右翼ポピュリズムのディスコース【第2版】

出版社: 明石書店
著者:
発行日: 2023-01-21
分野: その他  >  哲学・社会
ISBN: 9784750355153
電子書籍版: 2023-01-21 (初版第1刷)
電子書籍
章別単位での購入はできません
ブラウザ、アプリ閲覧

3,960 円(税込)

商品紹介

ナショナリズム、外国人排斥、人種差別、性差別、反ユダヤ主義、イスラム嫌悪など、極右ポピュリストが煽動する政治的言説やレトリックを体系的かつ批判的に分析することで、右翼勢力が台頭するメカニズムを明らかにし、それに対して何ができるかを問いかける。

目次

  • 表紙
  • 日本語版への序論
  • 目次
  • 図・画像・表一覧
  • 凡例
  • 序文
  • 謝辞
  • 第1章 ポピュリズムと政治 - 規範やタブーを破る
  • 1.1 相反する展開 - 新しい恐怖と新しい希望
  • 1.2 右翼ポピュリズムのミクロ政治を分析する
  • 極右ポピュリズム - 形式と内容
  • 極右ポピュリズム - 「人民」を定義してスケープゴートを生みだす
  • 1.3 恐怖を生みだす - 排除の政治に正統性を与える
  • 1.4 「なんでもありだ ! 」 - 挑発やスキャンダル化、シンボルの政治を通してアジェンダを設定する
  • エピソード1 否定の政治 - 「ダビデの星はない」
  • 極右ポピュリズムの永久運動
  • 1.5 「恐怖をあおる政治」を構築する
  • 第2章 理論と定義 - アイデンティティの政治
  • 2.1 態度を示す ?
  • 極右ポピュリズム - 簡潔な定義に向けて
  • 2.2 ポピュリズムとファシズム
  • 左翼ポピュリズム
  • 2.3 19世紀と20世紀のポピュリズム - 歴史的発展と国家による違い
  • 2.4 極右ポピュリズムの興隆 - コンテクスト、要因、説明
  • 極右ポピュリズム - 危機と失業者の増大
  • 権威主義、人種化、文化的亀裂
  • 感情の政治 - 怒り、ルサンチマン、恥
  • エピソード2 全体主義の経験 - 過去と向き合う
  • 常態化する極右ポピュリズム
  • 第3章 国境と国民を守る - 排除の政治
  • 3.1 ディスコース、ジャンル、極右ポピュリズムのアジェンダ
  • 「二重思考」、左翼ポピュリズムと極右ポピュリズム
  • 3.2 ディスコース・ストラテジーと排除の論法
  • ディスコースの歴史的アプローチ
  • 論証スキーム、トポス、誤謬
  • 3.3 安全保障に訴える - 排除の正当化
  • EU懐疑主義、9. 11、移民
  • エピソード3 ヘールト・ウィルデルスとヨーロッパにおける「ユダヤ・キリスト教の伝統」
  • 3.4 人種主義の否定 - 免責表現、否定、正当化のストラテジー
  • エピソード4 イェルク・ハイダーと過去を利用する政治 - 計算された両義性
  • 3.5 両義的な謝罪
  • エピソード5 オーストリアにおける若年難民 - 被害者と加害者の反転
  • 3.6 「政治的な正しさ」に異を唱える - 「マナー違反」
  • 3.7 小括 - 恐怖をあおるミクロ政治
  • 第4章 言語とアイデンティティ - ナショナリズムの政治
  • 4.1 ナショナリズムの ( 再 ) 創出
  • ナショナリズム、身体の政治と境界の政治
  • 4.2 国境、家族 / 身体、国家を守る
  • エピソード6 スイスにおける境界の政治 - 排除の視覚的レトリックの再コンテクスト化
  • エピソード7 排除のレトリック - 「不法移民は出ていけ」
  • 4.3 壁を建設する - 排除の再記号化
  • 4.4 都市における排除の実践を提案する
  • エピソード8 壁をめぐる言葉
  • 4.5 「母語」と市民権 - 排除の文化化
  • エピソード9 「母語」と「ドイツ語オンリー政策」の常態化
  • 第5章 反ユダヤ主義 - 否定の政治
  • 5.1 「永遠のスケープゴート」としてのユダヤ人
  • フェイスブック事件を再び検討する
  • 警戒派と否定派 - 二次的反ユダヤ主義現象
  • 敵対者像を作りあげる - 反ソロス主義
  • 5.2 反ユダヤ主義のレトリックを定義する - 「困った時のユダヤ人」のストラテジー
  • 混交的反ユダヤ主義
  • いくつかの反ユダヤ主義的ステレオタイプ
  • 批判と否定のストラテジー
  • 5.3 ホロコーストの否定、ヘイト煽動、そして言論の自由
  • ホロコーストの否定を定義する
  • ホロコーストの否定 - オーストリアの事例
  • エピソード10 「ローゼンクランツ事件」
  • エピソード11 反ユダヤ主義と被害者と加害者の反転
  • 5.4 小括 - 挑発のストラテジー
  • 第6章 パフォーマンスとメディア - カリスマの政治
  • 6.1 政治の「ニューフェイス」 - 「新しいボトルに古いワイン」 ?
