DPP-4阻害薬

出版社: フジメディカル出版
著者:
発行日: 2011-12-10
分野: 臨床医学:内科  >  糖尿病
ISBN: 9784862700353
電子書籍版: 2011-12-10 (初版第1刷)
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商品紹介

現状の糖尿病治療が抱える課題と,インクレチン効果に着目したこれからの糖尿病治療への期待を,DPP-4阻害薬を中心に糖尿病研究の第一人者二人が討論。いまなぜインクレチン薬に期待が寄せられているのかが,この1冊でクリアに。

目次

  • DPP-4阻害薬

    ―目次―

    1.糖尿病人口の増加と日本人2型糖尿病の病態
     1)アジアにおける2型糖尿病の増加
     2)新しい臨床診断基準とその意義
     3)糖尿病の病態
     4)原因遺伝子の同定
     5)アディポネクチン仮説
    2.2型糖尿病に対する従来治療の課題
     1)2010ガイドライン以前
     2)インクレチン関連薬登場前の糖尿病治療:
       UKPDSで明らかになった課題
     3)UKPDS以降に明らかになってきたこと
     4)低血糖とそのリスク
     5)膵β細胞の保護と早期介入
     6)大血管症を抑制すること
     7)膵β細胞の機能を保護すること
    3.2型糖尿病におけるインクレチン効果不足
    4.DPP-4阻害薬による糖尿病治療の意義
     1)DPP-4とその活性阻害
     2)GLP-1の抗糖尿病作用
     3)インクレチン抵抗性: GIPとGLP-1
    5.DPP-4阻害薬の種類と特徴
    6.DPP-4阻害薬の多彩な作用
     1)インクレチンの膵外作用
     2)骨代謝作用
     3)体重増加抑制
    7.DPP-4阻害薬の効果
      ・長期投与における効果
      ・α-GIとの併用効果
      ・メトホルミンとの併用効果
      ・DPP-4阻害薬の効果のまとめ
    8.DPP-4阻害薬の副作用
    9.DPP-4阻害薬の大規模臨床試験:TECOS
    10.DPP-4阻害薬のポジショニング
    11.DPP-4阻害薬への期待
      ・J-DOIT3
      ・早期介入でこそ有用性発揮
      ・第52回日本糖尿病学会年次学術集会のメッセージ
      ・アクションプラン「DREAMS」

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