PEN 2023年7月号
書籍・雑誌
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目次
- ◆第50回日本集中治療医学会学術集会 開催
パネルディスカッション21「医食のコラボ:
栄養士×薬剤師 ウィズ・コロナ時代の超高齢者医療」
「集中治療における薬剤師による栄養管理」
・薬剤師と栄養士が連携し、経腸栄養中の問題に対応
・下痢の原因を多職種で検討し、栄養剤の変更を実施
・経腸栄養剤と輸液製剤の一覧表や排便管理フローチャートを作成
・経腸栄養フローチャートで経腸栄養開始基準を明確化
・薬剤師と管理栄養士の専門性を生かし、経腸栄養の問題を回避
「重症患者情報の共有化で提案される栄養における多職種チーム中での薬剤師の役割」
・早期経腸栄養や多職種による介入は予後を改善
・多職種カンファレンスを実施し、早期栄養介入管理加算を算定
・多職種で介入した80代男性症例
・早期栄養介入管理加算の算定でICUの収益向上、生存率改善
・薬剤師を含む多職種の栄養管理で医療の質が向上
「栄養士が考える薬剤師との連携」
・栄養に特化した多職種の回診を実施
・ICUでは低リン血症、高ナトリウム血症が高率
・亜鉛補給に亜鉛を含む栄養剤を活用
・野菜ジュースでカリウム補充
・経腸栄養剤に含まれる電解質の一覧表を作成
・NSTスタッフ中心にチーム医療を開始/他
「ICUでの栄養管理において薬剤師・栄養士に求めること」
・周術期管理では早期離床、早期経腸栄養、鎮痛が重要
・早期経腸栄養プロトコルを作成
・COVID-19患者に対して分業制で栄養管理を実施
・血糖コントロールの厳格化で予後改善/他
「ディスカッション」
◆REPORT 第13回日本腎臓リハビリテーション学会学術集会 開催
ジョイント・シンポジウム「CKD患者のPEW対策:栄養学的アプローチ」
「CKD患者に対する治療戦略を骨格筋から考える」
・心不全患者では併存祥治療が重要
・サルコペニア合併で心不全、CKD予後悪化
・簡便に実施可能なサルコペニアスクリーニングテスト
・サルコペニアスクリーニングテスト高スコアは心不全の予後が悪化
・ダイナぺニアでも透析患者の予後が悪化
・レジスタンストレーニングにより筋肉量が増加
・心不全、CKD患者に対するレジスタンストレーニングは有用
・レジスタンストレーニングによる腎保護効果の機序を検討
・運動による腎保護作用にはレジスタンストレーニングによるFST1分泌促進が関与
・質疑応答
「CKD患者のPEW・フレイル予防における食事の「質」」
・CKDによる慢性炎症はREEを増加
・慢性炎症は筋肉合成低下、エネルギー不足を惹起
・在宅医療患者数は増加傾向
・在宅医療は多施設連携、多職種連携で実施
・食事の炎症への影響を評価するDII
・DIIスコア高値はサルコペニア・フレイル発症の高リスク
・CKD患者でもDIIスコアが予後に影響
・ヨーグルトやn-3系不飽和脂肪酸、ビタミンDの摂取と運動が炎症を改善
・食事の質向上が炎症を抑制し、予後を改善
・質疑応答
「保存期CKD患者への栄養学的アプローチ」
・低たんぱく質食は腎臓保護に有用
・CKD患者の高齢化により望ましい食事指導が変化
・低たんぱく質食でのエネルギー摂取量確保には低たんぱく質米の使用が有用
・高齢CKD患者でも食事指導は重要
・患者の状況を考慮した腎臓専門医と管理栄養士による継続的な患者指導が必要
・質疑応答
「透析期CKD患者への栄養学的アプローチ~栄養障害と体液平衡異常~」
・健康問題はライフステージにより異なり、求められる食事指導も変化
・加齢により細胞内外水分量比も変化
・細胞内外の水分量のバランスが崩れた透析患者は心臓への高負荷が特徴
・心不全患者では細胞内外水分量のバランスが崩れた患者で予後不良
・CKD患者での細胞内外の水分量バランス崩壊は心不全リスク
・透析患者でも食事摂取量と筋肉量維持が必要
・質疑応答
◆Close-up! 公益財団法人 日本健康・栄養食品協会 トップセミナー開催 概要
◆静脈・経腸栄養関連製品の現況 第23回 (3)
クローズドシステム スペック一覧
◆関連学会情報