  • 重要な用語を定義する - 表舞台、舞台裏、ハビトゥス
  • 神経言語プログラミング、プロパガンダ、反復
  • 極右ポピュリズムのアジェンダを遂行する - 真正性とカリスマ性
  • 6.2 メディア、商品化、ブランド化
  • エピソード12 HCシュトラッヘの栄枯盛衰 - 多元的アイデンティティ : 「どんなときにも頼りになる男」
  • オーストリア自由党のアジェンダを遂行する - 排除のレトリック
  • シュトラッヘの失脚
  • 第7章 ジェンダーと身体の政治 - 家父長制の政治
  • 7.1 矛盾した現象、傾向といくつかの知見
  • プラスチックの女性と段ボールの男性
  • 交差性と「権威主義的パーソナリティ」
  • 極右ポピュリズムを支持する有権者のジェンダー格差
  • 反ジェンダー主義と「無知の傲慢」
  • エピソード13 スカーフとブルカ - 身体の政治と外部の敵
  • オーストリアにおける「スカーフ」をめぐる論争
  • 7.2 アメリカにおける妊娠中絶をめぐる論争 - 反プロ・チョイス運動、「ロー対ウェイド裁判」とその結末
  • エピソード14 女性の権利を議論する男性たち - 妊娠中絶を例に
  • 7.3 補遺
  • 第8章 「非リベラル民主主義」と新権威主義 - 極右ポピュリズムの恥知らずな常態化
  • 8.1 リベラリズムと民主主義の葛藤 ?
  • 伝統的な民主主義の慣習に従わないこと - 対話や熟議の拒否
  • 8.2 私たちが語っているのはなにか ?
  • 非リベラル民主主義
  • ( 新 ) 権威主義
  • 8.3 オルバーン・ヴィクトルの非リベラル民主主義
  • 「非リベラル民主主義」を作りあげる
  • 反ソロス主義の常態化
  • エピソード15 表舞台のオルバーン・ヴィクトル
  • 8.4 非リベラリズムの常態化 - その長期的な影響
  • 第9章 極右ポピュリズムの主流化
  • 9.1 いわゆる「新しい常態」
  • ( 再 ) 国民化の流れ
  • 9.2 排外主義的な身体の政治 - 東欧と西欧
  • 9.3 恐怖をあおる政治
  • 9.4 罠に陥るか、陥らないか
  • ゴルディアスの結び目を断つ - 新たな選択肢となる枠組みの設定
  • 巻末情報 ヨーロッパの極右ポピュリズム政党一覧
  • 1 アイルランド 国民党
  • 2 イギリス 英国独立党 ( UKIP )
  • 3 イギリス ブレグジット党
  • 4 イタリア 同盟 / 北部同盟
  • 5 イタリア フォルツァ・ヌオーヴァ
  • 6 ウクライナ 全ウクライナ連合「スヴォボダ ( 自由 ) 」
  • 7 エストニア エストニア保守人民党 ( EKRE )
  • 8 オーストリア オーストリア自由党 ( FPO )
  • 9 オランダ 自由党 ( PVV )
  • 10 オランダ 民主主義フォーラム ( FvD )
  • 11 キプロス 国家人民戦線 ( ELAM )
  • 12 ギリシア 黄金の夜明け
  • 13 ギリシア ギリシアの解決策
  • 14 ギリシア 国民正統派運動 ( L. A. O. S. )
  • 15 スイス スイス国民党 ( SVP )
  • 16 スウェーデン スウェーデン民主党 ( SD )
  • 17 スペイン ボックス
  • 18 スロバキア 人民党 = 私たちのスロバキア ( L' SNS )
  • 19 セルビア セルビア急進党 ( CPC )
  • 20 チェコ共和国 自由と直接民主主義 ( SPD )
  • 21 デンマーク デンマーク人民党 ( DPP )
  • 22 ドイツ ドイツ国家民主党 ( NPD )
  • 23 ドイツ ドイツのための選択肢 ( AfD )
  • 24 ノルウェー 進歩党
  • 25 ハンガリー フィデス = ハンガリー市民同盟
  • 26 ハンガリー ヨッビク
  • 27 フィンランド 真のフィンランド人 / フィンランド人党
  • 28 フランス 国民連合 ( RN )
  • 29 ベルギー 新フラームス同盟 ( N - VA )
  • 30 ベルギー フラームス・ベランフ ( VB )
  • 31 ポーランド 国民運動
  • 32 ポーランド 法と正義 ( PiS )
  • 33 ポルトガル 国家刷新党
  • 34 マルタ マルタ愛国運動 ( MPM )
  • 35 ラトビア 国民連合
  • 36 ルーマニア 大ルーマニア党 ( PRM )
  • 37 ロシア エル・デー・ペー・エル ( 自由民主党 ) ( LDPR )
  • 社会運動
  • アイデンティタリアン運動
  • 西洋のイスラム化に反対する欧州愛国者 ( ペギーダ )
  • パウンドの家
  • ノウワ・ドリャプタ ( 新右翼 ) ( ルーマニアとモルドバ )
  • 参考文献・資料
  • 訳者あとがき
  • 索引
  • 著者・訳者紹介
  • 奥付

最近チェックした商品履歴

Loading...