クリティカルケア看護と看護倫理

出版社: へるす出版
著者:
発行日: 2024-07-01
分野: 看護学  >  臨床/成人/老人
ISBN: 9784867190920
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商品紹介

「クリティカル=危機的状況」であるからこそ、看護師だけではなく、多職種や患者・家族までもが抱えてしまう「もやもや感」「倫理的ジレンマ」「倫理的苦悩」。
本書の23事例では,クリティカルケア看護における日常的な臨床場面と事例ごとのもやもやポイントを提示します。
もやもや感をもやもやしたままにせず、情報を整理し、多職種でのカンファレンスにつなぎ、分析を通して解決に導く看護実践までを,本書では可視化しています。
看護師のもつ 気づきと省察の力を 次の看護に生かす倫理的実践に迷ったときのヒントが詰まった1冊です。

目次

  • I章 総論
    1 クリティカルケア看護と看護倫理
    2 看護倫理に関する基礎知識
    3 倫理的課題を調整するうえでの看護師の役割
    4 クリティカルケア領域における倫理的課題
    5 クリティカルケア領域における臨床倫理アプローチ
    6 倫理的感受性を高める看護師教育

    II章 臨床場面での倫理的課題
    患者・家族ケアにおける課題
    テーマ1 代理意思決定支援
    意思決定は誰が決めるものなの?
    終末期に本人の意向がわからない場合は
    家族の意向で治療方針を決めていいの?
    患者よりも家族の意向を優先して治療方針が決定されていいの?

    テーマ2  苦痛緩和
    鎮静していれば,鎮痛はしなくてもいいの?
    十分な疼痛緩和が図られないまま,鎮静薬を増やすことは
    患者の回復につながるの?

    テーマ3  インフォームドコンセント
    医療者間の見解のズレで,情報提供が進まなくていいの?
    同意書にサインをもらうことがインフォームドコンセントなの?

    テーマ4  家族支援
    理解力がない家族だと本当に判断していいの?
    家族の意見が対立して決着がつかないときはどうしたらいいの?

    テーマ5  終末期ケア
    患者の事前指示がないなか,意思疎通が困難だからといって,
    延命治療を望む家族の言うとおりにしていいの?
    終末期になった患者の家族からの「人工呼吸器を外してほしい」
    との希望に,どう対応すればいいの?
    DNAR を選択した患者と家族に対しては
    何もできない/しないってことなの?

    テーマ6 機械的補助下にある患者
    患者の価値・意向に基づく治療の選択が守られていない
    患者の意思が確認できないなか,
    救命の選択を家族からの発言のみで決めてもいいの?

    看護師に関する課題
    テーマ1 ケア達成感
    患者にとって必要と考えるかかわりができないときに感じる
    やり切れない気持ちは仕方がないことなの?

    テーマ2 看護師の態度
    医師の治療方針や家族への説明に違和感を抱くけれど

    チーム医療に関する課題
    テーマ1 医療チームとしての方針
    患者のQOLと救命治療,どちらが大事?
    一度,気管チューブの抜管に失敗してしまったら
    再挿管後には気管切開しかないの?

    テーマ2 他職種との連携
    意思決定できる患者の思いを他職種と共有できていない
    患者の希望に沿った転院調整はできないの?

    組織に関する課題
    テーマ1 組織管理
    DNAR は誰が決めて,どのような行為を実施しないの?

    テーマ2 安全確保
    「人工呼吸器離脱困難だけど一般病棟へ退室して」と
    簡単に言わないでほしい

    テーマ3 守秘義務
    「家族にはしばらく内緒にしておいてほしい」という
    患者の思いにどう寄り添えばいいの?

