増補版 看護を語ることの意味 “ナラティブ”に生きて

出版社: 看護の科学新社
著者:
発行日: 2024-12-30
分野: 看護学  >  看護学一般
ISBN: 9784910759333
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商品紹介

川嶋みどりコレクション第3弾!
ロングセラー書に関連論考を追加した決定版登場!
語り,問い続けてきた看護とは

目次

  • 第一章 看護ナラティブの蓄積と技術化への道

    一 心に残った場面・人・実践を語る意味
     ナラティブを語ることの意味/実践の言語化―経験を語り追体験する先輩のナラティブから生まれた「きっかけ食」/
     人生のできごとの場の共有/腰背部温罨法は患者経験のナラティブから/国分アイのナラティブ

    二 患者とともに創る看護ナラティブ―経験を流さず注意深く洞察する
     潜在的な経験を意識化する/技術化を意図して語る集い/看護実践の技術化とナラティブ/
     ターミナルの友と二人のナラティブ/患者とともに創る物語/どう語り、どう聞くか

    三 ナラティブを介護に生かそう
    “これが介護だ!”という体験を語ることから/ナラティブとは何か/先輩たちの物語からの学び/
     あんこのお饅頭が大好きなKおばあちゃん/ナラティブの聞き方、学び方
     

    第二章 生活行動援助の価値づけを

    一 看護の真価の進化
     太古の看護/大関和の記録から/看護される体験/職業としての看護/自分や家族が患者になって感じた看護の危機/
     看護の危機のなかで/看護とは異質の体験…/“手を出さない”看護?/医療の高度化の名のもとに…/
     予測不能な事態への危惧/想像力と共感力/看護とは何か/産業革命からIT革命へ/
     看護師が本当に行なわなければならないこと/看護師は生活行動援助を行なう責務を持つ/
     看護の原点 TE-ARTE(て・あーて)/「手を触れる」こと/優れた看護実践の共有/これからの看護の役割/
     ナイチンゲールの問いの真意/いまこそ暮らしを整える看護を

    二 ナイチンゲールの看護観を臨床に活かす
     社会の期待に応える看護の専門性を考えるうえで/少女の身体清潔のケアを通して看護の初心を/
     安全性の論理とナイチンゲール/安楽の条件としての変化の概念/末期患者の経口摂取欲求のエビデンス/
     看護と観察/観察の技術化への示唆

    三 豊かな食事を看護で―食べる環境を整えよう
     人間の生活にとって食べることの意味/幼い少年にも食べ慣れた味があった/
     口から食べられなかったら人間じゃない?/美味しく楽しく食べること/病人にも豊かな食生活を/
     その人にとってのこだわりの食物/豊かな食生活の保障―基本的な食事援助の実践/経口摂取の価値づけを

    四 ポピュラーな看護技術を再考する―私の考える清潔ケア
     日常ケアの見直しから見えてきたこと/確かな技術修得の道筋/「看護大好き」と「仕事を継続すること」/
     ポピュラーな看護技術を再考する/看護が行なう清潔ケアとは/
     ゴム手袋では気持ちがよくない?―看護技術の再考(1)/末梢から中枢に拭くのは間違い?―看護技術の再考(2)/
     エビデンスの必要性/清潔ケアの実力を認めてもらうために/忙しくてできない?/めざすべき清潔ケアのあり方/
     思いを引き出すような清拭/インフォームドコンセント/これから清潔ケアを実践する人へ

    第三章 看護のアイデンティティとは何か

    一 危険信号が点滅するなかでの思い
     看護師Aの語り/コップ一杯の冷たい含嗽水に見る暖かい看護の心/
     発病して以来禁飲食であった身にとっての独歩の不安/知っていても行なわなければ看護とは言えない/
     ただ拭けばいいというものではない/身体をきれいにし口から食べることの意味/
     生活行動援助の価値づけと看護の専門性

    二 看護主導の病院文化―安楽性を
     安全は医療・看護のプロセスであってゴールではない/安楽と安楽性/安楽性を念頭にして安楽をはかる技術を/
     安楽性を疎外する要因としての医療安全/個別の人間らしさを担保する生活行動援助こそ安楽性の要

    三 優れた実践活動を可能にする条件とは
    「石にかじりついてもこの仕事を」の源泉/優れた看護実践のイメージ/
     気持ちが良かったら親指を立ててみてください/優れた看護実践を可能にする条件とは

    四 看護が“変質”する前に考えておくべきこと―看護技術と心電図との相関
     看護師と心電図/機械化による看護の変質/人間が人間を観察する意味/
     道具から機械システム―技術進歩の過程/看護師とモニタリング

    第四章 これからの看護

    一 人間が人間をケアすることの意味と価値―補完代替医療における看護の可能性
     看護独自の介入を治療に/生活行動援助のなかのCAMの要素/入浴で一時症状が緩和した例/
     腰背部温罨法の腸蠕動効果/現時点での経験的看護治療

    二 チーム医療における看護の主体性
     チーム医療の生まれた背景/専門職集団のチームとは/チーム医療を担うということ/
     チーム医療のメリット・デメリット/チーム医療における看護―二つの責務

    三 看護教育のなかに統合医療の思想を
     看護と看護教育の歴史をふまえて/看護の専門性とは/対象の可能性(自然治癒力)への働きかけ/
     CAMに通じる看護実践/看護学教育のなかに統合医療の思想と方法を根づかせるために

    終 章 あとがきにかえて

    生きてきた道
     ちょっと詳しい自分歴/看護のパイオニアとしての自覚と日赤女専時代の教育/
     自主的学習集団―東京看護学セミナー/小さな研究所の大きな夢を実現/そして今…

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