目次
- 【第I部】コミュニケーションとその障害
第1章 認知コミュニケーション障害の概要
1 はじめに:認知コミュニケーション障害とは
2 定義
3 区別すべき障害
1)先天性・発達性の障害
2)機能性の疾患
3)失語症
4)認知症
5)コミュニケーションスタイルにおける個人差
4 症状と原因疾患など
1)主な症状
2)病識またはメタ認知の障害
3)原因疾患と類型
4)有症率
5 障害のメカニズム
1)認知機能とコミュニケーション:総論
2)認知機能とコミュニケーション:各論
6 日常生活への影響
7 まとめ
第2章 コミュニケーションと脳損傷
1 はじめに
2 コミュニケーションとは
1)意味の共有
2)コミュニケーションのチャネル
3 コミュニケーションのプロセスモデル
1)概要
2)コンテキスト
4 語用論とGrice の理論
1)語用論
2)Grice の理論
5 まとめ
[コラム]対人コミュニケーション
【第II部】認知コミュニケーション障害と疾患
第3章 認知コミュニケーション障害を伴う症候群
1 はじめに
2 語用論的な要因と高次脳機能障害の関係
1)語用論的な理解
2)語用論的な発話(語の運用能力)
3)プロソディ
4)注意機能・ワーキングメモリ・情報処理速度
5)記憶機能
3 症候群別の認知コミュニケーション障害の特徴
1)右半球損傷
2)前頭葉損傷
3)外傷性脳損傷・びまん性軸索損傷
4)小脳性認知情動症候群
5)脳炎
6)低酸素脳症
7)認知症
4 最後に
第4章 認知コミュニケーション障害の原因疾患
1 認知コミュニケーション障害の原因疾患
1)概要
2)後天性脳損傷の疾患の特徴
3)損傷や回復の程度を修飾する因子
2 個別の疾患
1)脳血管障害(脳卒中)
2)外傷性脳損傷
3)脳腫瘍
4)脳炎
5)低酸素脳症
3 脳損傷部位と認知機能障害の関係
4 神経変性疾患
1)概要
2)神経変性疾患の症状
5 まとめ
[コラム]言語の語用論
【第III部】認知コミュニケーション障害の評価
第5章 検査式評価法
1 はじめに
2 欧米の検査式評価法
1)感情表現
2)比喩・ことわざ・慣用句
3)皮肉
4)間違い・嘘
5)ユーモア
6)推論
3 日本における検査方法の提案
1)感情表現
2)比喩と皮肉
3)ユーモア
4)推論
4 評価の実例
5 まとめ
第6章 観察式評価法
1 はじめに
1)評価を行う際の基本的な注意(1)
2)評価を行う際の基本的な注意(2)
3)結束性と一貫性
2 欧米における評価尺度
1)ラ・トローブコミュニケーション質問票(LCQ)
2)セントアンドリュース・スウォンジー神経行動評価尺度(SASNOS)
3)語用論的プロトコール
4)その他の評価尺度
3 日本語版がある評価尺度
1)Pragmatic Rating Scale(日本語版PRS)
2)後天性脳損傷のための認知コミュニケーションチェックリスト(CCCABI日本語版)
4 評価の実例
5 病識またはメタ認知の評価
1)評価の方法論
2)評価における注意点
3)主な評価尺度
6 まとめ
第7章 会話分析
1 会話分析とは
1)会話分析の問題意識
2)修復
2 会話分析の観点に基づく評価法
1)会話分析の応用
2)臨床場面における会話分析の意義
3)CAPPCI
3 分析例
1)職員による質問
2)認知症がある人の反応
3)職員の反応
4 まとめ
【第IV部】認知コミュニケーション障害の訓練
第8章 治療的介入1:認知機能障害の訓練
1 はじめに-コミュニケーションと認知機能との関係-
2 認知コミュニケーション障害の背景にある認知機能障害と訓練法、コミュニケーション活動に与える効果
3 注意障害
1)注意障害とコミュニケーション障害
2)注意障害の訓練
3)注意障害に対する訓練がコミュニケーション活動に与える効果
4 記憶障害
1)記憶障害とコミュニケーション障害
2)記憶障害の訓練
3)記憶障害に対する訓練がコミュニケーション活動に与える効果
5 遂行機能障害
1)遂行機能障害とコミュニケーション障害
2)遂行機能障害の訓練
3)遂行機能障害に対する訓練がコミュニケーション活動に与える効果
6 注意障害、記憶障害、遂行機能障害による言語様式ごとのコミュニケーション障害特性
7 まとめ-認知コミュニケーション障害における注意、記憶、遂行機能へのアプローチと
有効なコミュニケーション活動に向けて-
第9章 治療的介入2:コミュニケーション障害の訓練
1 訓練法総論
1)メタ認知
2)訓練における共通技法
2 訓練法各論
1)言語表出の訓練
2)言語理解の訓練
3)プロソディの訓練
4)社会的コミュニケーションの訓練
3 メタ認知(病識)の訓練
4 まとめ
第10章 環境的介入:活動制限・参加制約へのアプローチ
1 認知コミュニケーション障害による活動制限・参加制約とは
1)ICF による活動制限・参加制約
2)認知コミュニケーション障害による活動制限・参加制約
3)認知コミュニケーション障害が就労に及ぼす影響
2 環境的介入とは
1)環境的介入の種類
2)認知コミュニケーション障害に対する環境的介入
3 人的環境への介入の実際
1)リハビリテーションに関わるスタッフに望まれる言動・態度
2)周囲の人々への介入例
3)家族などの身近な人たちへの介入
4 就労支援における環境的介入
1)就労支援における環境的介入の実際
2)メタ認知を促す環境-より効果のある環境的介入のために-
5 まとめ
第11章 事例
事例1:右半球損傷の事例
事例2:前頭葉損傷の事例
事例3:びまん性脳損傷(外傷性脳損傷)の事例
事例4:小脳性認知情動症候群の事例
【第V部】認知症のコミュニケーション障害
第12章 認知症のコミュニケーション障害の評価と支援
1 認知症の定義と分類
2 コミュニケーション症状
1)アルツハイマー型認知症(AD)
2)前頭側頭型認知症(FTD)
3)原発性進行性失語
3 評価
1)考え方の基本
2)具体的な評価方法
4 支援
1)考え方の基本
2)本人に対する支援
3)環境調整
4)家族への支援
5 まとめ
資料編 訓練に利用できる教材と使用法
索引
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