通常の病理アトラスは,知りたい情報を知りたいときに検索する「レファレンス」として使用されることが多いが,それでは基礎的な見る力を養うことはできない.本書では,骨髄病理を専門としない病理医に向けて,長年骨髄病理診断に携わってきた著者が,骨髄の組織構築に着目して,その見方と考え方を700点以上の病理写真とともに解説する.病理診断のポイントとなる組織所見をまとめた「Key Notes」や,鑑別診断のためのアルゴリズムなど,知識の整理に役立つ情報も多数収録.骨髄病理の初学者のみならず,骨髄病理専門医も必携の1冊.