目次
- ◆第46回日本臨床栄養学会総会・第45回日本倫周夫栄養協会総会
第22回大連合大会 開催
ワークショップ3 GLIM基準の臨床応用
「日本における入院栄養管理体制の変遷―GLIM基準の臨床活用に向けて―」
・近年の診療報酬改定で栄養サポートの評価が拡大
・栄養サポートチーム加算が新設、低栄養評価はGLIM基準を使用
・早期栄養介入加算は入院栄養管理体制加算の新設などで栄養サポート体制を強化
・栄養管理体制基準の明確化
・栄養ケアプロセスに準じた栄養管理が重要
「GLIM基準活用を機に真の栄養管理体制について考える」
・GLIM基準で低栄養診断を世界的に統一
・入院患者はエネルギー摂取不足から低栄養が増加
・個別化栄養管理で入院患者のアウトカムが向上
・診療報酬改定で日本における栄養サポート体制を充実
・GLIM基準導入を契機にした栄養管理体制見直しが必要
「中山間地域の総合病院におけるGLIM基準を組み込んだ栄養管理体制」
・高齢患者の低栄養対策を実施
・GLIM基準を中核とした栄養サポート体制を構築
・栄養サポート体制を担う人材を育成、NST回診方法を見直し
・おいしさを重視した病院食を目指す
・終末期患者にもNSTが介入し、在宅療養を実現
・在宅療養患者に訪問栄養食事指導を行い、食事形態を適正化
・質の高い栄養指導を実施できる体制構築が重要
【ディスカッション】
◆TOPICS
自宅以上の安心感と、病院以上の自由度の高さ。今注目される第3の場所、
ホスピス型住宅とは
「ホスピス型住宅がわが国の医療提供体制の中で持つ意義と将来性」
・緩和ケアの歴史背景とホスピス型住宅の必要性
・ホスピス型住宅の特徴と他施設との違い
・ホスピス型住宅に求められること
・ホスピス型住宅の普及に向けての課題
・ホスピス型住宅の認知と今後
「病院施設におけるホスピスの理念と取り組み、および病院医師にとってのホスピス型住宅の意義」
・「見捨てない」医療、「できる限りのケア」の提供を実践
・ターミナルケアの課題
・既存の介護施設の限界と、ホスピス型住宅が望まれる理由
・「ホスピスマインド」があるスタッフの活躍の場としても期待
・まとめ
◆REPORT 第22回日本機能性食品医用学会総会 開催
シンポジウム7 栄養のinとout(use)のバランスから褥瘡ケアを考える
「水溶性ビタミンと健康増進・疾病予防―ビタミンB12を中心に―」
・ビタミン不足は様々な疾患のリスクを増加
・ビタミンD不足で骨折リスクが増加
・ビタミンB12不足は高ホモシステイン血症を介して、疾患リスクを上昇
・胃がん発症前からビタミンB12吸収能が低下
・胃粘膜萎縮が原因のビタミンB12不足はサプリメントが有用
・動物性食品を避けるとビタミンB12摂取が不足
・ビタミンC不足は心血管疾患リスクを上昇
・無症状でもビタミンB1が不足している例が多数
・世界的にビタミンD不足が深刻
・ビタミンD不足の解消で多くの疾患リスク低減が可能
・健常者や疾患リスクが低い患者にはビタミン補充による栄養療法が有用
<質疑応答>
「ビタミンDサプリメントは癌の再発・死亡を抑止できるか?」
・ビタミンDは日光でも合成される
・血中25(OH)D濃度はがん発症と関連
・ビタミンD摂取によるがん発症予防効果を検討
・ビタミンD摂取によるがん発症予防効果のエビデンスは事後改正や補正に限られる
・ビタミンD摂取によるがん発症予防効果を検討する新たなランダム化比較試験を開始
<質疑応答>
「NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)の未病/先制医療における期待」
・疾患発症前の先制治療における食品機能活用が必要
・未病段階では臨床検査値のゆらぎが拡大
・脂肪やエネルギーの過剰摂取で腸管や腎臓で炎症が発生
・エネルギー摂取量制限で老化を抑制
・老化の進行にはNADの低下が関連
・NMN投与によりNADが増加
・NMNは腸管の健康維持を介して老化を回復
<質疑応答>
「ビタミン摂取とサルコペニア―KAMOGAWA-DM Cohort研究より―」
・大規模コホートで糖尿病患者の病態解明を目指す
・糖尿病のある人のサルコペニアは死亡リスクが上昇
・糖尿病のある人は運動器機能が低下
・糖尿病のある人のサルコペニア合併例はエネルギー、たんぱく質ともに摂取量が低下
・糖尿病のある人のビタミンD摂取不足は骨格筋量減少と関連
・ビタミンB12摂取量不足も骨格筋量減少をもたらす
<質疑応答>
◆学会情報