    略語一覧

この書籍の参考文献

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本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

I章 総論

P.5 掲載の参考文献
1) 日本看護協会:看護職の倫理綱領. 日本看護協会, 2021. https://www.nurse.or.jp/nursing/assets/statistics_publication/publication/rinri/code_of_ethics.pdf(最終アクセス:2024年5月13日)
2) 清水哲郎:臨床倫理の考え方. 2010. https://www.l.u-tokyo.ac.jp/~shimizu/clethdls/1004cleth&pal.pdf(最終アクセス:2024年5月28日)
3) 日本集中治療医学会ICU機能評価委員会:JIPAD年次レポート2020年度. https://www.jipad.org/report/past-report/298-report2020(最終アクセス:2024年5月13日)
4) 小西恵美子:看護倫理の基礎. 小西恵美子編, 看護倫理;よい看護・よい看護師への道しるべ, 改訂第2版, 南江堂, 東京, 2014, pp10-15.
5) 井上智子:蓄積から挑戦へ. 日クリティカルケア看会誌 1(1):15-19, 2005.
6) 平澤博之:集中治療における重症患者の末期医療のあり方についての勧告. 日本集中治療医学会, 2006. https://www.jsicm.org/publication/kankoku_terminal.html(最終アクセス:2024年5月13日)
7) 日本集中治療医学会:集中治療に携わる看護師の倫理綱領. 2011. https://www.jsicm.org/pdf/110606syutyu.pdf(最終アクセス:2024年5月13日)
8) 日本集中治療医学会:集中治療領域における終末期患者家族のこころのケア指針. 2011. https://www.jsicm.org/pdf/110606syumathu.pdf(最終アクセス:2024年5月13日)
9) 日本集中治療医学会, 日本救急医学会, 日本循環器学会:救急・集中治療における終末期医療に関するガイドライン~3学会からの提言~. 2014. https://www.jsicm.org/pdf/1guidelines1410.pdf(最終アクセス:2024年5月13日)
10) 厚生労働省:人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン. 2018. https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000-Iseikyoku/0000197721.pdf(最終アクセス:2024年5月13日)
11) 人生の最終段階における医療の普及・啓発の在り方に関する検討会:人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン解説編. 2018. https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10802000-Iseikyoku-Shidouka/0000197702.pdf(最終アクセス:2024年5月28日)
12) Bernat JL:Medical futility:Definition, determination, and disputes in critical care. Neurocrit Care 2(2):198-205, 2005.
13) 宇都宮明美:呼吸不全終末期における倫理的問題. 人工呼吸 33:35-39, 2016.
14) 木澤義之:アドバンスケアプランニング. 第1回人生の最終段階における医療の普及・啓発の在り方に関する検討会, 資料3, 厚生労働省, 2007. https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000173561.pdf(最終アクセス:2024年5月13日)
15) 厚生労働省:人生の最終段階における医療・ケアに関する意識調査報告. 2023. https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/saisyuiryo_a_r04.pdf(最終アクセス:2024年5月13日)
16) Iyengar, Sheena(櫻井祐子・訳):選択の科学;コロンビア大学ビジネススクール特別講義. 文芸春秋社, 東京, 2010, pp44-106.
17) 瀧洋子, 宇都宮明美:集中治療領域における終末期医療の現状. ICUとCCU 40(11):745-751, 2016.
