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実験医学別冊 改訂 マウス・ラット実験ノート

出版社: 羊土社
発行日: 2023-03-15
分野: 医学一般  >  雑誌
ISBN: 9784758122627
ISSN: 02885514
雑誌名:
特集: 改訂 マウス・ラット実験ノート
電子書籍版: 2023-03-15 (第2版第1刷)
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目次

  • 特集 改訂 マウス・ラット実験ノート
       はじめての取り扱い、倫理・法的規制から、
       飼育法・投与・麻酔・解剖、分子生物学的手法とゲノム編集まで

    第1章 マウス・ラットを用いた実験をはじめるにあたって
     I.マウス・ラットを用いた実験
      I-1 マウス・ラットを用いた実験とは
      I-2 なぜ,マウス・ラットなのか
      I-3 マウス・ラットを用いた実験の種類と流れ
     II.動物実験で結果を出すためのノウハウ
      II-1 事前に実験計画を練り抜く
      II-2 マウス・ラットの都合に合わせる
      II-3 動物実験手技を洗練させる
     III.マウス・ラット実験の倫理的・法的規制
      III-1 マウス・ラット実験の倫理的な考え方
      III-2 マウス・ラット実験の法的規制
     IV.種・系統の選択法
      IV-1 マウスかラットか
      IV-2 マウス系統の選択
      IV-3 ラット系統の選択
     V.マウス・ラットの入手方法
      V-1 業者から購入可能なもの
      V-2 国内のリソースセンターから分与してもらうもの
      V-3 国外のリソースセンターから分与してもらうもの
      V-4 研究者に分与してもらうもの

    第2章 基礎知識・取り扱い方
     I.飼育・実験に必要な基礎知識
      I-1 生物学的特性
      I-2 導入前の基礎知識
      I-3 導入時の基礎知識
     II.保定法
      II-1 用手的な保定
      II-2 器具を用いる保定法
      II-3 逸走した場合の対応
     III.個体識別(マーキング)法
      III-1 マーキング(耳介)
      III-2 マーキング(被毛)
      III-3 マーキング(尾)
      III-4 マーキングに使用する器具と麻酔の利用

    第3章 研究のための飼育・管理の仕方
     I.飼育・管理と観察の仕方
      I-1 動物実験に影響を与える因子
      I-2 SPF領域(バリア領域)への入退室と観察の仕方
     II.ケージ交換の基本とコツ
      II-1 注意点と手順
     III.安楽死法
      III-1 心構えと安楽死法の種類
      III-2 麻酔下での頸椎脱臼法
      III-3 炭酸ガスによる窒息
     IV.死体処理の仕方
      IV-1 心構えと処理の実際
     V.胚や精子の超低温保存法
      V-1 マウス・ラットの2細胞期胚の保存方法
      V-2 マウス精子凍結保存方法
     Ⅵ.体外受精と胚移植
      Ⅵ-1 マウス・ラットの体外受精方法
      Ⅵ-2 マウス・ラットの胚移植方法

    第4章 研究のための繁殖・交配
     I.繁殖・交配の基礎知識と方法
      I-1 動物を導入する前に
      I-2 マウス・ラットの性周期と繁殖
     II.系統維持に必要な知識と交配方法
      II-1 代表的な系統の種類と交配方法
      II-2 系統の維持・交配に有用なその他の方法
     III.系統の維持の仕方と研究のための繁殖計画
      III-1 系統維持のための個体管理法
      III-2 研究のための繁殖計画
     IV.ジェノタイピング(遺伝子型の判定法)
      IV-1 DNAの抽出(マウス・ラット組織からのゲノムDNA精製)
      IV-2 PCR反応
      IV-3 アガロースゲルの作製
      IV-4 電気泳動と染色
      IV-5 ジェノタイピングの実例と注意点
     V.微生物モニタリング
      V-1 微生物モニタリングの意義
      V-2 感染症の成立過程
      V-3 微生物モニタリングの設計
      V-4 検査法と検体
      V-5 感染症が疑われる個体を発見したら
      V-6 糞便検体の採取

    第5章 基本的な実験手法
     I.投与法
      I-1 腹腔内投与法
      I-2 静脈内投与法
      I-3 経口投与法
      I-4 皮下投与法
      I-5 筋肉内投与法
     II.採血法
      II-1 マウス・ラットの腹大動脈採血(全採血)
      II-2 マウス・ラットの尾静脈採血(一部採血)
      II-3 マウス・ラットの外頸静脈採血(一部採血)
     III.麻酔法
      III-1 全身麻酔の種類
      III-2 腹腔内投与による全身麻酔
      III-3 吸入による全身麻酔
     IV.解剖法
      V.分子生物学的手法
      V-1 ゲノムDNAの精製
      V-2 トータルRNAの抽出
      V-3 タンパク質の抽出

