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Chapter7 外来がん化学療法におけるG-CSF製剤投与のタイミンク
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1 がん化学療法時の長期的な各血球数の推移
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患者の各血球数の変動傾向から骨髄予備能力を予測する
P.122
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1. がん化学療法と血球数の長期的変動の関係
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2. 抗がん剤投与後の好中球数の増減傾向
P.122
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2 抗がん剤投与直後の短期的な各血球数の推移
P.126
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各血球数の推移からG-CSF製剤投与のタイミングをはかる
P.126
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1. 新しくがん化学療法を開始する場合は,抗がん剤が各種血液細胞に与える傷害の程度を個別化して把握することが重要である
P.126
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2. 抗がん剤投与後の短期的な血球数の変動
P.126
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3. 入院と外来でのがん化学療法におけるG-CSF製剤投与の基準は,必ずしも同じではない
P.126
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3 G-CSF製剤投与のタイミング決定における好中球数の意義
P.128
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末梢血の好中球絶対数ではなく,好中球系前駆細胞数の動態を予測することが重要である
P.128
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1. 末梢血における白血球数と好中球数の推移を予測する
P.128
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2. 好中球系前駆細胞の増減傾向からG-CSF製剤投与の必要性をみきわめる
P.128
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4 G-CSF製剤を投与しても好中球数が増加しないことがある
P.130
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重症好中球減少症のときは,G-CSF製剤投与を行なっても好中球数は増加することなく減少する
P.130
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1. G-CSF製剤投与後も好中球が増加しない場合もあるということを忘れてはいけない
P.130
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2. G-CSF製剤投与後に好中球が増加しない場合にはどうすればよいか?
P.130
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5 抗がん剤とG-CSF製剤の同日投与は避ける
P.132
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抗がん剤とG-CSF製剤の同日投与は行なってはならない
P.132
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1. 抗がん剤とG-CSF製剤の同日投与の影響
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2. 抗がん剤とG-CSF製剤が同日投与された場合の対処法
P.132
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3. 抗がん剤とG-CSF製剤が同日投与された症例の血液所見の推移
P.132
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6 網状赤血球数からG-CSF製剤投与のタイミングを判断する
P.136
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網状赤血球数は,潜在的造血能力の早期判断において好中球数よりも重要になることが多い
P.136
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1. 網状赤血球比(‰)測定の重要性
P.136
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2. 網状赤血球比(‰)による骨髄機能抑制の予測とG-CSF製剤投与の判断
P.136
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3. 網状赤血球数が骨髄機能抑制の指標となる理由
P.137
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7 単球数からG-CSF製剤投与のタイミングを判断する
P.138
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単球数は,潜在的好中球系予備細胞能の重要な指標になる
P.138
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1. 単球数測定の重要性
P.138
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2. がん化学療法時の単球数の臨床的意義
P.138
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3. 単球数から判断するG-CSF製剤投与のタイミング
P.139
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8 抗がん剤投与後の好中球数と血小板数の動向を予測しながら治療する
P.142
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血小板は好中球より減少が遅く,回復も遅れる. 次回治療までに必ず一定値まで回復させる
P.142
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1. 血小板数測定の重要性
P.142
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2. 血小板減少に伴う危険
P.142
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3. 血小板輸血の危険性
P.142
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4. 重症血小板減少への対応
P.143
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9 抗がん剤治療中に致死的副作用を発症した患者は,必ず再評価するべきである
P.144
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抗がん剤治療に伴う致死的な骨髄機能抑制は投与数日後から出現するので,早期に対応すれば最悪の事態は回避できる
P.144
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10 抗がん剤投与直後に重症汎血球減少症となった1例より
P.146
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抗がん剤の種類に応じて,抗がん剤投与前の血液検査所見を評価しなければならない
P.146
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1. 治療法の背景
P.146
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2. 血液検査所見の読み方
P.146
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3. 血小板数の評価
P.148
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4. 再評価
P.148
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11 重症汎血球減少症であることを確認せずに大量抗がん剤が投与された1例より
P.152
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抗がん剤投与直前の血液検査所見は必ず確認しておかなければならない
P.152
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1. 症例の概略
P.152
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2. 再評価
P.152
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12 まとめ:外来がん化学療法に伴う重篤な骨髄機能抑制の予防と対処法
P.156
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病態を把握し,厳重に監視しつつ,致死的副作用に対して一つずつ対処して,自己回復を待つ
P.156
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1. 外来がん化学療法中に患者を重篤な骨髄機能抑制状態にさせないための注意事項
P.156
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2. 外来がん化学療法中に患者が重篤な骨髄機能抑制状態に陥ってしまったときの対処法
P.157
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13 あとがきにかえて:テーラーメードがん化学療法とテーラーメードG-CSF療法
P.160
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適切なG-CSF製剤投与は,がん患者の生存率向上に貢献できる
P.160