18) Azoulay E, Pochard F, Kentish-Barnes N, et al, FAMIREA Study Group:Risk of posttraumatic stress symptoms in family members of intensive care unit patients. Am J Respir Crit Care Med 171(9):987-994, 2005.
19) 松山明子, 樋口京子:緩和ケアにおけるエキスパートナースの倫理的意思決定過程に関する研究. 日看倫理会誌 3(1):19-27, 2011.
20) 江尻晴美, 片岡秋子:わが国のクリティカルケア領域における終末期看護研究の動向. 日救急看会誌 16(1):1-9, 2014.
21) Devlin JW, Skrobik Y, Gelinas C, et al:Clinical Practice Guidelines for the Prevention and Management of Pain, Agitation/Sedation, Delirium, Immobility, and Sleep Disruption in Adult Patients in the ICU. Crit Care Med 46(9):e825-e873, 2018.
22) 日本集中治療医学会J-PADガイドライン作成委員会:日本版・集中治療室における成人重症患者に対する痛み・不穏・せん妄管理のための臨床ガイドライン. 日集中医誌 21:539-579, 2014.
23) Hamilton Family Health Team:What Is Patientand Family-Centred Care? https://www.hamiltonfht.ca/en/who-we-are/what-is-patient-and-family-centred-care.aspx(最終アクセス:2024年5月13日)
P.11 掲載の参考文献
1) 日本集中治療医学会:集中治療に携わる看護師の倫理綱領. 2011. https://www.jsicm.org/pdf/110606syutyu.pdf(最終アクセス:2024年5月2日)
2) 日本救急看護学会:救急看護師の倫理綱領. 2019. https://jaen.jp/assets/file/guidelines/nursing_ethics_guideline20190217ver.pdf(最終アクセス:2024年5月2日)
3) Fry ST, Johnstone M(片田範子, 山本あい子・訳):看護実践の倫理;倫理的意思決定のためのガイド. 第2版, 日本看護協会出版会, 東京, 2005.
4) 日本看護協会:国際看護師協会;ICN看護師の倫理綱領(2021年版). https://www.nurse.or.jp/nursing/home/publication/pdf/rinri/icncodejapanese.pdf(最終アクセス:2024年5月2日)
5) 日本看護協会・編:改訂版 看護にかかわる主要な用語の解説. 日本看護協会, 東京, 2023. https://www.nurse.or.jp/nursing/assets/yougokaisetu_202311.pdf(最終アクセス:2024年5月2日)
6) 小島操子:終末期医療における倫理的課題. Davis AJ・監, 見藤隆子, 小西恵美子, 坂川雅子・編, 看護倫理;理論・実践・研究, 日本看護協会出版会, 東京, 2002, pp173-176.
7) シスター・M・シモーヌ・ローチ(鈴木智之, 操華子, 森岡崇・訳):アクト・オブ・ケアリング:ケアする存在としての人間. ゆみる出版, 東京, 1996, pp99-111.
8) 澤村匡史, 則末泰博, 美馬裕之, 他:新型コロナウイルス感染症(coronavirus disease 2019, COVID-19)流行に際しての医療資源配分の観点からの治療の差し控え・中止についての提言. 日集中医誌 27(6):509-510, 2020.
9) 伊藤香, 大内啓:新訂版 緊急ACP;悪い知らせの伝え方, 大切なことの決め方. 医学書院. 東京, 2022.
10) 厚生労働省:医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイダンス. 2017. https://www.mhlw.go.jp/content/001235843.pdf(最終アクセス:2024年5月2日)
11) 青柳優子:医療従事者の倫理的感受性の概念分析. 日看科会誌 36(1):27-33, 2016.
P.18 掲載の参考文献
1) 関永信子, 塩谷久子:看護師による患者及び家族への意思決定支援に関する文献レビュー. 看護学統合研究 23(2):36-49, 2021.
