循環器ジャーナル 71/2 2023年
目次
- 特集 今だからこそ聞きたい 心不全診療のこと。
■I．病態
左室逆リモデリングは予見できるか？
volume central shiftの病態はどこまでわかっているのか？
「急性増悪イベントが慢性心不全の予後悪化を加速させる」のスキームは本当に正しいか？
inflammatory DCMの心筋炎症は果たして治療標的になるのか？
■II．診断
心不全患者における冠血行再建術の有効性予測に最適な診断モダリティは何か？
急性心不全の治療選択につながる腎機能指標は何か？
心力学的視点で考える心不全における至適血圧
頸静脈怒張は45°座位での診断に固執すべきか？
■III．治療
新規心不全薬を，いつ，どの順序で使うべきか？
うっ血を取りきることは本当に心不全の予後改善につながるか？
心不全研究のプール解析で注意すべき点──LVEF spectrumって何？
EFをカットオフ値としてICD適応を決める妥当性はどこまであるのか？
Impella-firstはどのような心不全症例か？
二次性（機能性）TRは手術的修復より薬物治療を優先すべきか？
心不全管理での介入点として，睡眠時無呼吸をどう捉えるべきか？
■IV．システム
リアルワールドの心リハは，どこまで循環器目線の専門性を求めるべきか？
BNPを住民健診に導入する意義はあるか？
心カテ主軸の診療体系の施設で，どのように心不全治療チームを組み立てるか？
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