危ない精神分析 マインドハッカーたちの詐術
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目次
- 危ない精神分析 マインドハッカーたちの詐術
―目次―
はじめに 記憶回復療法の犯罪性
序章 聖書、または偽書
本当に「トラウマ」で記憶が消えるのか?
第1章 社会的事件となった「記憶回復療法」
1 先進国を席巻した記憶回復療法
2 隠された記憶を回復させるプロセス
3 吹き荒れた”父親狩り”の嵐
第2章 記憶戦争
1 批判者たちの登場
2 記憶戦争の争点を検証する
3 偽りの記憶を植え付けるのはたやすい
4 リトラクター(撤回者)たちの告白
第3章 裁かれるセラピストたち
1 記憶回復療法を断罪する学会・司法
2 ハーマンとロフタス女史の最後の戦い
3 告訴される大家たち
4 記憶戦争終結宣言
第4章 記憶回復療法とは何だったのか
1 「犯人探し」の誘惑
2 その実証性の有を検証する
3 グループセラピーの問題点
第5章 精神分析批判
1 フロイト理論3度目の崩壊
2 精神分析もマインド・ハッキングなのか
3 原因探しをしない心の解決法
第6章 危ないPTSD概念の拡大
1 「神経症」概念の復活
2 PTSD誤診の恐怖
3 「心の問題」に注目しすぎる現代人
第7章 心理学書を片手に親にたかる子供たち
1 日本で精神分析が受容された理由
2 なぜ日本では父親狩りが起こらなかったか
3 母親狩り