2) Emanuel EJ, Emanuel LL:Four models of the physician-patient relationship. JAMA 267(16):2221-2226, 1992.
3) 孫大輔:対話する医療 人々のケアにおける対話(ダイアローグ) とは. 老年看護学 24(2):17-23, 2020.
4) 今長谷尚史:救急・集中治療における治療方針の意思決定, ACP, ICUにおける終末期. ICUとCCU 46(11):685-696, 2022.
5) 平井啓:臨床死生学概説:死に関する心理学と終末期医療における意思決定. 老年精医誌 34(9):817-823, 2023.
6) 大竹文雄, 平井啓:医療現場の行動経済学;すれ違う医者と患者. Kindle版, 東洋経済新報社, 東京, 2018, p316.
7) 大竹文雄, 平井啓:医療現場の行動経済学;すれ違う医者と患者. Kindle版, 東洋経済新報社, 東京, 2018, pp22-29.
8) 人生の最終段階における医療の普及・啓発の在り方に関する検討会:人生の最終段階における医療・ケアの 決定プロセスに関するガイドライン解説編. 2018. https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10802000-Iseikyoku-Shidouka/0000197702.pdf(最終アクセス:2024年4月23日)
9) 日本集中治療医学会:集中治療に携わる看護師の倫理綱領. 2011. https://www.jsicm.org/pdf/110606syutyu.pdf(最終アクセス:2024年4月23日)
10) 日本看護科学学会. 看護学学術用語検討委員会. n. d. JANSpedia-看護学を構成する重要な用語集-. 調整. https://scientific-nursing-terminology.org/terms/coordination/(最終アクセス:2024年5月15日)
11) Sara T. Fry, Megan-Jane Johnstone(片田範子, 山本あい子・訳):看護実践の倫理, 第2版, 日本看護協会出版会, 東京, 2005.
12) 浜町久美子:医療における意思決定と合意形成プロセス. 生命倫理 15(1):176-184, 2005.
13) 日本看護協会:専門看護師. https://www.nurse.or.jp/nursing/qualification/vision/cns/index.html(最終アクセス:2024年4月23日)
14) 伊藤真理, 栗原早苗, 榑松久美子, 他:集中治療室で終末期に至った患者に対する急性・重症患者看護専門看護師の倫理調整. 日クリティカルケア看会誌10(3):11-21, 2014.
15) 厚生労働省:人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン. 2018. https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10802000-Iseikyoku-Shidouka/0000197701.pdf(最終アクセス:2024年4月23日)
16) Thaler, Richard H, Sunstein Cass R:Nudge:Improving Decisions About Health, Wealth, and Happiness. Penguin Books, New York, 2009.
17) Miyashita M, Morita T, Sato K, et al.:Good death inventory:A measure for evaluating good death from the bereaved family member's perspective. J Pain Symptom Manage 35(5):486-498, 2008.
18) 戸田由美子:看護における「アドボカシー」の概念分析. 高知大看会誌 3(1):23-36, 2009.
19) 細田満和子:「チーム医療」の理念と現実. 日本看護協会出版会, 東京, 2012.
20) 細田満和子:「チーム医療」とは何か. 日本看護協会出版会, 東京, 2012.
P.22 掲載の参考文献
1) 上澤弘美, 中村美鈴:生命の危機的状態で初療室に救急搬送された患者の家族がたどる代理意思決定のプロセス. 日クリティカルケア看会誌 16:41-53, 2020.
2) 木澤義之, 伊藤香, 則末泰博:救急・集中治療×緩和ケア. 医学会新聞 第3412号, 2021. https://www.igaku-shoin.co.jp/paper/archive/y2021/3412_01(最終アクセス:2024年6月3日)
