conflict of Interest : COI) の管理に関する指針. 平成30年6月26日 一部改正.
[2] 日本医学会 臨床部会利益相反委員会. 医学研究のCOIマネージメントに関するガイドライン. 平成23年2月.
[3] 日本医師会. 医師の職業倫理指針 第3版. 平成28年10月.
[4] 日本医師会 会員の倫理・資質向上委員会. 医の倫理について考える 現場で役立つケーススタディ 平成29年3月.
[5] 厚生労働省雇用均等・児童家庭局総務課長. 医療ネグレクトにより児童の生命・身体に重大な影響がある場合の対応について. 雇児総発0309 第2号 平成24年3月9日.
[6] 日本医師会. 医の倫理の基礎知識 2018年版. 【医師と患者】 B-10 樋口範雄. 行き倒れ患者や乗り物内の緊急患者の診療. (平成30年8月31日掲載)

参考書籍

P.185 掲載の参考文献
1) 浅井 2002 : 浅井篤, 服部健司, 大西基喜 他. 医療倫理. 勁草書房, 2002.
2) 土岐ら 2005 : カント. 土岐邦夫, 観山雪陽, 野田又夫 訳. プロレゴーメナ 人倫の形而上学の基礎づけ. 中央公論新社 (中公クラシックス), 2005.
3) Jonsen 2006 : Jonsen AR, Siegler M, Winslade WJ. 監訳 ; 赤林朗, 蔵田伸雄, 児玉聡. 臨床倫理学 臨床医学における倫理的決定のための実践的なアプローチ 第5版. 新興医学出版社, 2006.
4) 赤林 2007 : 赤林朗 編. 入門・医療倫理 II. 勁草書房, 2007.
5) 畔柳ら 2008 : 畔柳達雄, 児玉安司, 樋口範雄 編. 新・法律相談シリーズ 医療の法律相談. 有斐閣, 2008.
6) 児玉 2010 : 児玉聡. 功利と直観 英米倫理思想史入門. 勁草書房, 2010.
7) 甲斐 2010 : 甲斐克則 編. レクチャー生命倫理と法. 法律文化社, 2010.
8) サンデル 2011 : マイケル・サンデル. 鬼澤忍 訳. これからの「正義」の話をしよう いまを生き延びるための哲学. 早川書房, 2011.
9) 児玉 2012 : 児玉聡. 功利主義入門. 筑摩書房 (ちくま新書), 2012.
10) 中山 2012 : カント. 中山元 訳. 道徳形而上学の基礎づけ. 光文社 (古典新訳文庫), 2012.
11) ハーストハウス 2014 : R・ハーストハウス. 土橋茂樹 訳. 徳倫理学について. 知泉書館, 2014.
12) ハイト 2014 : ジョナサン・ハイト. 高橋洋 訳. 社会はなぜ左と右にわかれるのか 対立を超えるための道徳心理学. 紀伊國屋書店, 2014.
13) ラッセル 2015 : ダニエル・C・ラッセル 編. 立花幸司 監訳. ケンブリッジ・コンパニオン 徳倫理学. 春秋社, 2015.
14) グリーン 2015 : ジョシュア・グリーン. 竹田円 訳. モラル・トライブズ 共存する道徳哲学へ 上下. 岩波書店, 2015.
15) エドモンズ 2015 : デイヴィッド・エドモンズ. 鬼澤忍 訳. 太った男を殺しますか? 太田出版, 2015.
16) カスカート 2015 : トーマス・カスカート. 小川仁志 監訳, 高橋璃子 訳. 正義は決められるのか? トロッコ問題で考える哲学入門. かんき出版, 2015.
17) 米村 2016 : 米村滋人. 医事法講義. 日本評論社, 2016.
18) 初川 2016 : 初川満. 実践 医療と法-医療者のための医事法入門-. 信山社, 2016.
19) 森冨ら 2016 : 森冨義明, 杉浦徳宏 他編. 医療訴訟ケースブック. 法曹会, 2016.
20) 西田ら 2016 : 西田栄一, 山本顯治 編. 振舞いとしての法. 知と臨床の法社会学. 法律文化社, 2016.
21) 北村ら 2016 : 北村英哉, 内田由紀子. 社会心理学概論. ナカニシヤ出版, 2016.
22) キャンベル 2016 : アラステア・V・キャンベル. 山本圭一郎, 中澤栄輔, 瀧本禎之, 赤林朗 訳. 生命倫理学とは何か 入門から最先端へ. 勁草書房, 2016.
23) 赤林 2017 : 赤林朗 編. 入門・医療倫理 I 改訂版. 勁草書房, 2017.
24) 手嶋 2018 : 手嶋豊. 医事法入門 第5版. 有斐閣, 2018.
25) 甲斐 2018a : 甲斐克則 編. ブリッジブック医事法 [第2版]. 信山社, 2018.
26) 甲斐 2018b : 甲斐克典 編集代表. 医事法辞典. 信山社, 2018.