    第6章 研究への応用・手法の紹介
     I.マウス・ラットでできること
      I-1 実験をはじめる前に
      I-2 初代培養
      I-3 in vivoイメージング
      I-4 移植実験
      I-5 発がん実験
      I-6 抗体作製法
      I-7 行動解析
     II.トランスジェニックマウス(ラット)・遺伝子ターゲティングマウス作出
      II-1 トランスジェニックマウス(ラット)の作出
      II-2 遺伝子ターゲティングマウスの作出
      II-3 トランスジェニックマウス,遺伝子ターゲティングマウスの使用上の注意
     III.ゲノム編集を用いた遺伝子改変マウス・ラットの作製
      III-1 ゲノム編集の原理
      III-2 受精卵でのゲノム編集
      III-3 Cas9およびgRNAの入手,設計
      III-4 ノックイン用ドナーDNAの設計,調製
      III-5 受精卵への導入法
      III-6 遺伝子改変動物作製支援
     IV.便利なデータベース紹介とその使用法
      IV-1 マウス系統を検索する
      IV-2 ラット系統を検索する
      IV-3 マウス・ラットの遺伝子情報を調べる
     V.便利な受託機関紹介とその使用法
      V-1 マウス・ラットを胚/精子で凍結保存する
      V-2 マウス・ラットの微生物検査(モニタリング)を依頼する
      V-3 マウスの特性解析を依頼する

    付録1 コピーして使える便利な付録
    付録2 マウス・ラット実験の便利な資料集
    付録3 トラブルシューティング

この書籍の参考文献

参考文献のリンクは、リンク先の都合等により正しく表示されない場合がありますので、あらかじめご了承下さい。

本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

第1章 マウス・ラットを用いた実験をはじめるにあたって

P.33 掲載の参考文献
1) 『マウス・ラットなるほどQ&A』 (中釜斉, 他/編), 羊土社, 2007
2) 『実験動物学』 (田嶋嘉雄/監 江崎孝三郎, 他/編), 朝倉書店, 2009

第2章 基礎知識・取り扱い方

P.46 掲載の参考文献
1) 『実験動物としてのマウス・ラットの感染症予防対策と予防』 (公益社団法人日本実験動物学会/編), pp20-22/pp91-93, アドスリー, 2011
2) 『実験動物の技術と応用 実践編』 (公益社団法人日本実験動物協会/編), pp108-109, アドスリー, 2004
3) 『マウスラボマニュアル 第2版』 (東京都臨床医学総合研究所実験動物研究部門/編), pp46-48, シュプリンガー・フェアラーク東京, 2003

第3章 研究のための飼育・管理の仕方

P.73 掲載の参考文献
1) 『実験動物の管理と使用に関する指針 第8版』 (日本実験動物学会/監訳), アドスリー, 2011
2) 『実験動物の技術と応用 入門編 増補改訂版』 (日本実験動物協会/編), アドスリー, 2021
3) 『現代実験動物学』 (笠井憲雪, 他/編), 朝倉書店, 2009
4) 「ラット胚・精子の超低温保存と個体復元技術マニュアル」 (滝澤明子, 庫本高志/編 芹川忠夫/発行), ナショナルバイオリソースプロジェクト「ラット」, 2006
5) 「生殖工学技術マニュアル マウス版」 (CD版) (中潟直己/制作・監修), トランスジェニック, 2013
6) 「Manipulating the mouse embryo : a laboratory manual, fourth edition」 (Behringer R, et al), Cold Spring Harbor Laboratory Press, 2014
7) Nakao K, et al : Exp Anim, 46 : 231-234, 1997
8) Eto T, et al : Cryobiology, 68 : 147-151, 2014
9) Eto T, et al : Cryobiology, 70 : 150-155, 2015
10) Nakagata N : Mamm Genome, 11 : 572-576, 2000
11) Nakagata N, et al : Sci Rep, 10 : 93, 2020
12) 「Manipulating the mouse embryo : a laboratory manual, fourth Edition」 (Behringer R, et al), Cold Spring Harbor Laboratory Press, 2014
13) Nakagata N, et al : Sci Rep, 10 : 93, 2020

第4章 研究のための繁殖・交配

P.105 掲載の参考文献
1) 「Mouse Genetics : Concepts and Applications」 (Silver LM), Oxford University Press, 1995
2) Mekada K & Yoshiki A : Exp Anim, 70 : 145-160, 2021
3) Wakeland E, et al : Immunol Today, 18 : 472-477, 1997
4) 「Breeding Strategies for Maintaining Colonies of Laboratory Mice : A Jackson Laboratory Resource Manual」, The Jackson Laboratory, 2009
5) Suzuki O, et al : Exp Anim, 69 : 279-286, 2020
6) Mizushima N, et al : Mol Biol Cell, 15 : 1101-1111, 2004
7) Itoh K, et al : Biochem Biophys Res Commun, 236 : 313-322, 1997
8) Parker JC, et al : Infect Immun, 19 : 123-130, 1978