3) 厚生労働省:人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン. 2018. https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000-Iseikyoku/0000197721.pdf(最終アクセス:2024年6月3日)
4) 西村匡司, 丸藤哲:Do Not Attempt Resuscitation(DNAR)指示のあり方についての勧告. 日集中医誌 24:208-209, 2017.
P.33 掲載の参考文献
1) 日本看護協会:臨床倫理のアプローチ. https://www.nurse.or.jp/nursing/rinri/text/basic/approach.html(最終アクセス:2024年4月30日)
2) 宮坂道夫:医療倫理学の方法;原則・ナラティヴ・手順. 第3版, 医学書院, 東京, 2016.
3) シリーズ生命倫理学編集委員会, 浅井篤, 高橋隆雄・編:臨床倫理(シリーズ生命倫理学). 第13巻, 丸善出版, 東京, 2012.
4) 宮坂道夫, 吉田みつ子, 鈴木健太, 他:系統看護学講座-別巻;看護倫理. 第3版, 医学書院, 東京, 2024, pp153-154.
5) Jonsen AR, Siegler M, Winslade, WJ. (赤林朗, 蔵田伸雄, 児玉聡・監訳):臨床倫理学;臨床医学における倫理的決定のための実践的なアプローチ. 第5版, 新興医学出版社, 東京, 2006, pp1-13.
6) Sara T. Fry, Megan-Jane Johnstone(片田範子, 山本あい子・訳):看護実践の倫理;倫理的意思決定のためのガイド, 第3版, 日本看護協会出版会, 東京, 2010.
7) 清水哲郎, 会田薫子, 田代志門・編:臨床倫理の考え方と実践;医療・ケアチームのための事例検討法. 東京大学出版会, 東京, 2022, pp13-28.
8) Ashida K, Kawakami A, Kawashima T, et al:Values and self-perception of behaviour among critical care nurses. Nurs Ethics, 28(7-8):1348-1358, 2021.
9) Chiafery MC, Hopkins P, Norton SA, et al:Nursing ethics huddles to decrease moral distress among nurses in the intensive care unit. J Clin Ethics 29(3):217-226, 2018.
10) 日本看護協会:インフォームドコンセントと倫理. https://www.nurse.or.jp/nursing/rinri/text/basic/problem/informed.html(最終アクセス:2024年4月30日)
11) 前田正一, 氏家良人・編:救急・集中治療における臨床倫理. 克誠堂出版, 東京, 2016, pp43-47.
12) Elwyn G, Laitner S, Coulter A, et al:Implementing shared decision making in the NHS. BMJ 341:c5146, 2010.
13) Makoul G, Clayman ML:An integrative model of shared decision making in medical encounters. Patient Educ Couns 60(3):301-312, 2006.
14) 石垣靖子, 清水哲郎:臨床倫理ベーシックレッスン. 日本看護協会出版会, 東京, 2012, pp45-51.
15) 清水哲郎, 臨床倫理プロジェクト:臨床倫理エッセンシャルズ(2012年春版). 2012. http://clinicalethics.ne.jp/cleth-prj/archive/clethesse/clethessent2012feb.pdf(最終アクセス:2024年6月5日)
16) Thompson Joyce E, Thompson Henry O(ケイコイマイキシ, 竹内博明・監訳, 山本千紗子・訳):看護倫理のための意思決定10のステップ, 日本看護協会出版会, 東京, 2004.
17) 田代志門, 清水哲郎, 村淳子:臨床倫理を改めて考える;組織として取り組み, 文化を根付かせるために. 看護管理 33(1):42-49, 2023.
P.44 掲載の参考文献
1) Lutzen K, Dahlqvist V, Eriksson S, et al:Developing the concept of moral sensitivity in health care practice. Nursing Ethics 13(2):187-196, 2006.