27) 甲斐 2018c : 甲斐克典. <講演録> 医事法学へのまなざし 生命倫理とのコラボレーション. 信山社, 2018.
28) 塚田ら 2018 : 塚田敬義, 前田和彦 編. 改訂版 生命倫理・医事法. 医療科学社, 2018.
29) 平野 2018 : 平野哲郎. 医師民事責任の構造と立証責任. 日本評論社, 2018.
30) シンガー 2018 : カタジナ・デ・ラザリ=ラデク, ピーター・シンガー. 森村進, 森村たまき訳. 功利主義とは何か. 岩波書店, 2018.
31) 樋口 2019 : 樋口範雄. アメリカ高齢者法. 弘文堂, 2019.
32) アナス 2019 : ジュリア・アナス. 相澤康隆 訳. 徳は知なり 幸福に生きるための倫理学. 春秋社, 2019.
33) 荻原 2019 : 荻原理. マクダウェルの倫理学『徳と理性』を読む. 勁草書房, 2019.
34) 児玉 2020 : 児玉 聡. 実践・倫理学 現代の問題を考えるために. 勁草書房, 2020.
35) 盛永 2020 : 盛永審一郎. 認知症患者安楽死裁判. 事前意思表示書か「いま」の意思か. 丸善出版, 2020.
36) ダン, ホープ 2020 : マイケル・ダン, トニー・ホープ. 児玉聡, 赤林朗 訳. 医療倫理超入門. 岩波書店, 2020.
37) 有馬 2020 : 有馬斉. 死ぬ権利はあるか 安楽死, 尊厳死, 自殺幇助の是非と命の価値. 春風社, 2020.
38) 手嶋 2020 : 手嶋豊. 医師患者関係と法規範. 信山社, 2020.
39) 堂囿ら 2020 : 堂囿俊彦, 竹下啓 編著. 倫理コンサルテーション ケースブック. 医歯薬出版, 2020.
40) ミル 2020 : J. S. ミル. 関口正司 訳. 自由論. 岩波書店 (岩波文庫), 2020.
41) Lo 2020 : Lo B. Resolving ethical dilemmas. A guide for clinicians. Sixth edition. Philadelphia, PA ; Wolters Kluwer, 2020.
42) 小松 2020 : 小松美彦. 増補決定版「自己決定権」という罠 ナチスから新型コロナ感染症まで. 現代書館, 2020.
43) 日本臨床倫理学会 2020 : 日本臨床倫理学会 編集. 臨床倫理入門 II 各科領域の臨床倫理. へるす出版, 2020.
44) ミル 2021 : J. S. ミル. 関口正司 訳. 功利主義. 岩波書店 (岩波文庫), 2021.
45) 甲斐 2021 : 甲斐克則 編. 医事法研究 第3号. 信山社, 2021.
46) 本田 2021 : 本田秀仁. よい判断・意思決定とは何か 合理性の本質を探る. 共立出版, 2021.
47) 内田 2021 : 内田博文. 医事法と患者・医療従事者の権利. みすず書房, 2021.
48) 川畑 2021 : 川畑信也. 医師が知っておきたい法律の知識 医療現場からみた医事法解説. 中外医学社, 2021.
49) 小松ら 2021 : 小松美彦, 市野川容孝, 堀江宗正 編著. <反延命> 主義の時代 安楽死・透析中止・トリアージ. 現代書館, 2021.
50) シュナイダーマン 2021 : ローレンス・J・シュナイダーマン, ナンシー・S・ジェッカー. 林令奈, 赤林朗 監訳. 間違った医療 医学的無益性とは何か. 勁草書房, 2021.
51) 柘植 2021 : 柘植尚則. プレップ 倫理学 増補版. 弘文堂, 2021.
52) 香川 2021 : 香川知晶. 命は誰のものか 増補改訂版. ディスカヴァー・トゥエンティワン 2021.
53) 平沼 2021 : 平沼直人. 医師法〔第2版〕-逐条解説と判例・通達-. 民事法研究会, 2021.
54) 小西 2021 : 小西 敦. 救急医療の法的基層. 信山社, 2021.
55) ハーストハウス 2021 : 大庭健 編. 現代倫理学基本論文集 III 規範倫理学篇 (2). 勁草書房, 2021.
56) スロート 2021 : マイケル・スロート. 早川正祐, 松田一郎 訳. ケアの倫理と共感. 勁草書房, 2021.
57) 松田 2021 : 松田純. 安楽死・尊厳死の現在 最終段階の医療と自己決定. 中央公論新社 (中公新書), 2021.
58) 内田, 岡田 2022 : 内田博文, 岡田行雄 編著. 日本の医療を切りひらく医事法. 現代人文社, 2022.

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