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5万枚のカルテを見た看護師が語る 不可解なエビデンスに学ぶスキルとしての怪異 加速する世界と医療の個性化をつなぐ病院怪談

出版社: ライフサイエンス出版
著者:
発行日: 2026-06-11
分野: その他  >  一般
ISBN: 9784897755175
ISSN: 21882193
電子書籍版: 2026-06-11 (第1刷)
電子書籍
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1,760 円(税込)

商品紹介

本書は、怪談で語られることの多い幻聴、幻視、幻蝕、幻臭といったテーマを、解剖学を根拠に検証しながら、エビデンスでは語り切れない「医療現場で本当に起きたこと」「死のタイミング」「死ぬ瞬間」「命の選別」などのエピソードを語る。また、著者の看護師としての実体験や患者とのエピソードを参考に、患者や医療者が抱える矛盾や弱さを基盤にした「後悔しない最期」についても模索する。さらに、AIによる社会の加速化やパンデミックや世界的な紛争などの不確実性に直面する私たちが、人間としての「弱さ」を抱えながらも、「エビデンスに基づく怪異」を活用し、しなやかに生きのびるスキルを提示する。精神科医・ラッパー・怪談師であるDr.マキダシ氏との対談「怪談師の精神科医ラッパーと看護師が語る 世界に舞い戻るための怪談とHIPHOP」も収録。

目次

  • 表紙
  • 目次
  • はじめに
  • 広い川
  • プロローグ - 「怪異」にエビデンスは通用するか -
  • 顔と手だけの子供
  • 第1章 解剖生理と不可解なエビデンス
  • 1. 幻聴 - 死者の声 -
  • 幻聴とは何か
  • ストレスによる身心への影響
  • 怪異で紐解く幻聴 遺品
  • トピック1. ラップ音
  • 2. 幻視 - 幽霊 -
  • 視覚の解剖生理
  • 幻視とは何か
  • 怪異で紐解く幻視 黒猫
  • トピック2. 心霊スポット
  • 3. 幻触 - 金縛り -
  • 幻触とは何か
  • 怪異で紐解く幻触 お札
  • トピック3. 金縛り
  • 4. 幻臭 - 守護霊 -
  • 幻臭とは何か
  • 怪異で紐解く幻臭 空の上から
  • コラム1. 心の影 - メンタルと心霊現象 -
  • 第2章 エビデンスでは証明できない医療現場で本当に起きたこと
  • 1. ナースコール - 電波がもたらす不可解なエビデンス -
  • 非常アラーム
  • 2. 錠剤 - 物質がもたらす不可解なエビデンス -
  • 睡眠剤
  • 3. 霊安室 - 場所がもたらす不可解なエビデンス -
  • 会社の同僚
  • 4. 家 - 訪問看護・介護がもたらす不可解なエビデンス -
  • うぐいす色のスーツ
  • コラム2. 患者さんと医療者の関係
  • 第3章 死を取り巻く不可解なエビデンス
  • 1. 死とは何か
  • 法的・医学的な死の定義
  • 2. 怪異から見た死のメタファー - 死神 -
  • 3. 死の兆候
  • 二人の子供
  • 4. 死者が増える時期
  • お盆とは ?
  • お盆の事例
  • 廊下の人だかり
  • 病棟を渡る船
  • 命の終わりを見てきた山
  • コラム3. 海外における死と怪異の物語
  • 第4章 死ぬ瞬間の不可解なエビデンス
  • 1. 不可解なエビデンス - 死のタイミング -
  • 誰かが見送ってくれているような
  • 死を超えた瞬間
  • その瞬間を待っていたかのように
  • あなたがいればいい
  • 死が日常に入り込む瞬間
  • 2. 不可解なエビデンス - 死ぬ準備 -
  • 8時に先生が来るんだよ
  • 祖父の影
  • 半袖・半ズボンの男の子
  • 「死の準備」は生き方を見つめ直すこと
  • 3. 不可解なエビデンス - 突然死 -
  • おかっぱ
  • 献花
  • 想いによってつながれる命
  • コラム4. 死とお金
  • 第5章 エビデンスを超えた命の選択
  • 1. エビデンスを超えた地獄のパンデミック
  • 疫病と祟り
  • コロナがもたらしたもの
  • エビデンスが追いつかないコロナ後遺症
  • 見えない後遺症
  • 家族の決断
  • 祖父から孫へ託された命のバトン
  • 15分の面会
  • 2. 日常的に起こっている命の選択
  • 無邪気な笑顔
  • 同時に来た救急患者
  • 行こう
  • 想いが交差した輸血
  • 二つの選択肢
  • 3. 尊厳を守る知恵 - アドバンス・ケア・プランニング -
  • コラム5. 私が小児病棟を避ける理由
  • 第6章 対談 : 怪談師の精神科医ラッパーと看護師が語る 世界に舞い戻るための怪談とHIPHOP
  • ハードコア医者家系
  • エビデンスと怪異の線引き
  • 医者と看護師のエビデンスと怪異のとらえ方
  • 余命のエビデンス
  • AIが心を癒す
  • 直感の時代に噛み応えを
  • 想いを伝えるために世界に舞い戻る
  • コラム6. 変わりゆく最期の迎え方
  • 第7章 弱さを基盤としたエビデンスの向こう側
  • 1. 人として大切な何かをなくした
  • 友人の死
  • 2. 「慣れ」は諸刃の剣 - 命のそばで働くということ -
  • 命の重さ
  • 3. エビデンスの慣習化と想像力
  • 夜勤のICU
  • 迷いの先に
  • 4. 弱さが紡ぐエビデンス
  • 弱さが信頼をつくる
  • 5. 後悔のない最期を迎えるために医療を「個性化」する
  • コラム7. 加速する医療とAI
  • 第8章 怪異の効用 - 不確実性を乗りこなす -
  • 1. 論破の時代に「ゆるすこと」
  • 最期にゆるせるか
  • 2. 不確実性を保留する勇気 - ネガティブ・ケイパビリティ -
  • 3. 怪異の効用
  • 4. やさしい作法
  • おわりに - 人間としての条件 -
  • 参考文献
  • 奥付

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