2) 中岡成文:看護倫理教育プログラムを考える;ミネソタ大学カリキュラムの検討. 医療・生命と倫理・社会 2:165-173, 2003.
3) 青柳優子:医療従事者の倫理的感受性の概念分析. 日本看護科学会誌 36:27-33, 2016.
4) Waithe ME, Duckett L, Schmitz K, et al:Developing case situations for ethics education in nursing. J Nurs Educ, 28(4):175-180, 1989.
5) 前田樹海, 小西恵美子:改訂道徳的感受性質問紙日本語版(J-MSQ)の開発と検証:第1報. 日本看護倫理学会誌 4(1):32-102, 2012.
6) 奥本綾香, 米山智子, 宮田千春, 他:日本語版倫理的風土尺度の信頼性と妥当性の検討. 日本看護科学会誌 41:647-655, 2021.
7) Victor B, Cullen JB:The organizational bases of ethical work climates. Administrative Science Quarterly 33(1):101-125, 1988.
8) Hwang J, Park HA:Nurses' perception of ethical climate, medical error experience and intent-toleave. Nurs Ethics 21(1):28-42, 2014.
9) 岩本幹子, 溝部佳代, 高波澄子:大学病院において看 護師が体験する倫理的問題. 日本看護学教育学会誌 16(1):1-12, 2006.
10) 長崎恵美子, 伊東美佐江:病院の規模別からみた臨床看護師の倫理的問題の体験と看護倫理教育への課題. 日本看護倫理学会誌 10(1):26-35, 2018.
11) 日本看護協会:看護師のまなびサポートブック. pp36-37, 2023. https://www.nurse.or.jp/nursing/assets/learning/support-learning-guideall.pdf(2024年4月23日最終アクセス)
12) 後藤健夫:Z世代を俯瞰する. 看護展望 48(13):1210-1214, 2023.
13) 厚生労働省:新人看護職員研修ガイドライン改訂版. 2014. https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000-Iseikyoku/0000049466_1.pdf(2024年4月23日最終アクセス)
14) 日本看護協会:看護職の倫理綱領. 2021. https://www.nurse.or.jp/nursing/assets/statistics_publication/publication/rinri/code_of_ethics.pdf(2024年4月23日最終アクセス)
15) Daniel F. Chambliss(浅野祐子・訳):ケアの向こう側;看護師が直面する道徳的・倫理的矛盾. 日本看護協会出版会, 東京, 2002, p88.
16) 阿部真理, 關戸啓子:卒後2年目看護師の看護実践における成長のプロセス. 日本看護科学会誌 41:175-183, 2021.
17) 宮坂道夫, 石原逸子, 吉田みつ子, 他:系統看護学講座-別巻;看護倫理. 第2版, 医学書院, 東京, 2018, pp140-162.
18) 大竹文雄, 平井啓:医療現場の行動経済学. 東洋経済, 東京, 2018, pp208-209.
19) 松尾睦:職場が生きる 人が育つ「経験学習」入門. ダイヤモンド社, 東京, 2011, pp48-49.
20) 前田樹海, 小西恵美子, 八尋道子, 他:道徳的感受性質問紙日本語版2018(J-MSQ2018):下位概念「道徳的責任感」を見直して. 日本看護倫理学会誌 11(1):100-102, 2019.
21) 中村めぐみ, 中島千春, 山本光映, 他:聖路加国際病院看護師に対する臨床倫理教育プログラムに関する実践報告;多分野の専門看護師の協働. 聖路加国際大学紀要 4:91-97, 2018.
22) WHO:Framework for action on interprofessional education and collaborative practice. WHO reference number 2010. https://www.who.int/publications/i/item/framework-for-action-on-interprofessionaleducation-collaborative-practice(2024年4月23日最終アクセス)
23) 酒井郁子, 井出成美, 朝比奈真由美:これからのIPE(専門職連携教育)ガイドブック. 南江堂, 東京, 2023, pp2-11.