第5章 基本的な実験手法

P.135 掲載の参考文献
1) 『実験動物技術大系』 (前島一淑/監修, 日本実験動物技術者協会/編), アドスリー社, 1996
2) 『安全性試験の教育・研修テキスト 第6版』化学物質等安全性試験受託研究機関協議会 (現 日本安全性試験受託研究機関協議会), 2020
3) 『ラットの解剖図譜』 (Greene EC/著, 望月公子/監修), 学窓社, 1983
4) 岡村匡史 : 新しい注射麻酔薬~三種混合麻酔薬の特性~. LABIO 21, 66 : 5-9, 2016
5) 松田幸久 : 痛み・苦痛・安楽死の評価と基準. 日薬理誌, 129 : 19-23, 2007
6) 『マウスの断面解剖アトラス』 (岩城隆明, 他/著), アドスリー社, 2001
7) 『ラットの断面解剖アトラス』 (岩城隆明, 早川敏之/著), アドスリー社, 2008
8) 『マウスカラーアトラスと写真で見る脳実験マニュアル』 (黒川衛/編), 羊土社, 2005
9) 「Molecular Cloning, fourth edition」 (Green MR, Sambrook J), Cold Spring Harbor Laboratory Press, 2012
10) 『新生物化学実験のてびき 2 タンパク質の分離・分析と機能解析法』 (下西康嗣, 他/編), 化学同人, 1996

第6章 研究への応用・手法の紹介

P.187 掲載の参考文献
1) McIntosh BE, et al : Stem Cell Reports, 4 : 171-180, 2015
2) Takeishi K, et al : Cell Rep, 31 : 107711, 2020
3) Tada T, et al : Regen Ther, 19 : 77-87, 2022
4) Flanagan SP : Genet Res, 8 : 295-309, 1966
5) Bosma GC, et al : Nature, 301 : 527-530, 1983
6) Gerling IC, et al : Diabetes, 41 : 1672-1676, 1992
7) Ito M, et al : Blood, 100 : 3175-3182, 2002
8) Shultz LD, et al : J Immunol, 174 : 6477-6489, 2005
9) Mashimo T, et al : PLoS One, 5 : e8870, 2010
10) Mashimo T, et al : Cell Rep, 2 : 685-694, 2012
11) Miyasaka Y, et al : PLoS One, 17 : e0272950, 2022
12) 『改訂版 抗体実験マニュアル』 (高津聖志, 他/編), 羊土社, 2008
13) 『単クローン抗体 ハイブリドーマとELISA』 (岩崎辰夫, 他/著), 講談社サイエンティフィク, 1983
14) 『新生化学実験講座 1 タンパク質 I』 (日本生化学会/編), 東京化学同人, 1990
15) Shoji H, et al : Neuropsychopharmacol Rep, 42 : 59-69, 2022
16) Sawahata M, et al : Pharmacol Res, 173 : 105832, 2021
17) Stanojevic J, et al : Behav Brain Res, 433 : 113984, 2022
18) Takahashi J, et al : Neuropsychopharmacol Rep : doi : 10.1002/npr2.12292, 2022
19) Asahina M, et al : Mol Brain, 14 : 91, 2021
20) Jaenisch R : Proc Natl Acad Sci U S A, 73 : 1260-1264, 1976
21) Gordon JW, et al : Proc Natl Acad Sci U S A, 77 : 7380-7384, 1980
22) Okabe M, et al : FEBS Lett, 407 : 313-319, 1997
23) Perry AC, et al : Science, 284 : 1180-1183, 1999
24) Sparwasser T & Eberl G : Immunology, 121 : 308-313, 2007
25) Zhang Y, et al : Nat Genet, 20 : 123-128, 1998
26) Evans MJ & Kaufman MH : Nature, 292 : 154-156, 1981
27) Smithies O, et al : Nature, 317 : 230-234, 1985
28) Thomas KR & Capecchi MR : Cell, 51 : 503-512, 1987
29) Thompson S, et al : Cell, 56 : 313-321, 1989
30) Li P, et al : Cell, 135 : 1299-1310, 2008
32) Abe T, et al : Cell Rep, 31 : 107653, 2020
34) Nagy A, et al : Development, 110 : 815-821, 1990
35) 「マウス胚の操作マニュアル 第三版」 (Nagy A, 他/著, 山内一也, 他/訳), 近代出版, 2005
36) 「マウス・ラットモデル作製・解析プロフェッショナル」 (先端モデル動物支援プラットフォーム (AdAMS) /編), 羊土社, 2021
37) 実験医学別冊「完全版 ゲノム編集実験スタンダード」 (山本卓, 佐久間哲史/編), 羊土社, 2019
38) Yoshiki A, et al : Exp Anim, 58 : 85-96, 2009
39) Mashimo T & Serikawa T : Curr Pharm Biotechnol, 10 : 214-220, 2009
40) 『実験動物の微生物モニタリングマニュアル』 (社団法人日本実験動物協会/編), アドスリー, 2005

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