目次
- ◆第29回腸内細菌学会学術集会開催
市民公開講座◉腸活と健康
「健康寿命を延伸する最高の腸活」
・腸内細菌の概念が普及し、腸活などの言葉も浸透
・女性に多い便秘は食生活の乱れやストレスが大きな原因
・腸の問題は肌にも影響
・下痢は男性に多発
・食物繊維の摂取が健全な便をもたらす
・腸内細菌は疾患の発症や寿命にも関連
・腸内細菌は生活習慣や年齢・性別によって異なる特徴を示す
・『腸年齢チェックシート』で腸の状態を確認
・野菜や乳製品の摂取を増やし、睡眠時間の確保が重要
・腸年齢は肌の悩みや認知機能の衰えとも関連
・肉類の過剰摂取で発がんに関連する腸内細菌が増加
・ビフィズス菌・酪酸産生菌・乳酸産生菌と食物繊維で「よい便」をデザイン
・大便の状態を確認すれば、健康状態を把握できる
「質疑応答」
「健康寿命を延伸する最高の腸活」
・腸内細菌は多量の短鎖脂肪酸を産生する
・短鎖脂肪酸は腸内細菌による「発酵性食物繊維」の分解により産生される
・栄養素はエネルギー源以外の作用も持つ
・脂肪酸によるインスリン分泌促進が血糖値上昇を抑制
・栄養素は受容体に認識され、生理活性物質として機能
・脂肪酸の生理活性は腸内細菌が関連
・肥満に関連する腸内細菌も存在
・短鎖脂肪酸は腸管内だけでなく全身の臓器に作用
・短鎖脂肪酸の肥満抑制効果
・食物繊維は大腸で短鎖脂肪酸を増やし、肥満を抑える
・母体の腸内細菌は子どもの成長にも影響しうる
・大腸での短鎖脂肪酸産生は「食物繊維の種類×腸内細菌」で決まる
・ストレプトコッカス・サリバリウスはEPS産生を介して肥満を抑制しうる
・漬物に多いロイコノストック・メセンテロイデスも肥満抑制
「質疑応答」
◆REPORT 第70回日本透析医学会学術集会・総会 開催
学会・委員会企画9「学術委員会(栄養問題検討ワーキンググループ)企画」
「透析患者の食事療法の現状」
・高齢透析患者の低栄養は予後が悪化
・各種ガイドラインの推奨を食事指導に活かすためのエビデンス構築が必要
・長期透析患者の栄養摂取量は概ねガイドラインの推奨を満たす
・高齢透析患者のたんぱく質摂取の議論が必要
・SUDACHI-STUDYの結果をもとにした透析患者の栄養指導確立に期待
「質疑応答」
「SUDACHI-STUDYの概要・研究デザイン」
・低栄養の透析患者は筋肉量が少なく、予後不良
・透析患者に対する新たな食事療法基準が必要
・透析患者における生活習慣病全体の発症予防を目指し、目安量を提示
・目安量を検討するためのコホート研究を開始
・透析患者におけるビタミンB6測定は困難
・低栄養の透析患者に対する介入を検討する上でもSUDACHI-STUDYの結果が注目される
「質疑応答」
「SUDACHI-STUDYでの食事調査に関する実施状況報告」
・SUDACHI-STUDYではFFQと食事記録調査で食事内容を把握
・対象の81%で栄養指導を実施
・透析患者の栄養摂取量に関する既報も併せて透析患者に必要な栄養摂取量を検討
・自己申告の誤差を考慮した検討が必要
・栄養摂取量は『日本食品標準成分表(八訂)』で算出
・解析はベースラインのデータから実施
「質疑応答」
「管理栄養士からみたSUDACHI-STUDYへの期待」
・高齢者が増えた現在の透析患者におけるたんぱく質摂取量把握に期待
・SUDACHI-STUDYのデータから食事・栄養問題に関する様々な解析が進展
・SUDACHI-STUDYの結果を現場で活用するための議論も必要
・適切な食塩摂取量、カリウム摂取量の検討も期待される
・SUDACHI-STUDYの結果をもとに生活の楽しみとなる食事提案を行いたい
「質疑応答」
◆REPORT 第13回日本腎栄養代謝研究会学術集会・総会開催
イブニングセミナー「便通管理の重要性」
・加齢に伴い便秘が増加
・便秘は生命予後悪化と関連
・腸内細菌叢の乱れを介して生命予後に影響
・便秘治療は食物繊維摂取を中心とした生活習慣改善と食事療法から開始
・下剤投与は全死亡リスク上昇と関連
・便秘治療では腸内細菌叢の改善が必要
・「ビオスリーⓇ」はプロバイオティクスに加え、シンバイオティクス、ポストバイオティクスとしても作用
・CKD患者では腎機能低下とともに便秘も悪化
・腎機能低下と血清インドキシル硫酸濃度が相関
・血清カリウム値をコントロールしながら食物繊維摂取を増やすことが重要
・耐性乳酸菌製剤や食物繊維投与で血中インドキシル硫酸濃度が低下
・シンバイオティクスやポストバイオティクスを活用した便通コントロールが必要
◆学会情報