II章 臨床場面での倫理的課題

P.50 掲載の参考文献
1) Jonsen AR, Siegler M, Winslade WJ(赤林朗, 蔵田伸雄, 児玉聡・監訳):臨床倫理学;臨床医学における倫理的決定のための実践的なアプローチ. 第5版, 新興医学出版社, 東京, 2006.
2) Karagiannidis C, Brodie D, Strassmann S, et al:Extracorporeal membrane oxygenation:Evolving epidemiology and mortality. Intensive Care Med 42(5):889-896, 2016.
3) Hamric AB, Hanson CM, Tracy MF, et al:Advanced Practice Nursing:An Integrative Approach. 5th ed, Elsevier, St. Louis, 2013, pp328-354.
4) Jonas Mueller, Katharina Beck, Nina Loretz, et al:The Disclosure of Bad News Over the Phone vs. in Person and its Association with Psychological Distress:a Systematic Review and Meta-Analysis. J Gen Intern Med 38(16):3589-3603, 2023.
P.55 掲載の参考文献
1) Jonsen AR, Siegler M, Winslade WJ(赤林朗, 蔵田伸雄, 児玉聡・監訳):臨床倫理学;臨床医学における倫理的決定のための実践的なアプローチ. 第5版, 新興医学出版社, 東京, 2006.
P.61 掲載の参考文献
1) Jonsen AR, Siegler M, Winslade WJ(赤林朗, 蔵田伸雄, 児玉聡・監訳):臨床倫理学;臨床医学における倫理的決定のための実践的なアプローチ. 第5版, 新興医学出版社, 東京, 2006.
2) 厚生労働省:人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン. 2018. https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10802000-Iseikyoku-Shidouka/0000197701.pdf(最終アクセス:2024年2月4日)
3) 日本集中治療医学会, 日本救急医学会, 日本循環器学会, 他・編:救急・集中治療における終末期医療に関するガイドライン;3学会からの提言. 2014. https://www.jsicm.org/pdf/1guidelines1410.pdf(最終アクセス:2024年2月4日)
P.66 掲載の参考文献
1) Jonsen AR, Siegler M, Winslade WJ(赤林朗, 蔵田伸雄, 児玉聡・監訳):臨床倫理学;臨床医学における倫理的決定のための実践的なアプローチ. 第5版, 新興医学出版社, 東京, 2006.
P.73 掲載の参考文献
1) Jonsen AR, Siegler M, Winslade WJ(赤林朗, 蔵田伸雄, 児玉聡・監訳):臨床倫理学;臨床医学における倫理的決定のための実践的なアプローチ. 第5版, 新興医学出版社, 東京, 2006.
2) 日本皮膚科学会;創傷・褥瘡・熱傷ガイドライン-1創傷一般. 第3版, 2023.
3) Devlin JW, Skrobik Y, Gelinas C, et al:Clinical Practice Guidelines for the Prevention and Management of Pain, Agitation/Sedation, Delirium, Immobility, and Sleep Disruption in Adult Patients in the ICU. Crit Care Med 46:e825-e873, 2018.
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P.80 掲載の参考文献
1) Albert R. Jonsen, Mark Siegler, William J. Winslade・著(赤林朗, 蔵田伸雄, 児玉聡・監訳):臨床倫理学;臨床医学における倫理的決定のための実践的なアプローチ. 第5版, 新興医学出版社, 東京, 2006.
P.86 掲載の参考文献
1) Jonsen AR, Siegler M, Winslade WJ(赤林朗, 蔵田伸雄, 児玉聡・監訳):臨床倫理学;臨床医学における倫理的決定のための実践的なアプローチ. 第5版, 新興医学出版社, 東京, 2006.
2) Shiraishi Y, Kohsaka S, Nagai T, et al:Validation and Recalibration of Seattle Heart Failure Model in Japanese Acute Heart Failure Patients. J Card Fail 25(7):561-567, 2019.
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P.97 掲載の参考文献
1) Jonsen AR, Siegler M, Winslade WJ(赤林郎, 蔵田伸雄, 児玉聡・監訳):臨床倫理学;臨床医学における倫理的決定のための実践的なアプローチ. 第5版, 新興医学出版社, 東京, 2006.
2) 日本集中治療医学会, 日本救急医学会, 日本循環器学会:救急・集中治療における終末期医療に関するガイドライン;3学会からの提言. 平成26年11月4日.
P.103 掲載の参考文献
