現代のエスプリ No.527 2011年6月号
出版社: |
ぎょうせい |
発行日: |
2011-06-01 |
分野: |
医学一般
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雑誌
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ISBN: |
9784324090275 |
雑誌名: |
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特集: |
発達障害とパーソナリティ障害 |
目次
- 現代のエスプリ No.527 2011年6月号
―目次―
特集 発達障害とパーソナリティ障害
●巻頭語録
パーソナリティ障害から発達障害へ、
発達障害からパーソナリティ障害へ―発想の導火線
●発達障害―最近の動向
・広汎性発達障害とパーソナリティ障害
―発達障害の概念と基本病理からみた臨床像の違い
・わが国での、AD/HDまで発達障害に含めてしまった選択の前途
・成人の発達障害外来でのパーソナリティ障害の見え方
●パーソナリティ障害―最近の動向
・パーソナリティ障害―ミロンからDSM―5への展開
・パーソナリティ障害の遺伝因と環境因
・パーソナリティ・パーソナリティ障害・発達障害・病前性格の
位置関係
●自閉性精神病質(アスペルガー)と子どものシゾイド(統合失調質)
・クレッチマーの先見
―自閉性精神病質と子どものスキゾイドの繋がり
・アスペルガーが没後の論文(1982)で強調した、子どもの自閉症
―アスペルガー型とカナー型との著しい差異
●症例検討(1)―凶悪少年事件の再検討
・「早期幼児脳症」を伴う「分裂病質」と診断された同級生殺人
被疑者への土居健郎・福島章・石川義博鑑定報告の概要
・症例の現時点での治療可能性を念頭に置いた診断について
・司法精神医学の臨床からみたパーソナリティ障害
●症例検討(2)―二者択一が困難な臨床でのニュアンス
・発達障害とパーソナリティ障害
―対人距離に映し出されたモラル
・アスペルガー症候群とスキゾイドパーソナリティ障害
―面接の感触
・アスペルガー症候群と自己愛性パーソナリティ障害
―セルフエスティームの案配
●インタビュー
児童精神科臨床における、
発達障害とパーソナリティ障害の近未来
―児童精神科医 村田豊久