臨床感染症ブックレット 4 抗菌薬の止めどきと変えどきを考える

出版社: 文光堂
著者:
発行日: 2011-04-11
分野: 臨床医学:内科  >  感染症/AIDS
ISBN: 9784830620539
シリーズ: 臨床感染症ブックレット
書籍・雑誌
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4,180 円(税込)

商品紹介

4巻では,抗菌薬の「止めどき」と「変えどき」をどう見極めるかという,臨床で一番難しい命題に正面から切り込み,具体的なskillとtipsを収載。代表的な感染症(感染臓器)ごとに「抗菌薬治療の効果は何をみて判断すればよいのか?」「いつまで治療すればよいか?いつ止めるのか?」「どうも効いていないとき,何を考え,どう変えるのか?」「治療が上手くいっているとき,de-escalationはどうするのか?」,これらのポイントを余すところなく凝縮している。

目次

  • 臨床感染症ブックレット 4 抗菌薬のやめどきと変えどきを考える

    ―目次―

    <オーバービュー>
      1,抗菌薬の止めどきと換えどきを考える
      2.企画にあたって

    <セミナー>
     ?.抗菌薬の止めどき、換えどきの基本的な考え方
      1.抗菌薬の止めどき、換えどきオーバービュー
      2.抗菌薬の投与期間の考え方―基本と応用
      3.抗菌薬の治療効果判定のためのパラメータ
     II.臓器特異的なパラメータを活用して
         治療効果と治療期間を見極める
      1.肺炎の治療効果判定のためのパラメータ
      2.市中肺炎の治療期間
      3.院内肺炎(HAP)の治療期間
      4.腎盂腎炎の治療効果判定と治療期間
      5.髄膜炎の治療効果判定と治療期間(一般的な経過について)
      6.髄膜炎の治療効果判定と治療期間(治療に難渋するとき)
      7.骨髄炎の治療効果判定と治療期間
      8.感染性心内膜炎の治療効果判定と治療期間
      9.術後腹膜炎の治療効果判定と治療期間
      10.発熱性好中球減少症の治療効果判定と治療期間
      11.Invasive Pulmonary Aspergillosisの
         治療効果判定と治療期間
     III.抗菌薬の止めどき、換えどきをどう捉え,どう考えるか
      1.現在の抗菌薬が有効でも、抗菌薬を換えるべきか
      2.抗菌薬が無効と思われる場合(総論)
      3.抗菌薬そのものが原因で、治療が奏効しないと
         考えられる場合(PKの問題)
      4.抗菌薬と微生物との関係の問題で、
        治療が奏効しないと考えられる場合(PDの問題)

    <ミニレクチャー> 
     1.Procalcitonin-directed therapyによる治療期間短縮の試み
     2.Suppressive therapyについて教えてください
     3.発熱時の血液培養・中心静脈カテ先培養ともに翌日に陽性と
        なったが、臨床経過が落ち着いていて抗菌薬が中止されて
        いるとき、抗菌薬は再開するか?
     4.MRSA骨髄炎に対する日本における治療戦略
     5.心疾患とQT延長と抗菌薬
     6.チトクロームP450を介した抗菌薬の相互作用
     7.誘導耐性と治療の失敗−AmpCによる第3世代セフェムへの
        耐性化,MRSAのErythromycin-induced clindamycin
        resistance,肺炎と診断されてレスピラトリーキノロンを
        処方された肺結核の例など−
     8.難治性Clostridium difficile感染症に対する治療法

    <コンサルテーション> 
     1.肺炎球菌性と診断されて治療したが解熱しない患者の対応は?
     2.急性腎盂腎炎の高齢患者ではいつ抗菌薬を変更するのか
     3.骨髄炎の治療中止の見極めは?
     4.このままカルバペネムを使ってはいけない?
     5.カテーテル関連血流感染症が疑われ,
        血培でグラム陽性球菌が検出されたときの治療法は?

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