1) Jonsen AR, Siegler M, Winslade WJ(赤林朗, 蔵田伸雄, 児玉聡・監訳):臨床倫理学;臨床医学における倫理決定のための実践的なアプローチ. 第5版, 新興医学出版社, 東京, 2006.
2) 日本クリティカルケア看護学会, 日本救急看護学会:救急・集中ケアにおける終末期看護プラクティスガイド. 医学書院, 東京, 2020, pp67-75.
3) 石垣靖子, 清水哲郎:臨床倫理ベーシックレッスン. 日本看護協会出版会, 東京, 2012, pp45-51.
4) 一般社団法人日本クリティカルケア看護学会, 一般社団法人日本救急看護学会:救急・集中ケアにおける終末期看護プラクティスガイド. 医学書院, 東京, 2020, p42-51.
P.110 掲載の参考文献
1) Jonsen AR, Siegler M, Winslade WL(赤林朗, 蔵田伸雄, 児玉聡・監訳):臨床倫理学;臨床医学における倫理的決定のための実践的なアプローチ. 第5版, 新興医学出版社, 東京, 2006.
2) 日本集中治療科医師学会, 日本循環器学会, 日本救急医学会:救急・集中治療における終末期医療に関するガイドライン;学会からの提言. http://www.jsicm.org/pdf/1guidelines1410.pdf(最終アクセス:2024年2月24日)
P.117 掲載の参考文献
1) Jonsen AR, Siegler M, Winslade WJ(赤林朗, 蔵田伸雄, 児玉聡・監訳):臨床倫理学;臨床医学における倫理的決定のための実践的なアプローチ. 第5版, 新興医学出版社, 東京, 2006.
2) 平成22年度厚生労働科学研究費補助金厚生労働科学特別研究事業「臓器提供に関する研究(研究者代表者 有賀徹)」, 脳死判定基準のマニュアル化に関する研究班:法的脳死判定マニュアル, 2011. https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/noushi-hantei.pdf(最終アクセス:2024年5月23日)
3) 日本集中治療医学会, 日本救急医学会, 日本循環器学会:救急・集中治療における終末期医療に関するガイドライン;3学会からの提言. 2014. http://www.jsicm.org/pdf/1guidelines1410.pdf(最終アクセス:2024年3月2日)
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P.124 掲載の参考文献
1) Jonsen AR, Siegler M, Winslade WJ(赤林朗, 蔵田伸雄, 児玉聡・監訳):臨床倫理学;臨床医学における倫理的決定のための実践的なアプローチ. 第5版, 新興医学出版社, 東京, 2006.
P.130 掲載の参考文献
1) Jonsen AR, Siegler M, Winslade WL(赤林朗・監訳):臨床倫理学;臨床医学における倫理的決定のための実践的なアプローチ. 第5版, 新興医学出版社, 東京, 2006, p13.
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3) 日本集中治療医学会, 日本救急医学会, 日本循環器学会:救急・集中治療における終末期医療に関するガイドライン;3学会からの提言. 2014. https://www.jsicm.org/pdf/1guidelines1410.pdf(最終アクセス:2024年2月2日)
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P.148 掲載の参考文献
1) Jonsen AR, Siegler M, Winslade WL(赤林朗・監訳):臨床倫理学;臨床医学における倫理的決定のための実践的なアプローチ. 第5版, 新興医学出版社, 東京, 2006, p13.
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P.154 掲載の参考文献
1) Thompson JE, Thompson HO(ケイコ・イマイ・キシ, 竹内博明・日本語版監修・監訳, 山本千紗子・監訳):看護倫理のための意思決定10のステップ. 日本看護協会出版会, 東京, 2004.
P.160 掲載の参考文献
1) Jonsen AR, Siegler M, Winslade WL(赤林朗, 蔵田伸雄, 児玉聡・監訳):臨床倫理学;臨床医学における倫理的決定のための実践的なアプローチ. 第5版, 新興医学出版社, 東京, 2006.
P.165 掲載の参考文献
1) Jonsen AR, Siegler M, Winslade WJ(赤林朗, 蔵田伸雄, 児玉聡・監修):臨床倫理学;臨床医学における倫理的決定のための実践的なアプローチ. 第5版, 新興医学出版社, 東京, 2006.
P.171 掲載の参考文献
1) Jonsen AR, Siegler M, Winslade WJ(赤林朗, 蔵田伸雄, 児玉聡・監訳):臨床倫理学;臨床医学における倫理的決定のための実践的なアプローチ. 第5版, 新興医学出版社, 東京, 2006.
P.176 掲載の参考文献
1) Jonsen AR, Siegler M, Winslade WJ(赤林朗, 蔵田伸雄, 児玉聡・監訳):臨床倫理学;臨床医学における倫理的決定のための実践的なアプローチ. 第5版, 新興医学出版社, 東京, 2006.
P.183 掲載の参考文献
1) Jonsen AR, Siegler M, Winslade WJ(赤林朗, 蔵田伸雄, 児玉聡・監訳):臨床倫理学;臨床医学における倫理的決定のための実践的なアプローチ. 第5版, 新興医学出版社, 東京, 2006.
2) 石田瞳:家族に対するがん告知. 千葉大学人文社会科学研究19:171-184, 2009.

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